MaXXXine マキシーンのレビュー・感想・評価
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マキシーンの物語がひとつのゴールにたどり着いたことに感動した
思えば『X』や『パール』でも、原理主義的なキリスト教信仰が主人公たちの抑圧になっていることは示唆されていて、それが三部作の完結編である本作で直接の敵として登場するだけでなく、パールの悲しい時人生すらも背負ったマキシーンが真っ向から立ち向かう物語になっていることに少なからず感動した。ご都合主義的な展開のユルさやキッチュなビジュアルについては、この三部作がそれぞれに標榜していた「ある時代の映画スタイルの再現」が80年代ハリウッドなのだから、そりゃこうなるよなという感じで、三部作を貫く遊びの一貫として大いに楽しみました。これ単体で観るとかなり趣味的要素が強い作品に見えるし、実際にその通りなのだけれど、本当に『X』と『パール』を経てマキシーンの物語がよくぞここまでたどり着きましたね!と拍手を送りたい。
タイ・ウェストより、映画に愛を込めて
監督タイ・ウェスト×主演ミア・ゴス×製作A24によるホラー3部作の完結編。
『X/エックス』ではスプラッターホラーへのオマージュと稀代の殺人鬼老夫婦を描き、『Pearl/パール』では時を遡って殺人鬼老婆の若き日と誕生を描いてきた。
本作は『X/エックス』のその後。あの惨劇を唯一生き延びたマキシーンがあの後どうなったか、いよいよ描かれる…。
ホラーがベースだが、3部作それぞれ違う時代や作風。
『X/エックス』は1979年のテキサス、王道的スプラッターホラー。
『Pearl/パール』は1918年のテキサス、クラシック作品の雰囲気やミュージカルのような演出も。
今回は1980年代のハリウッド。
あれから6年経った1985年。ハリウッドでスターポルノ女優となったマキシーン。
それだけに留まらず、目指すは映画スター。カルト的人気ホラー映画の続編『ピューリタンⅡ』のオーディションを受ける。
見事、合格。夢の映画スターへ一歩を踏み出した矢先…。
マキシーンの周りで連続殺人事件。折しも“ナイト・ストーカー”が巷を震え上がらせていた。
ナイト・ストーカーの犯行か、別の誰かか。マキシーンのあの過去の事を知っている…。
“ナイト・ストーカー”は実在の連続殺人鬼だが、詳しく知らなかった。
これを巧みに絡めてくるのかと思ったら、あくまで時代背景。
連続殺人鬼の存在で不穏な影に包まれた映画の都で、マキシーンが過去と対峙する…。
もうとにかく、マキシーン無双! 『ANORA/アノーラ』のポジティブ猪突猛進が評価されたなら、マキシーンだって。
気の強さ、いやそれ以上の態度のデカさ。オーディションでも緊張したりせず、堂々と。
オーディション終わりに審査員たちに、「私を採用すべき」。オーディションを待つ若い女性たちに、「採用されるのは私」。
ある帰りの夜道、男に襲われそうになるが、返り討ち。銃で脅し、服を脱がせ、睾丸を…えっと、犯罪です。
ちょっと先に述べてしまうが、自分を調べていた探偵も文字通り始末。(恐ろしいほどやり手のビジネス弁護士!)
正当防衛もあるかもしれないが、過去の事も含めると、決してクリーンではない身。それでも、
私らしくない人生は受け入れない。
媚びない。自分の弱さを見せない。自分を恥じたりせず堂々正直に。
マキシーンってこんな性格だったっけ…?
3部作それぞれ演じ分けるミア・ゴスのインパクトたるや!
映画業界が舞台なので、たくさんの映画ネタが楽しい。
ポルノやB級ホラーへの言及。業界への皮肉。
実在の作品やスター。あの“ベイツ・モーテル”も…!
