「ラストの展開で台無しに...」少年と犬 映画食わず嫌いさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの展開で台無しに...
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犬映画のような印象を与える映画だが物語が進むとこれは不幸な和正と美羽の出会いと旅立ちの物語が中心なんだと分かる
そもそもこの2人には心から感情移入しづらかった
大震災と男の裏切りという不幸があったとはいえ同じ境遇でも真っ当に生きてる人がほとんどだ
美羽もゲス彼氏を殺さなくても逃げられた立場でありこの殺人は正当防衛にすらならない
しかし物語が進むにつれ何とか立ち直り人生をやり直してほしいと願う自分がいた
ところが...
突然和正が事故死...
そして最も興ざめするのが刑務所から出てきた(殺人でこんなに早く出られるのも疑問だが)美羽がバス内でイジメられてた?少女を焼き肉に誘い語り出す
何故、多聞が大事な人の元に帰れたのか
ここでどうやって刑務所にいた美羽がそれを知りえたのかを観客は不思議に思うはず
つまりその種明かしが何なのかがとても物語を締める上で大切になる
美羽が語り出したのはなんと幽霊になった和正に聞いた
は?
突然現実的な映画からスピリチュアルなある意味ファンタジー映画へと急変しもうひっくり返りそこで一気に興ざめしました
西野七瀬が美人オーラを消し際どいシーンも披露し熱演だが脚本がこれではねぇ~
現実的な映画で一工夫して終わらせてほしかった
そして多聞が何故岩手から熊本に帰れたのかも謎のままでした
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