「旧モノノ怪に近い感じ。分かりやすく、余計なものがない」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 のさんの映画レビュー(感想・評価)
旧モノノ怪に近い感じ。分かりやすく、余計なものがない
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前回は完全オリジナルという感じがあり、旧モノノ怪からモノノ怪を知った私からしては疑問を抱くことも多くありました。
旧モノノ怪は形真理がすっきりと解決していく感じだったのですが、唐傘はお水様と唐傘が混在しており、演出に力を入れすぎて逆に目が痛く、言いたいことが伝わりませんでした。また、キャラクターも整理されていない様子がありました。
しかし今回の火鼠は旧モノノ怪に近い感じがありました。旧モノノ怪のように分かりやすく、言いたいことも伝わります。それに演出が前回に比べ控えめで、目も痛くなりません。人物関係もハッキリしており、お水様が介入していないため、ひとつのモノノ怪に集中出来ました。火鼠の怨念も唐傘に比べ汲み取りやすかったです。共感も出来ました。
その分、気になったのは構図です。やはり旧モノノ怪のような神構図や目の痛くならない演出のインパクトは薄いように感じました。
ここまで面白くなったので、次の蛇神にも期待できます!!
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