グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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まさにグラディエーター2といった感じ
ストーリー、映像ともに1とあまり変わらず正統派の続編といったところです。
変に手を入れていないためがっかりするところはありませんでした。それが物足りない人もいると思います。
注意点として前作の登場人物の名前が出てくるので、1を見直す必要はありませんが人物相関図は見ておくのをお勧めします。
おすすめできる方
グラディエーターが好きな方
アクションが好きな方
おすすめ出来ない方
暴力的シーンが嫌いな方
前作と違ったグラディエーターが見たい方
マキシマスへのリスペクトに涙
IMAX鑑賞。前作のマキシマスに対するリスペクト愛に溢れた胸熱な作品で素晴らしかった。戦闘シーンの迫力はもちろん、猛獣との戦いなどが加わり、エンタメ感増し増しで面白い〜!ポールから撮影中はヘトヘトだった聞いていたのですが、本当に最後まで戦いっぱなしでした。母ルッシラの過去については、モヤッとしていた謎が解け納得できました。善良なペドロパスカルも良かった。カラカラとゲタの小物感も良かった。DWはキラキラ✨していて眩しかった!コニーさん、画面どアップになっても美しかった。あっという間の2時間半でした〜!
11/4「グラディエーターⅡ」のトークイベントで、DW・ポール・コニーさん・フレッドにお会いできて感無量でした!
前作の縮小再生産版と思わざるを得ない
筋骨隆々の体に仕上げてはいるものの、やはり、ポール・メスカルのキャラクターの「線の細さ」が気になってしまう。
どうしても、無敵の剣闘士には見えないのである。
ラッセル・クロウと比べるのは酷かもしれないが、リーダーとしてのカリスマ性が感じられないのも物足りない。
例えば、仲間の士気を鼓舞する場面などで、ちっとも迫力が感じられないのである。
そんな彼が、一体何を考えているのかもよく分からない。
12歳という年齢で母親と生き別れたのであれば、当然、自分が何者で、誰が母親なのかも知っているはずだろう。
にもかかわらず、剣闘士になった後も、自分の妻を殺したローマの将軍への復讐しか頭にないように見えることには、違和感を覚えざるを得ない。
自分が皇帝の正統な後継者であることを知っているならば、現皇帝から皇位を奪い返そうとして然るべきだし、母親に捨てられたと思い込んでいるのなら、彼女に復讐しようとしてもおかしくないだろう。
それとも、母親の現在の夫である将軍を殺すことによって、母親にも復讐しようとしていたのだろうか?
仮にそうだとしても、そうした主人公の思いを推察せざるを得ないのは、やはり、物語として不親切というものだろう。
終盤で、彼が、突然、皇位を取り戻そうと決意するくだりにも、唐突さと不自然さを感じざるを得なかった。
今作で、前作のラッセル・クロウの役回りを担っているのは、息子のポール・メスカルよりも、むしろ、将軍のペドロ・パスカルのような気がするが、それにしても、クーデター計画の脇の甘さとお粗末さには、既視感が否めない。
その一方で、前作には、ホアキン・フェニックスという憎むべき敵がいたのだが、今作の双子の皇帝は、敵と呼ぶには余りにも間抜けで不甲斐ないし、ラスボス的な存在のデンゼル・ワシントンにしても、途中までは善人なのか悪人なのかがよく分からない。
全編を通じて、打倒すべき「強敵」がいないのことは、今作の致命的な欠陥となっていると思えてならない。
終わってみれば、前作と同じ話をもう一度見せられたような気分になって、どうしてこんな続編を作ったのだろうかという疑問だけが残った。
グラディエーター2(映画の記憶2024/11/15)
グラディゲイター
御年87歳になる巨匠映画監督リドリー・スコットは、近年驚異的なスピードで映画を撮り続けている。ちょっと前までは、マーティン・スコセッシを意識したコメントを残していたスコットだが、最近では生涯現役を公言していて、あのクリント・イーストウッド監督(94)をライバル視しているらしい。しかも今時珍しい金と手間がかかりそうな歴史大作を、ハイクオリティを保ちつつ、早撮りとスピード編集で次々と世に送り出していいる大勢な精力にはもはや脱帽するしかないだろう。
そんなリドリー・スコットが、本作についてこんなことをインタビューで述べていた。「残念ながら、人間は歴史から何も学んでいない。ひたすら過ちを繰り返すのみだ」と。皇帝の妬みをかい将軍からグラディエーターに身を落とした前作の主人公マキシマスに、実は息子ルシアスがいたという設定だ。紆余曲折があってグラディエーターとしてローマに連行されたルシアス(ポール・メスカル)は、帝国に対して復讐の焔をたぎらせるのだが、かつての父親の部下で現在は将軍となった男の妻になっていた母親と再会する....
