野生の島のロズのレビュー・感想・評価
全261件中、161~180件目を表示
見せたいシーンを繋ぎ合わせたストーリー
吹替版での鑑賞。
◆ 分かりやすい泣きどころ
映像がとても美しく、音楽も壮大で、「ここで泣かせたいんだろうな」「このメッセージを伝えたいんだろうな」という「見せたいシーン」が分かりやすいため、素直な方はとても感動できる映画だろうと感じました。
◆ 繋ぎ合わせ感のストーリー
ただ、ところどころ説明不足な部分や、見せたいシーンに繋げるためにストーリーを作ったように感じる場面もあった気がして、いまいち没入しきれなかったのが残念です。
◆ ロボットらしい無機質さも欲しかった
「感情がないはずなのにロボットであるロズに生まれた愛情」を見せるなら、ロズの口調が初めはもっと無機質でキラリの母親として途中から女言葉になるとか、回収ロボットのヴォントラがもっと人間ぽくないとか、そういう対比がしっかりあっても良かったのかなあとも思います。
◆ 子どもへの配慮がもう少し欲しかった
劇場内は家族連れや小学生グループが多く、ターゲットとしてもそうなのだろうと思います。
なのでもう少し子どもへの分かりやすさも配慮があってもよかった気がします。
具体的にはこのような点です。
・劇中歌(英語での歌唱のまま)への歌詞が優しくない。漢字の使い方も大人向け。
・エンドロールは音楽と文字がメインで大人ですら退屈。
とは言え、「分かりやすい感動」が欲しい方にはオススメできる作品かと思います。
ロボットとヒナ鳥の親子愛は想像以上に良かった
ちゃんとしたロボットドリームズ
2025年劇場鑑賞44本目。
エンドロール後映像有り。字幕で鑑賞できたのはありがたいですね、大好きなビル・ナイの声聞けたし。
ロボットと動物の触れ合いって斬新だな、観たことないや、あれ?観たことあるな、ロボットドリームズだ!と一瞬思いましたがあっちは人間の外側が動物というだけで、動物が加工肉食べているシュールな世界だったのに対し、こっちはガチ動物が相手(言葉は優れた翻訳機能で分かるようになりますが)なので、熊はちゃんと動物食べるし、鳥は冬になると渡ります。
ロボットが育てた鳥がロボットみたいなしゃべり方をするのは面白いな、と思ったのですが、最初だけだったのでもったいないかな。泣けるという話を聞いたのですが自分は泣くところが分かりませんでした。でも面白かったですよ。
ムビチケ頂いたので鑑賞。 ロボットと野生の島で暮らす動物達の話。ロ...
涙腺大爆破
ドリームワークスの新たな名作
細かいところで引っかかる点があるにしろ、それらを凌駕するほどにめちゃくちゃ感動する作品だった
特にキラリが旅立つシーンでは、クリス・バワーズによる相性抜群のスコアが相まってしばらく鳥肌が収まらなかった
本当に最高のシーンだった
ロズが精巧な3DCGで描かれるのに対して、野生動物の毛並みや森の草木などの自然のものは水彩画的なタッチで表現されていて、ロズの異物感がわかりやすく表現されていた
それと同時に野生動物たちとの心の距離も表現していて、物語が進行していくにつれ、動物たちからだんだん仲間と認識されていき、苔が生え水彩タッチと融合していく演出もすごく良かった
少し引っかかった点としては、意思疎通できる者同士の狩る・狩られるの関係があまりに残酷なことと、それを一時的であれ理性で収めるシーンが一筋縄でいきすぎていたことだが、子どもでも楽しめるように作られた作品に対してこういった疑問を投げかけるのは少し野暮な気もする
ろず
映像美はさすが
原作を読んでいた時には泣かなかったのに、映像がつくと、飛ぶ練習で泣き、お別れで泣き、協力しあう動物たちに泣き、再会で泣き…始終号泣する羽目に…ちいちゃいきらりかわいかった…
ロズを回収しにくるシーンが原作よりも過酷になっていましたが、映像化にあたってよりエンタメ化しおもしろくなっていたと思います。続編もやってくれないかなぁ~!
みんなにも原作読んでほしいなぁ~~~!続編があるんだよぉ~~~!
ドリームワークスのアニメはいつも日本では字幕の上映がされないような印象なのですが、本国版のキャスティングがすばらしかったので字幕で観たかったなぁという気持ち…
あと、原作を手に取ったのが「野生のロボットってなんだろう!」というワクワク感からだったので、原作、原題から味気なく変わった邦題のことは好きじゃないですね…ロズを入れたいなら野生のロボット ロズとかでよかったやん…
ロズだからこその愛情が尊い
予告を見たときの印象があまりにもジブリのそうとしか思えず突っ込んでしまったが中身は疑似家族の愛のお話。
カモ科の雁は渡り鳥であるために冬には温かい場所へ移動しなければ生きていけない。そしてロズは“仕事”がなければ存在意義を無せない、雛鳥との出会いが救いになった。
ロズに心がないため見ているこちらが代わりに喜怒哀楽を担うストーリー展開でシビアな部分もありつつテンポがよく飽きない作りでした。
声優の綾瀬さん柄本さんを初めキャストの皆さん演技に違和感がなくキャラクターの個性を引き出していたのも良かったです。
そして何より映像美や音楽が躍動的で他の洋画アニメとは違った素晴らしさがありました。空の映え方も印象的でスクリーン映えしていたと思います。
堂々たる王道ロボット映画ぶり
異種を超えた家族愛と友愛の物語
誰にも受け入れてもらえない最初のロズが切なかったけど、狐のチャッカリや雁鳥のキラリとの関わりで、その島での生活がかけがえのないものになっていき、互いに絆が芽生えていく。野生の動物が住む島に1体のロボットという違和感が、過酷な島で生きていくことで次第に馴染んでいく姿が印象的で、食物連鎖のマトリョーシカにはちょっと笑えた。というかユーモアな動物たちのやりとりもたくさんあって、笑いながら(声を出さずに)見てることも多かったです。
異種間の家族愛に加え、友情を超えた友愛ってこういう事をいうんだなぁと思った。
余計な考察を考えずにただ観たまま感動が味わえる。予告のヒナが可愛すぎて楽しみにしていました。キラリがずっと可愛くて最高だった。
またなんといっても、色彩豊かな森と躍動感ある動物と無限に広がる大空、そして、その中を優美な旋廻で渡る鳥たちが本当に美しくて素晴らしかった。物語はシンプルで少し物足りないかもしれないけれど、極彩色の海を大きな画面でこそ体感して欲しいですね。
何でもできる有能なロボットのロズだけど、唯一出来ないことは空を飛ぶことだったことに今更ながら気づく。もっとたくさんの人に届いてほしいです。
ロボット✕動物=ラストで号泣、のつもりが。わたしこそロボット(笑)
無人島に漂着した都市型アシストロボのロズは、島を彷徨う中、動物たちの言動を学習し順応していきますが、ある日、雁の卵を見つけて孵化させたら「ママ」と呼ばれたことでロボットなのに人間並みのココロを持ちます。
そして、育てる雁が越冬のために島から旅立つ迄に、エサを取ること、泳ぐこと、飛ぶことを学ばせるなど、正にママになったロボットが、越冬やロズを作った組織から島の仲間を守る為に奮闘することになります。
結果、バッテリーが切れるのですが、育てた雁の呼び掛けに呼応する、、。
ここで、お涙頂戴になるはずが、、。
全261件中、161~180件目を表示
















