「リドリー・スコット監督万歳」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 グッチさんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコット監督万歳
話がチャチくて重みがないのは脚本のせいですかね。最近、日本もアメリカも古い時代背景の重厚な映画を全然作ってくれないので(お金が掛かるのにヒットしないから?)、そんな映画に飢えていた自分には観たいと思わせてくれた映画でした。
ちょっと話が嘘臭過ぎないかとは思いましたが(格闘場の舟戦は大迫力でしたが、絶対にサメなんか入れてなかったでしょうね)、どこがセットでどこがCGかわからない古代ローマの映像は圧巻でした。主演のポール・メスカルは確かにラッセル・クロウの息子と言われても違和感ないなと思っていましたが、髭がないと似てないですね(笑)
しかし、何よりおん歳86才のリドリー・スコット監督の精力的なこと。(普通はかつての名匠でも、年を取るとだんだん作品を撮らなくなりますよね) 40年以上も前の「エイリアン」や「ブレードランナー」は大好きな作品ですが、その監督が未だにこんな大作の監督をされているとは、尊敬しかありません。
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