「オオムネウスシな青春」オオムタアツシの青春 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
オオムネウスシな青春
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ポスターを見たときは、陣内さんがオオムタアツシで老いらくの青春の話かと。笑
冒頭の怪我、事故ならいいけどいぢめっぽい言い方だし、命に関わるレベルだから知らせた方が…
しかしこれは以後一切触れられない。
序盤は亜美の洋菓子店開店を中心に進み、コミカルな会話も楽しい。
中盤からは男性ふたりの過去が見え始め、不穏な気配が、という流れ。
静男の元議員は映画としてはやや珍しいが、奥さんの病死でチープに振り戻ってやや残念。
司の方は少し厄介だけど、あの手の嫌がらせ程度なら動画撮って通報で済む気がする。
亜美の“地元の味”への話も、「個性を足す」と言いつつ何もなく、全体的にちょっと薄味。
日菜子の父についても、あれだけ?
最後、静男は入院してるだけで戻ってきたところで終わり、と思ってたので悪い意味で驚いた。
わざわざ教えてくれた半グレ君はビミョーに親切。
しかしあの段階から司が焼き鳥屋を切り盛りしてるのは、技能的にも権利的にも疑問。
糖尿病は意味ないし、格闘技も余計だったかな。
演技も悪くはないのだけど、特に突出したものまでは感じなかった。
陣内さんを佐賀出身にして博多弁を喋らせたのは謎。
日菜子役のコはかわいいし、子役に多くは求めないが、常に同じペースで話すのは気になった。
色々やったけど掘り下げが浅く、ご当地映画的な魅力も出てないので全方位に半端な印象。
雰囲気はよかったので、要素を絞って前半の空気で通してくれてたらなぁ。
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