街中に繰り出しても、レンタルビデオ店や楽曲など80年代カルチャー。
当時を知る人にはタイムスリップ。タイ・ウェストのセンス。
そんな80年代ハリウッドの光と闇…。
殺人鬼の魔手はマキシーンと同業のポルノ女優や親しいレンタルビデオ店主(ナイスガイだったのに…)、『ピューリタン』前作の主演女優にまで…。
マキシーンの周りで事件は起きている。警察はマキシーンをマーク。
マキシーンの過去を知る者。執拗な探偵は雇われただけ。その雇い主は…。
脅威が身近に迫るが、精神面にも。強気に見えて精神を蝕む過去のトラウマ…。
雇い主は黒幕であり、ナイト・ストーカーとは別の連続殺人鬼。
早々と察しは付いたが、ここで『X/エックス』と繋がった。
カルト宗教団体の神父で、マキシーンの実父。
ポルノやハリウッドを悪とし、その罪を暴く。娘を取り囲む悪を抹殺。娘を救う。
娘を木に縛り付け、悪魔祓い…。
こんなキチ○イ父親から逃げたいマキシーンの気持ちも分かるような…。
宝塚男役のようなクールな『ピューリタンⅡ』監督エリザベス・デビッキ、刑事にミシェル・モナハン、『ピューリタン』前作主演女優で白雪姫パロディのようなリリー・コリンズ、ダーティ探偵がハマり役のケヴィン・ベーコン…。キャストは3部作で最も豪華。
グロホラー、殺人サスペンスなどでダーク。主人公の無双っぷりとサクセス、ハリウッドの雰囲気で華やか。
3部作で最も規模や作風は盛っているが、インパクトや話は期待ほど一捻り無く…。真犯人の正体や展開も読めてしまった。
最後の最後に何か一捻りあるかと思ったら、案外あっさりと…。
勿論本作も悪くなかったけど、前2作のインパクトや斬新さには及ばなかったかな。
前2作はバッドエンド的だったけど、締め括りは夢や希望を感じさせて。
凝ったホラー3部作を通して、本当はこれが描きたかったのかもしれない。
タイ・ウェストより、映画に愛を込めて。
えっ、ケヴィン・ベーコン?
あれ、ケヴィン・ベーコンだったんか。
さて、エックスから見始めて、結局全部見てしまった。だからといって、面白いと思ったとか、好きな映画かと言うと・・・・・。
エックスが意味不明で、その前日譚見れば理解と言うか納得出来るかなぁと思って、二作目を見た。でっ、勢いで三作目も見たけど・・・二作完結で良かったんじゃね?
念ずれば叶う…
前2作品に比べるとエログロやや少なめ、よってホラー色も薄くなり、連続殺人事件などサスペンス要素が強くなった。予算も増えた?のか豪華出演陣も加わりB級ぽさは無くなった。あまりにもリリー・コリンズの出演シーンが少なく、皆ちょい役過ぎる。ケビン・ベーコンは変わらず良い味を出していた。最終章だけあって、ラスボスは前作にもチラチラ出ていた教祖の父親かとストーリーが繋がった。何が何でも、何をしてでもスターになるという夢が叶ってめでたし。
タイトルなし(ネタバレ)
パールからの3部作と聞いたので視聴していたが、元の「Pearl」が好きすぎて少しがっかりしたかな。
あちらの作品はパールのサイコっぷりがたまらなく、カカシとダンスなんてある意味トラウマだった。
貧しい中でも妻ではなく女を捨てない母と娘の対立が良かった。
「X」を視聴しないと理解できないと評価を見ていたが、そんなの十分すぎるほどパールは魅力的すぎた。
「X」に関してはこの半分はポルノのそれをどうすれば…と、ポルノは芸術だ!若さとだ!といったやいのやいのの間に若さをおくれおくれオババパールがオジジとタッグでやってきた!脱出劇だったので、それはそう。ここでもやはり若さがターゲット。車でどーん!