来年1月に米国副大統領になるJ.D.ヴァンスが、「今のアメリカは衰退期の古代ローマ帝国とよく似ている」と言っていた。私は、先頃大統領に返り咲いたトランプならびに周辺の人物を、登場人物に当てはめながらこの映画をずっと見ていたのだが、これが結構あたらずとも遠からずなのである。映画業界において現在政治的なコメントは一切タブーのため、スコットが大統領選挙についてあれこれ直接語ることはないだろう。が、ローマの政治を陰で操るグラディエーター手配士マクリヌス(デンゼル・ワシントン)のモデルは、民主党政権のパペット・マスターバ◯ク・オ◯マとみてほぼ間違いないだろう。黒人奴隷の烙印や、米国ならぬローマを分断に導く策士ぶりはあのオ◯マそのものなのだ。
民衆の圧倒的支持を受けながら結局暗殺されてしまう将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)がトランプで、おそらく梅毒もちのカラカラとゲタの皇帝兄弟は(C◯Aに暗殺された?)ジョンとロバートのケ◯ディ兄弟だろう。ルシウスの手となり足となり助ける元グラディエーターの医者ラヴィは、反ワクチンを掲げこの度保険省長官に任命されたロバート・ケネディJr.あたりだろうか。ゲイっぽい執政官とマクリヌスのやりとりは、何をかいわんやなのである。(デンゼルの同性キスショットが何故かカットされている)
つまりこの映画、グローバリズムという腐敗した共産思想によりアメリカの分断転覆を謀ったDSから、アメリカを救った男の物語として見ることが可能なのだ。リドリー・スコットが「人間は歴史から何も学んでいない」と語ったのは、まさにアメリカの現状そのものの事だったのではないだろうか。英雄アカシウス暗殺によりコロッセウムで起きた(議事堂襲撃を想わせる)民衆の暴動は、もはやCGサルやCGサイ、CGサメを仕込んだわざとらしい余興(やらせの外政干渉)では満足できなくなった民衆の“怒り”が爆発した結果ともいえるだろう。そんな茶番劇化しつつある政治イシューをギリシャ悲劇的シナリオに練り込んだ本作は、個人的に本年度屈指の出来と思われるのだが、反トランプといわれるアカデミー会員がそれをどう見るのか。来年3月の結果が今から楽しみだ。
ゲームオブスローンズを小さくまとめた感じ。
面白かったーー!!悪役デンゼル・ワシントンが素晴らしかったです。戦...
