「何をどう伝えるか」ありきたりな言葉じゃなくて Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
何をどう伝えるか
夢の脚本家デビューを果たした主人公(拓也)がりえという女性に出会った事ですったもんだな展開になっていくお話。
公開当時はスケジュールの都合で観に行けず、やっと配信開始となったので鑑賞しました。
拓也は言葉を扱う仕事をしながらもトンチンカンな発言をしたり、意識低めの行いがあったり…その後降りかかった災難は身から出た錆と思って観ていたのですが決して他人事ではない気がしてきました。
相手に何をどう伝えるかは人間性が出るし、言い換えれば個性と思います。配慮をしても相手がどう受け取るかで言葉の意味も変わってしまうけど、できるだけ想像力は働かせたい。
結局は拓也とりえが自分の言葉でぶつかり合ってお互い一歩進めたラストは本質を突いてるようで爽快感がありました。言葉を簡単に発信できる現代だからこそより面白く感じたのかもしれません。
拓也は家族に恵まれていたなぁ。そして小川菜摘さんのスナックのママ…とても似合っていました😂
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