「アカデミー主演男優賞おめでとうございます。」ブルータリスト アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー主演男優賞おめでとうございます。
3月の寒い朝、映画館に入りインターミッションもある長尺の作品を観たら冷たい雨は雪混じりに変わっていた。ハンガリーに生まれホロコーストを生き抜いたユダヤ人のラースロー・トートの物語だったので、彼はもっと寒い思いをしてきたんだろうなぁ、。とか思い家に帰ってから、映画館で渡された小冊子を観たら、最後のページの下に小さく「本編の内容は一部を除きすべて架空の内容」とあった。色々検索したら実はフィクションでしたのオンパレード。
実話感たっぷりの映画だったので、戦禍の中のホロコーストの画像は無くてもユダヤ人の苦難が想像できたし、最初の図書館や丘の上のコミュニティセンターの建築の様子は実在するブルータリズムなんだな、。とか思ってました。
壮大な歴史物語で色んなものが詰まっているが、観客に突きつけたいものが何なのかが凡人の私にはわからない。もう一度、ちゃんと見直してみてから考えてみたい。
本日がオスカー発表日、作品賞は逃したがエイドリアン・ブロディは主演男優賞を獲得。歴史に名を刻んだ作品となった。
コメントする