劇場公開日 2025年1月31日

「生き様と死に様」ザ・ルーム・ネクスト・ドア Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5生き様と死に様

2025年2月2日
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悲しい

難しい

幸せ

癌を患い死を覚悟した元戦場記者の女性と、彼女に寄り添う友人の作家の話。

本を出版してサイン会を行っているイングリッドのもとに友人がやって来て、マーサが癌を患っていると聞かされて巻き起こっていく。

かなり仲の良い古くからの友人の設定の様だけれど、娘のこととかその父親のこととかの離しの持っていき方が今更なのか?とちょっと脚本の都合を感じる流れもあったけれど、いよいよ余命が告げられて、そして森の中の家に住むようになって…。

あらすじ紹介を読んだだけではイマイチ判然としなかったけれど、扉を閉める時は薬を使う時ということなんですね。

病気や治療のせいで、時に精神的に不安定な状況に陥る友人と、素の感じで向き合う主人公が悲しく温かかった。

ただ、これを観て何を思えば良いのか…決して悪い作品ではないし共感出来るところもあったけれど、刺さるところはなかったかな。

Bacchus