劇場公開日 2025年2月21日

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ブルータリストのレビュー・感想・評価

全163件中、161~163件目を表示

5.0反アメリカン・ドリーム

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

単純

知的

ホロコーストから逃れ、アメリカで新生活を始めようとするハンガリー系ユダヤ⼈建築家のラースロー・トートの半生を、3時間35分というランニングタイム(15分のインターミッション含む)で描く。
無機質なコンクリートやレンガを剝き出しにした構造様式のブルータリズム建築。日本だと国立代々木競技場が有名だが、戦後間もないアメリカでは異質に見えたのだろうか。母国でブルータリズム建築家として名を馳せたラースローの設計はアメリカでは受け入れられず、それは彼がユダヤ人であるという事とイコールにされる。ユダヤ人は人類史において常に追いやられてきた。そんな彼の才能に目を付け、礼拝堂建築を依頼する実業家ハリソン。ユダヤ人に礼拝堂を作らせるという、まさにタイクーンな人物だが、実は彼こそがアメリカン・ドリームの体現者なのかもしれない。
インターミッションを経て後半に登場するラースローの妻エルジェーベト。10年近く離ればなれになっていた夫婦が再会し、普通なら歓喜に満ちあふれるはず、なのに…ここでも自由の国アメリカは受け入れてくれないのか。
本作が興味深いのは、物語構成が「序曲~第1章」「インターミッション」「第2章~エピローグ」と、創成期のハリウッド映画の方式に則っている点。創成期のハリウッド関係者は移民出身者が多く、それこそユダヤ人が多かったとされる。そんなアメリカン・ドリームを掴むのに最適な映画という華やかなコンテンツで、反アメリカン・ドリームを描いているのは意図したのだろうか。
とにかく久々に大スクリーンで重厚かつ壮大なドラマを観た気分。夫婦を演じたエイドリアン・ブロディとフェリシティ・ジョーンズはオスカーにノミネートされてもよさそう。

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regency

2.5妻が怖すぎる

2025年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

まず長い。休憩を挟んでの3時間半。どこかもう少し削れなかった?
前半では新天地での苦労から努力が報われて、やっと明るい光が見えてきた。そんな希望を感じていられる。
しかし休憩後の妻がやってきてからの地獄。あれで勃つのってむしろすごくないかしら。常人ならEDになってもおかしくない妻の怖さなんだけど。

それでも自身の考え、才能を全て認めて受け入れる存在の妻は彼にとっては唯一無二なのか。共依存とは違うんだろうか?とにかく姪も含めてクセが強すぎて、成金一家がとんでもなくいい人達に見えてきちゃうんだから、観ててちょっと疲れる。
再婚しなかったのはそういうことかと後に判明するものの、そこに至るまでの主人公達が好感を抱けないので、同情する度合いも低め。もちろんだからといってあんな被害を受けていいってことではないけれど。

教会のプレゼン場面が個人的にはピークだった。人は暗い中に差し込む光に神を見る。光があんな効果を見せるのなら、訪れる者はみな神に出会えたような錯覚をおぼえるだろう。そう思わせるプレゼンでじんときた。
イヤでもさすらう運命にされてしまってる民族の彼らこそ神を求めてやまないんだろう。

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ひよこまめぞう

2.0うーん

2025年2月21日
iPhoneアプリから投稿

アカデミー賞候補って…。

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Namnam
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