「ma XXXine」に関してはハリウッドがメイン。
33歳のそろそろ売れどき終わりのマキシーンが映画界に命をかける。
「X」でとてもエロ可愛かったダブダブのオーバーオールをジレっぽく身体にフィットしたスタイルが前作を知ると成長を感じるし、後半にはスタジャンに細いヒールブーツと戦闘スタイルでもセクシーさを合わせてるのもどこでも色気爆発してるのはさすがと。
彼女の目指すのは映画デビュー。
なんとかオーディションにうかるもパワハラあり、知り合いがナイト・クルーラーという謎の殺人鬼に連続で殺され、ポルノ時代のパパラッチ、世論はNOポルノと大熱狂。時代に詳しくないのでわからないのだけど、たかがポルノされどポルノにそこまで熱狂しなくても…なんて思ったり。
マキシーンは可愛いのだけど、ちょっと痛いシーンが起こるくらいであまりホラー的演出はない。
いわゆる人怖系なのだろうな。あぁ、前作に宗教がどうとかって思ってたらまさかの悪魔教。
他の人達は烙印を押されてたのならマキシーンもあのままだと烙印押されてポイだったのだろうか。
ヒルズヒルズって言ってたのも、刑事も探偵もまったく役に立ってないなぁ。
せっかくパールさんの過去のトラウマを作ってくれたのだから、悪魔教よりそっちを使って欲しい。
鍵をギリリとメリケンサックの様にして殴打とかウォークオブフェームにタバコポイとか細かいところ良い。
常に吸ってた薬もスターになればお札を使う。
結局、すべてマキシーンちゃんの一人勝ち。
自分の私らしくない人生を受け入れず、過去もトラウマも全部捨てて私らしい人生を手に入れた。
パパと共に唱えたその言葉は祈りのようで呪いのよう。
ファッキンムービースターな存在をマネキンの様に終わらせないと新たな誓いを立てる。
あまりのマキシーン無双っぷりに途中これは夢では無いだろうかとどんでん返しに怯えながら視聴完了した。
地べたをもがき足掻いていた時には車のバンパーにMAXXXine、ついにハリウッドに手の届いた彼女の名前はハリウッドの看板へとのし上がったのは印象的。
ミアゴスちゃん、もうちょっと可愛い声だった気が…
メンヘラ女の子の日常🥶
今夜(2025/09/13)観ました。
『パール』『Xエックス』ときて本作です。
前作でマキシーンちゃんは一体何人殺したんでしょう(笑)あんなとんでもない母ちゃんに育てられちゃ仕方ないですね😅
念願かなってマキシーンちゃんは、ハリウッドへの進出が叶います。が、過去の彼女の“問題行動”を知る地元の警察や探偵が嗅ぎ回っています。お仕事に集中したいマキシーンちゃんは、邪魔者をどうしてしまうのでしょう?
『パール』から考えると表現はマイルドになっていますし、残酷な描写がもはやギャグとして成立している部分があり、個人的には楽しく観られました(笑)レンタルビデオ屋さんが猟奇殺人犯の被害に遭ったシーンは、とても気の毒だと思いました。
マキシーン初主演作の監督は女性で、タフな女です。マキシーンの所属事務所のマネージャーのテディは、ガスことジャンカルロ・エスポジート。困った時に頼れるボスです👍
クレイジーな娯楽作品です。少し怖いけど楽しく観ましょう(笑)因みに成人向けの作品なので、家族団欒の視聴はお勧めしません⚠️(笑)
三部作の締めにしてはインパクトが…。
X、Pearlに続くミアゴスシリーズ3作目にして完結編…なのだが、シリーズの中で最もインパクトが薄くてつまらないという残念な結果に。
シリーズ物としての体を成すために、無理やり1作目のXの要素を詰め込んだだけではなく、他にもナイトストーカーや悪魔崇拝などいろんな要素を追加しすぎて全体的に話がゴチャゴチャに。
ストーリーは終始盛り上がりがなくて地味だし、登場人物は何人かいる割に個性がなく、誰かがやられても感情移入もハラハラもできない。
そして肝心の結末は地味…というか凡庸なので、たぶんしばらくしたらストーリー全部忘れてる系の映画。
相変わらずミアゴスの独特なビジュアルは魅力的だったし、177cmのスタイルの良さは素晴らしい…が、それだけ。
Xの時のフレッシュなエロさや、Pearlの時の狂気の演技(特にエンドロール時の笑顔)のようなインパクトは皆無。
探偵との追いかけっこは古いコメディー映画を見ているようだったし、ゴア表現も仕方なく入れたような少なさとチープさ。悪魔崇拝の連中がただの撮影なのに全員銃を持ってた意味もわからないし、結末もそんな上手くいくわけねーだろってしょうもないオチ。
日本での公開は2025年の6月だったのに、9月にプライムビデオに追加されたってことは…客入りがよくなかった、もしくは評判が微妙だったんだろうね。
Xの強烈な不快感や衝撃、Pearlの不気味さなど癖になる魅力があって大好きだったので、完結編がこれはかなりガッカリ。
たぶん今後見返すとしても、XとPearlしか見ないと思う。
あ、B級映画だったのね
オープニングのオーディションのシーンがこの映画の見せ場。とてもカッコ良い。
が!!A級映画と思って観てたらガッカリします、ストーリーは陳腐だしだんだん退屈になってきます。決闘シーンなんか笑けてきます。ホラーコメディなのか?
