ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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元祖「ジョーカー」みたいな
なんの事前情報も無しに鑑賞したので、まず本作がパート1であることに驚いた。
調べてみるとすでに次作の撮影に入っているとのこと。
なるほど「オズの魔法使い」の西の悪い魔女をフィーチャーした新解釈のお話ってことなのね。
そう言う意味では「ジョーカー」っぽいなあと思ったが、原作は1995年なのでアメリカでは以前より悪役のスピンオフを描くという文化があるってことなのかな。
もう一人の主人公の後の南の魔女と若い頃に学校の寄宿舎でルームメイトになるのだが、役者さんの年齢差が気になって仕方がなかった。
若干尺の長さが気になったがミュージカル映画としては面白く観れたし、スクールカーストや差別などのテーマをわかりやすく盛り込み、ラスト魔法を使い空を飛ぶシーンは爽快でカッコよく、そして何よりもオズの魔法使いが魔法を使えない悪者というストーリーには興味を惹かれたので自作も期待してます。
素晴らしいシーン
思った程ミュージカルミュージカルしていない。ブロードウェイミュージカルの映画化と聞いてちょっと身構えていたがそこ迄では無かった。。ちゃんと確りとしたストーリーとなっていた。また美術や衣装の細かな所迄作り込まれており美しい映像となっている。VFXも音楽もダンスも見事で一流のエンタメであった。こう言う物を作らせたらハリウッドに敵う者は居ない。超一級品であった。
「西の悪い魔女」誕生秘話である。しかし主人公のエルファバは決して"悪い魔女"では無く他者(ここでは動物達)を愛しむ事が出来る賢者であった。むしろマダム・モリブルの方が"悪い魔女"であった。
ラストの塔の窓際に立ち、箒を持ち黒いマントを翻す姿は圧巻であった。まさしく"魔女"に成った瞬間であった。それはそれは素晴らしいシーンだった。このシーンを観る為だけに映画を観る価値があると言える。
【追記】
エンドロール後は何もないので劇場を出て大丈夫です。
良いミュージカル映画だと思います。でも、本当に長いんです。
表題の通りです。ミュージカル系の映画は嫌いでは無いです。でも、この映画は本当に長いんです。
いろいろと感想はありますが、最も心に残ったのは以下の3つ
①アメリカ人って本当に「肌の色問題」が好きですよね。日本だったら、「呪いにかけられて魔力は使えるようになったけど代わりに肌の色が緑になった。」ぐらいで終わりそうだと思うんだけど。あんなに揶揄するかね? 独特の感情ですよね。
②良い・悪い、正義・悪って、本当に見方(視点)によりますよね。この映画では、あえてそういう風に作り込んでいるのでしょうが。ロシアVSウクライナ戦争も、ロシア視点だと、ウクライナが悪に見えるのかな?
③グリンダ(ガリンダ)は、どうやって魔法を使えるようになるのかな? 2部作と知って観に行ったので「continue」なのはわかりますが、次回でどうやってその部分を描き、そして物語をとじるのか? また3時間コースなのか! それとも? 長すぎるのは勘弁して欲しい。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
面白かった。何とPART2(続編)有り。トゥ ビー コンティニュ~ 。 さて、どう考えてもオマエが悪い魔女だろ ( `Д´)/
最初にタイトルが出たとき、その左下に " PART1" となってたのでズッコケた (゚▽ ゚;)
でもまあ、ミュージカル嫌いの僕が寝もせず、161分を長く感じなかったほど物語が面白かったので " PART2”が楽しみである。
「オズの魔法使い」は、ほとんど覚えてなくて、ドロシーが竜巻でオズの国へ飛ばされた事ぐらいしか記憶にない。今回の映画で良い魔女と悪い魔女が出てるのを知ったほどである。
で、今回は敵対する魔女どうしが、かつては仲が良かった設定らしく、ナゼ悪い魔女になったかなんて話みたいでスゲー面白そうということで鑑賞。
PART1の結論としては、エルファバは悪い魔女じゃなーい、悪い魔女はグリンダ、オマエのほうだろ( `Д´)/
