劇場公開日 2024年11月15日

「自閉症を個性と捉えれるか」ぼくとパパ、約束の週末 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5自閉症を個性と捉えれるか

2024年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

幼い頃に自閉症と診断された10歳のジェイソンには、独自のルールがあり、それが守れなくなるとパニックを起こしていた。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたが、サッカーチームのことを知らず答えることができなかった。そこで、ドイツ国内のプロチーム1部から3部の計56チームを全て主催地で自分の目で見てから好きなチームを決めたいと言った。父ミルコは息子の願いをかなえようと、週末になると、ドイツ中のスタジアムを一緒に巡ることを約束し、多忙な仕事の合間を縫って列車の旅をしていく、という実話に基づく話。

自閉症は100人に1人の割合らしく、そう考えると、3クラスに1人くらいは居る計算になり、珍しい病気じゃ無いんだと改めて認識した。
これが実話に基づく話とは、そして現在19歳のジェイソンとまだサッカースタジアムを巡る旅を続けているとは、10年近くかけていくつのスタジアムを回ったのだろう?
ブンデスリーグの4部以下はアマチュアらしいので、プロ56チームを全て観た後は.4部103、5部245、6部599チーム全て行ったのだろうか?それともフランスやイタリアへも遠征してるのだろうか?興味ある。
お父さん役もお母さん役も素晴らしかったし、ジェイソン役の子も本当の自閉症かと思えるような熱演で素晴らしかった。
満員の劇場でなんとか観れて満足でした。

りあの