だけど、最初からB級映画だと知ってて観ていたらまあまあ面白いかも。
色々ツッコめるしね。しかしケビン・ベーコンの役の不甲斐ないこと(笑)
ミア・ゴスは良かった、やはりオープニングにつきる。
つかみはオッケーでもその後ダダスベリじゃね。
3部作の完結編
ポルノ女優のマキシーンがホラー映画のオーディションに合格、なぜ出ようと思ったか尋ねられたマキシーンはこの業界には賞味期限があるからと答えていたが、なるほど・・。
新たなスターダムへの階段を上り始めたマキシーンの活躍や如何にと思った矢先、怪しい探偵登場、友人たちがたて続きに殺される殺人鬼ナイトストーカーもどきの連続殺人とサスペンス調に転身。
本作は「X エックス」、「Pearl パール」に次ぐ3部作の完結編で、「X エックス」の後日譚だそう。前作を観ていないので父親とマキシーンに何があったか分からないが散弾銃で顔を打ち抜くなんて理解不能な娘の行動、酷い謎めいた映画でした。やっぱり順番どおり観なきゃダメなのかな・・。
躊躇しない行動を楽しむ
シリーズ3部作の完結編。
ちょっと1作目から時間が空いたため朧げな点があり、見返して観るべきだったと後悔した。
生き残った彼女の後の物語。
シリーズを通して2人の女性の欲望に従順な姿を通して辿り着く2つの結果のもう一つを描いてる。
1作目を経てることで、以前より増して狡猾で肝の据わった彼女の選択が痛快である。また見えない犯人による恐怖を感じさせてくれるホラー要素を含ませた点は面白かった。
また主人公の性格の形成においてラスボスの影響が色濃く出てる点は、もう1人パールとの相違かもしれない。
そこが2人を大きく分けた分岐点だったのかも。
主人公の名前がタイトルなのってそれだけキャラが強いから必然的にいい作品って事じゃね?
正直ものすごいインパクトのある作品では無かったけど
2作目パールで既に充分心を乱されたので、
今回のマキシーンは観る側を納得させてちゃんとこの3部作を終わらせてくれた感じ。
普通に楽しいシーンも沢山で飽きない。
マキシーンとパールは共通点が多い。
スターになる夢があるけど、実現するには色々と不利な条件を抱えている感じ。親が超保守的、本人が暴力的など。
じゃあパールとマキシーンの何が違うのか。
1番の理由はやっぱり、自分に嘘を付いているかだと思う。
パールはずっと自分のやりたい事や願望を抑えつけて、周りから求められる偽りの自分で居続けた。
そうしないと居場所がなくなるという恐怖は耐え難いものだから仕方なかったし、閉鎖的な生活のせいで外に自分を偽らなくていい場所も見つけられなかった。
だからその状態をずっと放置してしまった事で
外に出せない自己実現欲が彼女の中で容量オーバーになり
凶暴な形であふれ出てしまったように思う。
まぁだからって殺しちゃダメだよ!でも本当に可哀想だった。
対してマキシーンは自分に正直だし、それを受け入れてくれる仲間もいる。
だからモンスターにならずに済んでるし、世間からどう言われようと自信を持っている。
現状を変えようとする行動にも違いがある。
パールは他者に勝手な期待を抱いてどうにかしてもらおうとするのに対し、
マキシーンは大事な日の前日には、友達に誘われてもちゃんと断れる。そしてちゃんと準備していく。
覚悟がキマっているのだ。
暴力的な所は一見2人とも同じに見えるけど、
パールは感情をコントロール出来ていないのに対し、
マキシーンが暴力を使うのは自分にとっての害を排除する時だけ、という所に大きな違いがある。
だからマキシーンが通り魔やケビンベーコンをやっつけるシーンは
自分は絶対に夢を叶えるぞ!という覚悟や強い意志を感じて
ホラーというよりは少年漫画的な痛快さがあり
観ているこちらも元気をもらえる。
パールとマキシーンは同じミアゴスが演じてるからこそ
2人の結末が違う事に大きな意味があると思う。
人間だれでも、パールのような悲劇かマキシーンのような成功、どちらの可能性もあるという事だと思う。
マキシーンの方が成功、と言っても
実際に起きた事として描かれるのは、主役をゲットして邪魔者を排除できた所まで。
映画が公開された後大成功するのは空想で、最後は意味深な生首の人形で終わる。
マキシーンはそのままでいられれば大成功するけど、
心の持ちようによってはパールのような悲劇的な未来にもなり得る、という暗示を生首で表現しているように思えた。
ちょっと不穏で厳しいけど、
どんな人も自分次第で人生マキシーンルートを選べるんだぞ!
