「注意:ネタバレあります。」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 Keiさんの映画レビュー(感想・評価)
注意:ネタバレあります。
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前作唐傘とほぼほぼ起承転結の流れが同じであるため、モノノ怪の種類が唐傘から火鼠に変わっただけ?のように感じてしまい、これといった新鮮味がなく個人的には正直期待外れであった。(それだけ唐傘を観た時の衝撃が凄かったということなのだが)。また本作のメインの人物であるフキが女性視点からみると性格が野心が強いだけのイヤな女であり、反対勢力は皆モノノ怪とともに一掃されてしまい、結局この人の一人勝ちというのも残念だった。イケメンキャラ好き女子としては、溝呂木祭司や天子様、神儀さんあたりももっとフューチャーして欲しかったです。神儀さんが、モノノ怪をぶった斬るアクションシーンは相変わらず格好良く、このシーンは何回も見たいです。あとは怖い女性達が沢山出て来て、リアルではあり、ホラーとしての人体発火の描写も凄かったけれど何回も観たいという感じではなかった。(個人的感想です。)前作よりも本来の大奥らしく女性同士のどろどろした感情が強めに描かれていたように思うが、そういうのが観たかったのでは無く、前作以上の音と映像のサイケデリックな高揚感に浸りたかっただけなので、もともと求めていたものが違かったのかも知れない。次作でとうとう井戸の底に封印されているモノの正体が明かされるのか、早く続きが観たいです。
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