「眼福ですよ!」野生の島のロズ 自分BOXさんの映画レビュー(感想・評価)
眼福ですよ!
鑑賞前は「ドリームワークスの新作CGアニメなら、それなりに高いレベルでまとまってるだろうし、観て失敗だったと後悔することもないだろう」と信頼と言えば聞こえはいいですが、ある意味『70点くらいの過不足ない映画なんでしょ』と高を括っていたんですが…
ごめんなさい舐めてました!
映画開始してすぐ
「一見実写と見紛うような精巧な水彩画タッチで描かれた岸壁」で「水彩画のまま海が波打ち白波を立て」「これまた精巧な水彩画タッチの蟹がリアルに動き回るなか」「打ち捨てられていたロボットが奇妙な動きで起動し始める」という一連のシークエンスに口あんぐり。
今日び、CG技術の発展で大抵の風景描写では驚かなくなりしたが何なんでしょうこれは
アニメなんだから当たり前じゃろと思われるでしょうが「絵が、絵のまま動いとる!」と驚きました。子供のころ初めてジュラシックパークを観た時の「想像してた恐竜が想像のまま動いてるぅ!」って驚きに近いものがありましたよ。
序盤の動物達との追いかけっこも大小様々な動物が入り乱れワラワラ動いてのが観てて気持ちEー。脳汁ブシャー!
IMAXで映画を観ることにそんなにこだわりはない方なんですがこの作品に関してはIMAXの、それもなるべく前の席で観た方が面白いと思います。眼福ですよ!
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