という監督から観客へのエールに感じて、観た後は何だか爽やかな気持ち。
とても好きな3部作になった。
シリーズを見てから見た方がいい
『X』も『パール』も劇場で見た切りで、おぼろげにしか覚えていない。そのためか、マキシーンがパールであると思って見ていて、それにしては年が合わないような、などと考えてながら見る。スラッシャーホラーかと思っていたら、全然怖い場面がなくて、映画業界サスペンス映画だ。シリーズの記憶がないせいか、マキシーンを狙う男の行動がしょぼく感じる。なんだあいつ?
マキシーンはタフでかっこいい。
私らしくない人生は受け入れない
こないだ鑑賞してきました🎬
おなじみのミア・ゴス主演の3部作🙂
相変わらずストーリーは容赦ないですが、それがこのシリーズの魅力でもありますね🤔
マキシーンは今作でも大変な目にあいますが、そこをどう切り抜けるかが見ものです🙂
こういう尖った役をゴスがやると、リアルさの次元が違いますね😳
オーディションでマキシーンの採用を後押しする監督、エリザベスにはエリザベス・デビッキ🙂
変わらぬ超長身に、今回はある種の冷たさが😰
しかし冷血人間ではなく、仲間を思う一面も。
デビッキの佇まいからは、やり手のオーラが見えるようでした😀
マキシーンを嗅ぎ回る探偵、ジョンにはケヴィン・ベーコン🙂
ネチネチした追い詰め方で、いやらしさ全開⚠️
途中彼女に反撃を食らったりますが、それでもしぶとくつきまとってくる。
探偵がみなこうだったら困りますが、ベーコンから滲み出る雰囲気は真に迫ってました。
A24が送る、3部作の完結編ということで期待してました🎬
マキシーンの事件への決着の付け方も、彼女らしく文句無し👍
人のもつ業の深さを感じさせるラストでしたが、私はひとつの映画として楽しめました😀
個人的に嬉しかったのは
「異端者の家」
に出ていたソフィー・サッチャーが短いながらも出演していたことですね😁
シリーズファンの方は、見ない手はないですよ🫡
残念
1作目、2作目が良かっただけにとても残念
まぁ3作目って大体残念ですよね笑
決してつまらなくはないし、マキシーンというキャラクターはとても良いだけに非常に残念
オチを期待させるだけさせて、あーそういえば1作目のラストでそうだったよねって感じ
いきなりイカれた父親紹介されても笑
三部作の最終話なので予習は必須、パンフレットに時系列ネタバレがあるけど途中で読み止めてね
2025.6.11 字幕 T・JOY京都
2024年のアメリカ映画(103分、R15+)
『X エックス』『Pearl パール』に続く女優を目指す女を描いたミステリー&ゴアホラー映画
監督&脚本はタイ・ウェスト
物語の舞台は、1985年のアメリカ・ロサンゼルス
映画『ピューリタン』のヒットを受けて、監督のベス(エリザベス・デビッキ)は次回作のオーディションを行なっていた
そこに颯爽と現れたマキシーン・ミンクス(ミア・ゴス)は、要望に応えてワンシーンを演じ切り、見事に主役の座を射止めた
一方その頃、街では猟奇的な殺人事件が続いていて、被害者には悪魔崇拝を思わせるような焼印が押されていた
また、スタジオの近くでは『ピョーリタン2』の制作中止デモが起こっていて、表現の自由を弾圧しようとする団体なども現れていた
映画は、マキシーンが映画界で成り上がろうとする決意を描きつつ、友人たちが殺人鬼の犠牲になっていく様子が描かれていく
ショービズ仲間のアンバー(クロエ・ファーンワース)、タビー(ホールジー)に加え、気心の知れた親友レオン(モーゼス・サムニー)まで殺されてしまう
また、彼女を執拗に追う私立探偵のジョン・ラバト(ケヴィン・ベーコン)なども登場し、マキシーンが復讐の炎を燻らせていくことになった
ベスから「映画にトラブルは持ち込まないで」と言われ、「どんなことをしても」と念を押される
そこでマキシーンはエージェントのテディ(ジャンカルロ・エスジポート)とポルノ映画監督のジェパード(ウリ・ラトゥケフ