グリンダはまだ魔法が使えないから、まだ魔女ではない。だけどイヤなヤツである描写が多かった。
コイツは初対面のエルファバに、エルファバが緑であることに 「同情するわ」とのたまう。
後で「緑であることはあなたの個性よ」なーんて話にはならない。
またグリンダは、けっこう意地悪だ。自分が散々けなした黒い帽子を、「とてもアナタに似合うわ」とか言ってエルファバにあげたりする。喜ぶエルファバ。ほえー ( ̄▽ ̄;)
このあとエルファバは、グリンダが意地悪であげた帽子をかぶってダンスパーティーに登場。
この映画でちょっとマズイのは、エルファバとグリンダがナゼ仲良くなったのか、そのキッカケになったエピソードを描いてない点だ。
エルファバがマダム·モリブルに掛け合って、グリンダにもマダム·モリブルの講義を受けられるようにする。そして、その事をダンスパーティーの会場でグリンダと僕たち観客が知って、その辺りから2人は親しくなる。
では、なぜエルファバはマダム·モリブルに掛け合ったのか?まさか帽子をもらったからじゃあるまい。その動機がバッサリ、キッパリ抜け落ちている。
たぶん編集でバッサリ切っちゃったんじゃないかと思う。
仲が良くない2人が何で歩み寄ったかってのは、この映画で割と重要な点だと思うけど、ちゃんと描いてない。
でもまあ、なんか知らんけど、とにかく2人が少しだけでもそれなりに仲良くなったので喜ぶことにする。
ちょっとでもイイから仲良くなってないと、オズへ行く列車に2人で乗って行く展開にはならんからのう。
オズに着いた2人は、動物が消えるのがオズの魔法使いの陰謀だと知って逃げる。この時グリンダは、オズの魔法使いとマダム·モリブルが悪いやつだと知っても、オズの魔法使いに謝るようエルファバに言う。
グリンダは、(悪い奴でも)権力者には逆らうな、長いものには巻かれろ派だ。
そうすると「オズの魔法使い」でグリンダは、悪者のオズの魔法使いの味方をして、エルファバを倒したのか?
それって悪に加担してね?ウーン、PART2に持ち越しか。
僕は、今回のPART1では、最後にグリンダとエルファバが2人で逃げてオズの魔法使いと戦うことになるのかなと思っていたら、結局グリンダは、空飛ぶホウキには乗らなくてガッカリした。
マダム·モリブルが、「エルファバの言う事は信じないように」と放送で国民に告知し、偽りの情報で世論を操作しようとする。
最近の、ニセ情報であってもSNSで多くの人に届けて信じ込ませたほうが勝ちみたいな風潮を思い起こした。
ところで、PART2はイツからかのう。楽しみだ。
2025(令7)/3/7 ㈮ A
オズの国が行きつく先は現在の不寛容な世界
オズの国はみんなが歌って踊れる自由な夢の国、人は肌の色に関係なく共に暮らし、また動物も人と同じように言葉を話し分け隔てなく暮らしていました。
でもグリーンの肌を持つエルファバには皆がなぜか驚き彼女を忌み嫌います。まるで邪悪な存在でもあるかのように。彼女は実の親からも忌み嫌われる存在でした、ただ肌がグリーンというだけで。
動物と人間が分け隔てなく暮らすオズの国ですが昔は動物が檻に入れられた時代がありました。飢饉が訪れて人々はその災厄をもたらした犯人を欲したために一番人間に遠い種族の動物たちが悪者にされました。でもそれは過去のことであり今は平和に暮らしています。
そんな国なのに、皆がエルファバを受け入れようとしません。彼女の肌が白色でもなく黒色でもなく黄色でもなかったから。
一見、黄色人種も黒人も動物も分け隔てなく暮らすオズの国ですが、その偽善が次第に剝がれ落ちてきます。
それは動物たちへの排除から始まります。これはオズの国を支配するオズの魔法使いの仕業でした。彼には本当は魔法の力はありません。彼は国の支配を続けるために自分への権威が揺らぐことを恐れました。自分には偽物の権威以外何もないことを知られるのを恐れた彼は敵を作り人々の関心をそちらに向けさせます。そのためには本当に魔力を持つエルファバが必要だったのです。
動物たちを敵に見立てて彼らを監視するための空飛ぶスパイをエルファバに作らせます。まるでテロ対策で国民を大規模監視するためのエクスキースコアシステムのように。エルファバはかつて愛国心に燃えたスノーデンといったところでしょうか。
