「ん~なるほど~ そうだったのか…」オーダー R41さんの映画レビュー(感想・評価)
ん~なるほど~ そうだったのか…
実話ベースの作品
この作品に描かれた当時の思想
今の現状の悪さは「誰か」の所為と考えることで一致団結できる。
そもそも日本製品に対する不買運動が起きたのは1980年代のシカゴだった気がする。
この作品の時代背景と同じだ。
日本車を徹底して破壊し燃やすこの連中の集会行動は、やがて中国と韓国に飛び火したのではないかと思う。
マネしかできない連中の、下らないアメリカ人の行為を真似た低俗さには呆れてしまうが、その発祥だったアメリカの「誰か」が悪いという思想そのものはとても強固で恐ろしい。
誰かを敵になければ成り立たないのは、「トップガン・マーベリック」にも描かれている通り、そもそも彼ら白人種が潜在的に持っている「狂信的な信仰」があるんじゃないかと思えてしまうほどだ。
ターナー日記というテロの手引書
カルト協会から上院議員を出すという目的
アメリカのすべてを変えたい思い。
しかし、
彼らの嫌ったユダヤ人の思考はもっともっと上を行く。
ロビー活動による政治改革
「通貨発行権を我に与えよ そうすれば誰が大統領になってもかまわない」
その真似をする中国
彼らの真似文化は想像を超えてくる。
中国に対するネガティブな報道内容のすべてがアメリカの真似ではないのかとさえ思う。
彼らは同時にユダヤの真似もする。
ロビー活動
アメリカの共産化
オバマの政府官僚の90%を民主党員に置き換えたこと。
バイデンになってから、7000円だった喘息の吸引器が45000円に跳ね上がった。
それらを改革し始めたトランプ大統領
いま日本でも様々な情報が飛び交っている。
真実が何かは、もう自分で情報を取る時代に変わってしまっている。
当時のアメリカ 移民政策と移民蔑視
「我らの先祖が開拓した我らの土地は我らで守る」
しかし、ネイティブから最初に奪ったのはお前らだろうと思ってしまう。
そもそも最初から誰かと仲良くなろうなどとは一切考えないのだろう。
何かを奪われた過去に対する恨みだけは未来永劫持ち続けている。
カルテル マフィア カルト…
すべて似た思想が根源にありそうだ。
さて、
この物語に描かれている「狩り」にはどんな意味があるのだろうか?
白人至上主義団体
この「狩り」のシーンは、団体のメンバーが自分たちの信念を証明するために行った過激な行動を象徴しているのだろう。
メンバーが狩猟旅行を装って標的を森に誘い出し、そこで殺害するシーン
彼らの冷酷さや無慈悲さを強調し、観客に彼らの危険性を強く印象付ける役割があるのだろう。
主人公テリーもエルクに照準を合わせるが撃たない。
ここに彼らとの差、つまり冷酷無慈悲と警官との差を表現したのだろう。
彼は最後にボブを追い詰めたが射殺しなかった。
最後の狩りのシーンにも銃声は響かない。
暴力という意味で似たテロと警察
その差を強調したのだろう。
アメリカ人の持ち思想概念の根幹を垣間見たように思った。