)たちの力を借りて、トラブル排除に動き出すのである
物語はざっくりとした単純なもので、構造に関しては解釈が分かれるような作りになっている
エンディング間近にて犯人を追い詰めることになったマキシーンは、ヘリからの呼びかけに応じ、逮捕のお膳立てをする様子が描かれる
だが、それは彼女の妄想であり、ショットガンで頭を撃ち抜くのが現実のように描かれている
それでも、その後普通に生活をしていたり、スターになって伝記映画の撮影に差し掛かっていたりするので、殺人の罪に問われなかったのは不思議に思えた
おそらくは、これら全てがひとつの作品であり、父・アーネスト(サイモン・プラスト)との幼少期(Charley Rowan McCain)の約束を守ったように思えた
ラストは「これが一本のホラー映画でした」というメタ構造になっているのだが、色々とおかしなところの辻褄合わせをすると「撮影された古めかしいホラー映画が発掘された」というテイストになっているのかな、と感じた
いずれにせよ、これでシリーズが終了なので一連の三部作全てが壮大な「マキシーンの自伝」であり、「父との約束を果たした物語」のようにも思える
自分らしく生きることを目指していたマキシーンの葛藤が父親殺しという試練として登場するのはエグいものだが、彼女自身はその映画内で「自分らしく」の方を貫いている
その後のハリウッドの生活というものも「妄想の一部」とも考えられるので、そう言ったことをアレコレ考えながら観るのが良いのかな、と思った
ビデオは日本製
犯人父だと分かってしまうよね
父しかいないよね笑
XもPearlもハラハラ感があって楽しかったけど
三部作目は
怖さもエロさも半減という感じ
この映画だけみてたら良かったかもだけど、一部、二部観ていたら
期待値上がるし
ビデオ屋のお兄さんとても好きなキャラだった
期待ほどの恐怖は無かった
80年代の猥雑さがある風景や主演のミア・ゴスなどは良かったと思います。
前半も不穏な緊迫感があり良かったと思います。
が、期待していたほどの恐怖、ホラー感やスリラー感は無かったというか。
敢えて当時のホラーやスリラー映画に寄せていると思いますが、誇張したパロディのように感じました。
犯人の震える手とか、クライマックスの刑事とか、ギャグだよなと。
パロディなコメディでも良いのですが、クライマックスの犯人判明とか犯人との対決とかに、あまり乗れなかったもので。
マキシーンは、基本、主役の座を守るために行動していると思われますが。
しかし、過去の罪悪感とか、友人を殺された衝撃とか、次の被害者を助けるためとか、そういうところにも触れる割には、結局ボヤっとしている印象で消化不良というか。
父親の正体もよく分からず、父親との関係性もよく分からなかったので、あまりカタルシスも感じなかったというか。
エンドロールの最後まで見ると、この作品全体がレンタルビデオ時代のスリラー映画という体のパロディですよ、ということなのだろうかと。
オマージュとか元ネタなど詳しく分かれば、もっと面白かったのかも知れません。
スター
MAXXXINE マキシーン
X エックス、Pearl パールシリーズ最終章。
ポルノ女優として成功したマキシーンは
ハリウッド映画スターへのオーディションに挑戦して
見事主演の座を獲得。
しかし周りでは猟奇殺人鬼、通称ナイトストーカーが蔓延る。
彼女の周りでナイトストーカーの餌食なる人物たち。6年前の殺人事件で生き残ったマキシーンが...?
豪華キャストで
80年代のネオンが眩しい時代を
演じきっている。
パールで父親を演じていたから
まさかの....そうか!と納得。
でもカルトっぽい展開は正直萎える。
クライマックスは
無駄に死ぬ、無駄に怪我人多発
なんか爽快感
観終わったあとはなんかスッキリ
毒親からの解放
頼りになるエージェント
そしてスターへ✨
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