エルファバは彼の魂胆を知り、彼と戦うことを決意します。自分に逆らう彼女を敵だと名指しする魔法使い。「正義」の国に対抗する「テロリスト」がここに誕生したのでした。自分たちに敵対する相手はテロリストだと言えば国民はすべて国に従います。彼らにとってテロリストはただの「悪」でしかないからです。
オズの国を支配する魔法使いはまさに世界一の軍事力と経済力を持つアメリカ大統領の誰かさん。真っ先に敵とみなされ排除される動物たちは移民あるいはムスリムの人々。
アメリカもかつては自由で寛容な国と言われましたが、それも今は昔の話。指導者のチャイナウィルスという一声でアジアンヘイトが巻き起こり、あなたたちの生活が苦しいのは移民のせいだと言えば移民排斥運動が巻き起こります。
何の能力もない大統領はただ権威を笠に着て敵を作り出しては自分への支持につなげます。かつてはヒトラーがそうしたように。そしてオズの国もそうなりつつありました。
様々な人種が一見分け隔てなく暮らすオズの国はまさに西側諸国をはじめとする現在の世界の姿を表しています。様々な人種が平穏に暮らせているようで、いったんコロナ危機や経済破綻が起これば真っ先に移民や有色人種が攻撃の対象になる。
かつて反ナチ運動組織の指導者マルティン・ニーメラーの遺した言葉をアレンジすれば、オズの国が動物たちを連れ去ったとき私は声を上げなかった。私は動物ではなかったから。彼らがアジア人を牢獄に入れたとき私は声を上げなかった。私はアジア人ではなかったから。彼らが黒人を連れ去ったとき私は声を上げなかった。私は黒人ではなかったから。彼らが私を連れ去ろうとしたとき、私のために声を上げる者は誰一人残っていなかった。
敵にした動物がいなくなれば、次は黄色人種、その次は黒人、そんな風に敵を見つけては排除するということが延々と続けば、いずれは自分が排除される時が来るのかもしれません。
アメリカも誰かさんのせいでこうなりつつあるのでしょうか。多様性を否定することは自滅につながる。閉鎖的な社会はイノベーションも起きず衰退してゆく。アメリカの大手IT企業の創始者たちはイーロン・マスクをはじめ移民ばかり、外部から新鮮な血を受け入れて発展してきたからこそ今のアメリカがあるというのに。
マリアナ・グランデが俗物キャラを見事に演じていてエルファバ役のシンシア・エリボを食ってましたね。嫌味な役を楽しんで演じていて見ていて気持ちいいくらい。テーマがわかりやす過ぎるのと上映時間が長過ぎるのがマイナスポイントですが親御さんはお子さんを連れて見に行き本作を通して今の世界の状況について語り合うのがいいかと思われます。
ホントの魔女。
美しく人気者のグリンダと、肌の色が緑色で周りから変人扱いされ怒ると魔法の力を発揮するエルファバの出会いの話。
エルファバの妹ネッサが通い始めるシズ大学で出会い、グリンダとエルファバがルームメイトとなり勉強寝泊まりと共に過ごすことになるが性格真逆の2人は衝突、グリンダから譲り受けた黒い帽子を被るある日、2人の関係が友情へと変わり始める…。
冒頭から始まる“グッドニュース”、子供から聞かれる「魔女はなぜ悪いことを?」と始まり見せてくが…、大学でモリブルから魔法の力を才能と買われ…観終えれば利用、悪者扱いとなるけれど。
魔女、いやっ美魔女なアリアナ・グランデ演じたグリンダの方が魔女でしょ?!と、自分の綺麗、美しさを利用し周りへの自己中っぷり、エルファバへの振る舞いは友情?!、嫌われ者だったエルファバを人気者しようとなっていくけど、魔女はグリンダ、グリンダの性格でしょ!と思ったのは私だけ!?
音楽、ミュージカル絡みの作品って結構好きだしハマるんだけど本作は合わなかったかし時間を感じたかな。周りから囲まれバカにされ踊るエルファバと、その踊りを真似踊り始めるグリンダのシーンには涙。
最高すぎる!!
もう、映画の撮り方の良し悪し以前に、シンシア・エリボとアリアナ・グランデのWickedへの強い思いが、生の舞台を観てるんじゃないかと思うぐらい、スクリーンを越えて伝わってきて、それだけで感動しました。
そして、それだけでも良かったのに、映画の演出・映像・衣装・美術も、何もかも凄く良かったです。
役者も映画も良いから、最高以外なにもない!
