「我慢、我慢、我慢、そして我慢…」レベル・リッジ KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
我慢、我慢、我慢、そして我慢…
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腐敗しきった警察、判事、そして街。この街に来てしまったばっかりに従兄弟は殺され、絶体絶命の大ピンチに。褐色肌に碧の瞳、いや蒼い瞳、終始無骨な表情で、本作で笑顔は一度あっただけと記憶するアーロン・ピエールに引き込まれる。彼を助けるアナソフィア・ロブは若い頃のウィノナ・ライダー、ジョディ・フォスターを彷彿させる。とにかく憎たらしいまでの署長ドン・ジョンソンを始めとした警察に虐げられ、虐げられ、見ている側はこれでもかと我慢を強いられる。早くこいつらを取っちめてくれと。しかし、見せかけの手打ちがあったりで、伸ばし伸ばしに。彼らの悪巧みの真相が複雑で分かりにくく、私にはここが残念だった。ラストは病院までの道のりで追跡から警護に変わったのは署長にこれ以上ついて行けないと我に返った女性警察官の他にも警察官がいたということなのか、州警察呼ばれたから諦めたのか。トランクからハードディスク引っこ抜くのはかなり緊迫感あったが、署長の今後とか、腐敗を完全に正すなど、かなり我慢しただけにもっとスッキリしたかった。最初から最後まで見応えあった
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