「ドイツにて。自閉症の少年と、その家族の物語。 どのサッカーチームを...」ぼくとパパ、約束の週末 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
ドイツにて。自閉症の少年と、その家族の物語。 どのサッカーチームを...
ドイツにて。自閉症の少年と、その家族の物語。
どのサッカーチームを応援するか決めるため、
ブンデスリーガ1,2,3部の全56チームを、
すべて現地で観戦して回ろうとする様子。
勉強熱心で賢く、頑固で、決めたことは絶対に譲歩せず。
自閉症あるあるかもしれませんが。
近くにいると、疲れることも多いでしょうが
自分の言葉で意志を都度話せるところには、感心するのみです。
(日本人だと、自分の考えを自分の言葉でよどみなく言える場面、ほぼ見かけませんよね。老若男女問わず。)
いちサッカーファンとしては、
さまざまなスタジアムや応援模様が映るところ、
眺めるだけで高揚感がありますね。
観客や施設をみて、本場の長年の積み重ね、端々から感じ取れました。
テレビの前で、一家三世代が集う、
4部リーグでは、照明施設が折畳み式でも、公式戦開催可能、
ナチス時代の建造物を、そのまま利活用したスタジアムもある、
入場前に、手荷物はコインロッカーに入れる、
など。
パパの推しチーム Fortuna Düsseldorf の帽子に、日本語の平仮名 "ふぉるとぅな" が刺繍されているのにも驚き。
旅行好きな目線では、駅や列車内、車窓なども、高揚感を抱くところです。
(私事ですが、ドイツには過去に2度行き損ね、まだ未踏のままです。)
原題 "Wochenendrebellen" すなわち "Weekend Rebels"
男の子のやんちゃぽくて、無性に好きです。
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