まず、ミュージカルの映画化としては、非常に挑戦的な作品だと思いました。
2部に分けたというのが凄いですね。
これまで、ミュージカルの映画化だと、どうしても尺の問題で歌などをカットしないといけなかったのを、1幕分だけでたっぷり映画が作れたから、フルで歌ってくれたのが本当に良かったです。
やっぱり歌をカットしたり、途中て切ったりされると、ミュージカルオタク的には、…っておい!歌わんのかい!って、なるんですよね。
なので、ミュージカル映画の2部作なんて、あまり一般受けしなさそうな中、よく2部に出来たな!というのと、良くぞ2部にしてくれた!という意味で、挑戦的やなと思いました。
また、映画オリジナルシーン(もしかしたら、原作小説でそういう場面があるのかもしれませんが)も、舞台版をより深く描いていて、それが、それぞれのキャラクターをもっとわかりやすく伝えることに繋がっていたので、舞台を観る以上に、それぞれのキャラクターに感情移入して観ることができました。
こんなに感情移入してしまっては、Part2で私の涙腺がえらいことになってしまいそうなので、今から心配です。
映画のオリジナルシーンについては、時々舞台版を観てから観ると、蛇足に感じてしまう時があるのですが、Wickedに関しては、舞台版からのファンのイメージを壊すこと無く、その人物をより深く知れるになっていて、本当に良かったです。
あと、映画の美術や衣装が凄く良かった!
舞台版より更に、映画オズの魔法使いの世界観をちゃんと反映させてて、マンチキン国の広場の黄色いレンガの道が、ちゃんと渦巻きになってたのは凄く楽しかったです。
それ以外に、シズ大学構内も、テーマパークみたいでめちゃくちゃ楽しかったし、オズダストもナイトクラブみたいになってて、動物達の生バンドも楽しかった。
シズ大学の衣装も、舞台版より凝ってて可愛かったし、エルファバの衣装もめっちゃオシャレやったし、グリンダの衣装も可愛すぎ。
ほんま、美術と衣装でアカデミー賞取ったことが納得できる!と思いました。
そして、やっぱりシンシア・エリボとアリアナ・グランデ!本当に良かった!
大学に入って、どんどん変わっていくエルファバを、シンシアの顔を正面から撮ることで見せていて、それが凄く印象的でした。
グリンダも、もちろん同じように撮られていて、だから2人が急に友達になるオズダストの場面が、より説得力のあるシーンになってたのが良かったです。
2人が踊るところで、泣いたのは始めてです。
しかし、オールした後の朝から、ハイテンションでPopularを歌うグリンダは、凄すぎですね。
ちょっとアホで世間知らずで独善的で、正直感じ悪いのに(途中までは、可愛い以外は悪口しか思い浮かばない…ごめんなさい)、グリンダを嫌いになれないのは、この圧倒的な陽キャと、素直なとこなんでしょうね。
最後のDefying Gravityは、そんな2人の仲良くなってきた過程を、ずっと見てきたから、2人で歌う時の表情とか、もうめちゃくちゃ伝わってきて…
最高に良かったです!
ただ、1つ、うーん…と思ったのは、映画なのでもう、仕方ないのかもしれませんが、So if you care to find meって歌う前やったと思うのですが、ちょっと長かった……
個人的にもうちょい早いほうが盛り上がったかな。
でも、本当に空を飛んでるのも良かったし、猿達を引き連れて飛んでるとこは、めっちゃかっこよかった!
もう、一刻も早くPart2が観たくなります!
1幕目が終わって、トイレに行ってすぐ2幕目が観れないのは、ある意味この映画の最大の難点かもしれません。
それに、曲が終わった後に拍手出来ないのも、とても辛い!拍手したい〜って、ウズウズしてる人も結構いるんじゃないかな?応援上映とかあったら、行きたいです。
あと、ミュージカルファンとして、ブロードウェイ初演のイディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスが登場したのには、めちゃくちゃテンション上がりました!
しかも、ちょっと出てくるとかじゃなくて、2人でしっかり歌ってくれた!
しかも、最後はシンシアとアリアナの隣で!
なんて贅沢な!!!
私はあんまり、同じ映画を何回も観に行くことはしないのですが、これは間違い無く、また観に行っちゃうと思いますね!
なんなら、今すぐもう1回観たい笑!
王道ミュージカル
善い魔女、悪い魔女。なるほどね。
善人を悪人に仕立て上げる酷い奴もいたものだ。
160分と見る前は長いなと思いつつも見ていたらそこまで退屈はしなかった。
やはりクオリティの高さが際立たせていたのだろう。
登場人物も控えめでグリンダとエルファバにカメラを当てていたのも2人の関係がより分かりやすくて良かった。
1つ残念なのが魔法が無さすぎること...
