劇場公開日 2025年2月7日

「AIロボットの愛と動物たちの団結心に泣けます!」野生の島のロズ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5AIロボットの愛と動物たちの団結心に泣けます!

2025年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

捻ったところが無く、ストレートに感動できる名作でした。仕事のために来島したAIロボット(ロズ)が、事故で(ロズの下敷きになって)親兄弟を亡くした雁(キラリ)と親子愛を育んで成長していく物語は、とても新鮮味があって楽しかったです。前半はお笑いシーンが多いので、あまり好みではなかったのですが(映画館の周りの子供達はずっと笑っていました笑)、後半になると深い人生の生き方が幾重にも示唆されてきて、襟を正して観ていた自分がいました。刺さった言葉は「人生はうまくいくもの」と言い放ったロズの言葉。AIロボットがこれほど深い言葉を放ったことにびっくりしました(ケセラセラの世界?)。それにしても吹替の綾瀬はるかさんの声、本当の母親のように思えて感嘆です。ロズは単なるAIロボットから、素敵な母親としての責務を果たして行くのですが、それが涙を誘ってくれて大号泣。雁のキラリも心優しき子供として母親を守る姿は、めちゃくちゃ気持ちを揺さぶってくれます。映画館内でもあちこちで泣き声?が聞こえてきてました(ほぼ満席ですから泣き声半端ないです)。また、誰かが言っていましたが、ノアの方舟状態の動物たちの団結も見事でした。そして、AIが将来心を持つということは想像がつきませんが?良き心根であれば持っても良いかもしれないと思わせてくれる作品でした。いずれにしても、原作が児童文学のジャンルといえども侮ることなかれ!私個人の感覚としては、今年ベスト3ぐらいには入りそうな力作だと思いました。感謝!!

三輪
三輪さんのコメント
2025年2月25日

良いものは良いのだ〜

三輪
三輪さんのコメント
2025年2月25日

賛同します!

三輪
ゆーきちさんのコメント
2025年2月25日

共感ありがとうございました。

いい作品でしたよね。私もアカデミー賞取ると思ってます。

ゆーきち