「ヨーロッパのサッカー熱の迫力」ぼくとパパ、約束の週末 Kさんの映画レビュー(感想・評価)
ヨーロッパのサッカー熱の迫力
つい最近、荻原浩の『砂の王国』を読んだ。ある人物が「残念ながら心にかける眼鏡や補聴器は存在しない」と言う。その言葉を思い出していた。
橋本治の「目が不自由な人」との言い換えに対して「そうじゃない、そんな彼らが自由に生きられない社会の方が不自由なんだ」との言葉も。
もっともっとみんなが変になって、それぞれの「変さ」を認め合えるようになると良い。社会そのものが「眼鏡」や「補聴器」の役割を担えるようになる。それが「発展した社会」なのだろう。
そんなことを考えて(泣きながら)見ていた。
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