物語上仕方ないが...
まさかの前後編の前編。オズの魔法使いを知っておいた方が楽しめます
舞台は見ていて映画は主演の2人以外事前情報全く無しで視聴したので、オープニングちょっと後にpart1と出てきたのでもしかして…と思いながら見てました
段々これ尺足りないのでは?と思ったら案の定山場で終わってしまって驚きました。せめてポスター等のタイトルにpart1入れるとかして欲しかったです
歌や音楽、舞台のセットや衣装の目や耳に入ってくる物は凄く良かったのですが、脚本のせいかしら?もっとテンポ良く出来たかなって所がありました
あと周りの生徒を使っての多様性の主張がくどいです
マイノリティ側で生きてる身としてはそういうやり過ぎなのは要らんのですよ
オリジナルが大好きなのでまさかのイディナとクリスティンが出てきて大興奮!
エメラルドシティで賢者の役者さん役?で出てきた女性2人です
あの2人のコミカルさと遠慮の無さが凄く楽しかったのでこれこれー!て笑っちゃいました
舞台と同じように進むならpart2はオズの魔法使いを知ってると、
カカシや良き魔女の話の裏はこんなことになってたのか!ってなるのでオズの魔法使いを知らない人で映画ウィキッドの続きを見る方は是非予習をば
対象的な2人、そこに生まれる友情
両親に虐げられ緑色の肌と魔法の力を持つエルファバ。
美しくあざとく誰からも愛されるグリンダ。
2人の出会いと成長を描くストーリー。
心の闇や葛藤、それ故の周りからの評価、美しさを武器に、時にコミカルに派手に、それぞれの表現はとても愛おしく素晴らしかった。
なぜヤギのディラモンド教授は捕らえられたのか。
なぜ黄色いレンガ道なのか。
答えはオズの魔法使いですね。
120分ほど経った時に、これ終わる?まさかのラストまで駆け足?と思っていたらなんと最後にTo be continued
客席から漏れる、え!?!?、自分も、え!?
今回は何も事前情報を入れずに観ようとレビューをチェックしなかったから知らなかった。
なぜ明記が無かったのだろう?子連れのファミリーが不満を漏らしていたのは納得。
ただ続きは非常に楽しみです。
つづく…次回作があります
字幕版で観ました
エルファバ役のシンシアが
肌の色がみどり色で皆の標的になって
しまうけど…心優しくてとっても魅力的
怒りが強い時に魔法が出ちゃうという
…本格的な魔女
グリンダ役のアリアナは天然で可愛い
けど以外とアザトくて小悪魔的にみえた
話し方とか可愛いので皆から愛される
男性からしたら皆好きになるよね
この対称的二人がおもしろい
…結構コミカルな楽しいミュージカルです
どこかディズニーランドのショー
アトラクションを見ている様だった
動物たちの抱える問題もあるので
その後どうなっていくのか楽しみです
善い魔女と悪い魔女としているが
エルファバの魔法を悪用している
あのふたりの動向も気になる
エルファバが悪い魔女とは思えない
…善い魔女と悪い魔女っているの
次回で明かされる…?
