「戦場・闘技場・宮廷陰謀劇がほぼほぼ等分、どこを切っても流血と暴力に...」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場・闘技場・宮廷陰謀劇がほぼほぼ等分、どこを切っても流血と暴力に...
戦場・闘技場・宮廷陰謀劇がほぼほぼ等分、どこを切っても流血と暴力に彩られた2時間半、まったくダレる間が無い。母親が実質なヒロインで、どうしても二世主人公の頼りなさが拭いきれない主人公を、ともすれば敵役のデンゼル・ワシントンが喰ってしまっているのはさすがに役者の年季違いか。皇帝2killに皇女1killの無双振りは、裏主人公といってしまっても過言ではない。皇帝の首を掲げて元老院を牛耳るシーンの恐ろしさったらない。この政治力のうえに、闘技場のチャンピオンとタイマン張れるくらい物理的に強いのは、いくらなんでもインチキだろ!デタラメ一歩手前な物語を豪華極まるスペクタクルと役者力でねじ伏せる、久々に超大作映画を見た、という満腹感があった。
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トミーさんのコメント
2024年11月15日
リドスコ監督と言えば超大作、辛気臭いナポレオンよりこっちが向いてると思います。
リングアナウンサーみたいなのが居てちょっと笑えました、入場テーマとかも有って。