「続編」にした効果の是非
前作『グラディエーター』を観てからしばらく経っていたため、事前に自宅で復習してからの参戦。UNEXTのポイントを使い、TOHOシネマズ日比谷のSCREEN1(PREMIUM THEATER)で字幕通常版を鑑賞です。大きな劇場に客入りはあまり多くありませんでしたが、同時間帯に並行して字幕IMAX版、吹替版が掛かっているため、それぞれ好みの上映形式に分散されてのことだと思います。
で、観た感想ですが、流石のリドリー・スコット、一定レベルには楽しめる作品に仕上がっていると思います。ですが、現代(いま)になってわざわざ「続編」として作ったと言う意味ではイマイチかな、と。
なお、本作観終わってから(映画.comの)あらすじを確認したのですが、ここまで言っちゃってるんですね。本編では中盤まで「臭わせても明らかにはしない」展開ですし、一応、私は伏せながら続けます。そもそも、この「設定」は前作を観れば「0%とは言えない」かもしれないことですが、いざそう言われると「続編のために取ってつけたもの」と言う感じが強く、薄いエピソードを回想しながら「そうだった」と説明されても、主人公の動機づけと言うこと以外、それ自体が感動につながる「アゲ要素」にはなっていません。
次に、戦闘シーンについては、特にコロセウム(コロシアム)での第2戦は斬新なアイディアに興奮しました。第3戦ではすっかり元の状態に戻ってましたが別の会場だったのか?もし同じだったのなら、整備する人たちは相当大変だったことと思いますw ただその一方で、CGのアニマルは醒めますね。。前作のトラはめちゃくちゃ効果的だったのに、今作は一気にリアリティがなくなり、中でも序盤に出てきたサル(とイヌの掛け合わせ?)には「あちゃ~」と思いました。
そして、キャストについては、ポール・メスカルを筆頭に、双子皇帝役のジェセフ・クイン&フレッド・ヘッキンジャー等、「若手」の生き生きととした演技は見応えを感じましたし、「ベテラン」デンゼル・ワシントンも負けずに伸び伸び演じてて良かったです。そして、前作からの引き続いてルッシラを演じたコニー・ニールセン、今もなおお美しく素敵でした。
と言うことで、作品として悪くはないものの、この筋で続編作るならもっと丁寧に、何ならドラマシリーズにした方が良かったのかな、と。或いは、新キャラクターも魅力的だったので、世界観だけを引き継いで「アナザーストーリー」にすれば、もっとアガれたような気もします。ちょっと残念。
極上の映画体験をIMAXで
凄い・・ここ迄
傑作だけど·····
素晴らしい出来だとは思いますが、前作が余りにも良すぎたため少し物足りなく感じてしまいました。
史劇スペクタクルの傑作の続編としては勿論及第点です。コロッセオの戦闘シーンは迫力満点でしたし、オープニングの海洋シーンも良かったです。
良く作ったなと思いましたし、リドリー・スコット監督は早撮りとしても有名だけど、前作ナポレオンから1年で壮大なセットを組んてあっという間に撮影して編集して公開とは恐ろしすぎます。
主演のポール・メスカルは正直まだ日本では駆け出しの俳優なのでラッセル・クロウと比較するのは余りにも可哀想。だからこそ彼を盛り立てる意味でももう少し有名どこを出して欲しかったです。
デンゼル・ワシントンだけでなく、彼の味方になってくれる剣闘士の仲間が後2、3人いたらもっと深いドラマチックな展開が期待出来たのではないかと思っています。
それと前作壮大な音楽が圧巻でしたが、今作は遠慮気味でしたね、ハンス・ジマーなんで担当しなかったのかな?あの音楽大好きなんです。
さて、さらに第3作の構想も視野に入れているらしいが、それについては全然構わないが、一体どうなるのか?
前作、今作共にある程度史実を踏まえているとのこと。私はほとんどフィクションだと思っていたので少々驚きました。
グラディエーターは私のマイフェイバリット作品の1本なので、続編の度に評価が下がることだけは無しにして欲しいです。
そこそこまぁまぁ─質はいわずもがな
前作は何度見たか─テレビ画面上だけですけど・・・、前作の感動や優れたところをけっこう知っているだけに、この続編には期待と不安が、どちらも相当なものがありました。
始まり・・・かっこいい・・・前作を引きずるような出だし─別に前のものを踏襲して欲しいなどとは思っていなかったのですが、見終わって、かなり1作目と同じような構成だったなぁという感想。だから安心して楽しめましたが、逆になんか物足りない感じも・・・
ローマのためとか言いながら結局は私利私欲のあの人も相変わらず嫌な感じでなんか良かったです。
どうしてもデンゼル・ワシントンを中心にしなければならないのかなー・・・まぁ実際素晴らしい見応えあるパフォーマンスだったし、引きつけられましたが、展開やストーリーまでもが大俳優に引きずられてしまっている感もあったかと─致し方なしと思いつつもケリのつけたがちょっとイマイチな気がしました。
でもまぁそこそこ楽しめた感じです。
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