歌とダンスを楽しんでください
本当に歌はいいんです、ダンスも映像も素晴らしいです。3時間近くありましたが、歌とダンスで体感は2時間程でした。
問題なのは脚本です。なぜ二部作なのにここまでキャラ同士の関係なり成長なりを希薄にしたのでしょうか?全てが急に感じる脚本でした。
主人公2人が打ち解けてから仲良くなる過程がほぼなく、急にやたら仲良くなったり、エルファバはまともに魔法を使えないのに、学長のゴリ押しでいきなり陛下のお近づき、からの伝説の本を扱えたり、後半は置いてけぼりでした。元が天才で、それを利用したの一言で済まさないで欲しいです。
動物の迫害も言う程シーンとしては少なく、折角いいキャラの王子も、絡みが少ないです。
もう細かく観るとツッコミ所が途中からやたらあります。エルファバも不憫すぎます。
何より、なぜ2人が打ち解けたシーンをあんなメロディーのみで済ますのか、折角のシーンなので、デュエットや周りを巻き込んだダンスなりを入れて欲しかったです。それなら多少、周りがエルファバを受け入れた理由も分かりますが。
歌とダンスで無理矢理観客を引き付けている映画でした。高級食材を酷い調理で食べさせられているような、そんな映画でした。
字幕のキャストの歌とダンスは最高なので、そこは期待を裏切らないと思います。
【"緑の肌への偏見、差別。けれども重力に抗って私は飛ぶ。”今作は”オズの魔法使い”の良い魔女、悪い魔女の若き時の交流と夫々の葛藤を描いたファンタジックミュージカルのナント第一幕!なのである。】
■エルファバ(シンシア・グランデ)は、母親が妊娠中に浮気をしたときに、緑の酒を飲んだためか、生まれた時から緑の肌をしていて、父から足の不自由な姉ネッサ(マリッサ・ボーディ)へとは違う接し方をされて育つ。友達からも肌の色を揶揄われて、彼女に笑顔はない。一方、グリンダ(アリアナ・グランデ)は、白い肌、金髪の美少女。二人はシズ大学に入学し、同じ部屋で暮らすことになる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
1.冒頭、悪い西の魔女が死んだ事で人々が喜び踊るシーンから物語は始まる。だが、そこに現れた良い魔女(アリアナ・グランデ)に”二人は昔は仲が良かったの?”という問いが民からあり、良い魔女は過去を回想していく。
2.エルファバは、優しく聡明な女の子として描かれる。だが、彼女は肌の色により様々な苛めや偏見、差別に会う。この物語の一つの大きなテーマがルッキズムである事は明白である。
3.シス大学の魔法学部長のマダム・モリブル(ミシェル・ヨー)は、いち早くエルファバの魔法の力に気付き、その力を育てようとする。彼女にとってはグリンダは、眼中にない。そして、エルファバはそれまで我慢して来た自分への様々な仕打ちに対し、魔法の力で対抗しようとする。一方、グリンダは恵まれたお気楽な人として描かれているのである。
4.エルファバとグリンダは最初は衝突するが、グリンダがエルファバの心の傷に気付き、いたわる事から友情が芽生えて行く。が、二人は徐々に別々の道を歩んで行くのである。
■この作品では、ルッキズム以外にもオズの国を変容させていく動物への不寛容な思想<山羊の教授ディラモンドへの仕打ち>の蔓延が描かれる。
だが、オズの魔法使い(ジェフ・ゴールドブラム)に対し、エルファバは自分の生き方を貫こうとする。その代表的なミュージカルシーンが、彼女が”重力に逆らって”を歌い、箒に乗って大暴れする飛翔シーンである。
一方、グリンダは”人気者”を歌い踊り、可愛さを振りまいている。
<ご存じの通り、今作はミュージカルの第一幕を描いている。
そこでは、マイノリティーを代表するエルファバが自分の能力に目覚め、一方マジョリティの代表であるグリンダは美しく、楽しそうに歌い踊っているのである。
この後、第二幕がどのように描かれるのかが、楽しみであるとともに、今作の大きな魅力の一つが、劇中で披露される衣装の数々と、オズの国を作り上げた美術である事を、再認識した作品である。>
Ariana Grande - Butera
アリアナの歌、姿を聴きたさ、観たさだけで映画館行きました。
自分が映像で見た舞台ものより全然よかったです!
基本、原作やオリジナルは無視していつも映画館での時間を楽しんでます。
最初にドロシーが仲間と歩いていたので、これは前日譚なんだねーと思ってたら
まさかのパート1♪
楽曲はまだ残ってるんですかね?
ジョンパウエルにはアカデミーあげたかったです
ラスト、クレジットみててアリアナの気合い入り具合、名前表記みてもすごいです
と思いました。
パート2たのしみ♪
こういうやり方はフェアじゃない!
予告から、楽しそうな内容を期待していましたが、期待は見事に裏切られました。
まず。タイトルが出て大変驚いたのは、「ウィキッド パート1」と表示されたこと。続編ありきで製作されているとはつゆ知らず、序章だけでほとんど内容が進んでいないにもかかわらず、2時間41分もこの映画に付き合う羽目になったことは本当に許しがたいです。これは連作の1作目なのだと伝えないのは、非常に卑怯な詐欺に遭った気分になり、ここでまず思い切りがっかり。
また、ほとんど意味の無い登場人物が出てきたり、歌のパートがやたらと頻繁に入ることで、映画のテンポが悪くなっているため、無駄に上映時間が長くなってしまっていると感じました。何回寝落ちしそうになったことか。
歌のレベルは確かに高いのですが、こうも歌だらけだと最後はもういい加減にしてくれと思いました。
今までミュージカル映画はたくさん見てきましたが、あまりに歌が多すぎて疲れ果て、更に上映時間の長さが疲れに拍車をかけました。
家族で見に行きましたが、帰りの車の中がこんなに静かだったのは初めてです。
もう、しばらくミュージカルは結構です。
思いっきり「前編(序章かもしれない)」なので、「To Be Continued」で驚かないでね
2025.3.7 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年アメリカ映画(160分、G)
原作はスティーヴン・シュワルツ&ウィニー・フォックスのミュージカル
魔法学校で知り合ったふたりの魔女候補の出会いを描いたファンタジー・ミュージカル映画
監督はジョン・M・チョウ
脚本はウィニー・ホルツマン&デイナ・フォックス
原題は『Wicked:Part I』で、「魔女:第1章」という意味
物語の舞台は、ふたりの魔女の戦いが終わったマンチキンランドにて、善い魔女ことグリンダ(アリアナ・グランデ)が国民たちに語る様子が描かれて始まる
西の悪い魔女ことエルファべ(シンシア・エリヴォ、幼少期:カリス・ムゴンソレ)は、父がマンチキンランドの提督(アンディ・ナイマン)で、母(コートニー・メイ=ブリッグス)との間に生まれた長女だった
だが、彼女は生まれながらにして緑色の肌をしていた
提督は娘を忌み嫌い、距離を置いて接するようになる
そして、待望の第二子・ネッサローズ(マリッサ・ボーディ、幼少期:セシリー・コート・テイラー)を授かるものの、彼女は生まれながらに足が短く、立つことができない
さらに、母親も妹の出産にて亡くなってしまい、彼女らの面倒はダルシベア(シャロン・D・クラーク)とウルフ・ドクター(ジェナ・ボイド)に丸投げすることになった
二人は順調に育ち、ようやく大学に通う年齢になる
だが、大学に行けるのはネッサローズだけで、エルファバは妹の付き添いとしてシズ大学に来ることになった
物語は、グリンダの回想録というテイストで進むものの、思いっきり続編ありきの「パート1」となっている
邦題は「ふたりの魔女」となっているが、劇中にて魔女として覚醒するのはエルファバだけであり、ちょっと無茶なタイトルになっているなあと思った
動物と人間が一緒に住んでいた世界だったが、ある目的によって人間は動物を迫害し始める
大学から追い出し、檻に入れるなどして学びの機会を奪い、それによって人間社会をより強固なものにしようと考えている黒幕がいた
映画の後半では、その黒幕たる人物が登場するが、そこまで明確な証拠はなく、むしろエルファバの思い込みに近いところがあった
エルファバが魔法の書を使えたことで脅威となり、それによって彼女を捕まえようとするのだが、彼女は魔法のほうきを手に入れて、西へと姿を暗ますことになる
前半はここまでという感じで、西の魔女がどのように死んだのかは、次作以降で紡がれるという感じになっていた
前後編というのは思い込みなのかはわからないが、西の魔女が死んだ後のことも見越して、パート表記にしているのだと思う
前半だけで160分というのはまとめきれていないように思うが、長いのはミュージカルの部分があるからなのだろう
原作がミュージカルで、それをそのまま映画的手法を用いて再構築しているように思えた
このあたりはファンムービーの側面は否めないが、あまりにも有名な話なので、ネタバレもあったものではないのかもしれない
いずれにせよ、ミュージカルが嫌いという人は無理な作品で、オズ好きだと何とかなるレベルであるように思えた
さすがにこの内容で160分は長すぎるので、もう少し噛み砕いても良いように思う
また、前後編(続編ありき)を思いっきり隠して宣伝しているのはどうかと思うので、いっそのこと「あの魔法使いの物語が前後編にて再現!」ぐらいの包括的な宣伝を行った方が良かったように思う
あと、スケジュールの関係で通常スクリーンで鑑賞したが、やはり室内のシーンは暗すぎると思うので、IMAXなどの映像に特化したスクリーンで観た方が良い
字幕と吹替は好みによると思うが、アリアナ・グランデの裏声は強烈なので、それを堪能するのなら字幕一択のように感じた
失礼、ありふれたファンの皆様
ブロードウェイ・ミュージカルがオスカーで作品賞を手にしたのは2003年の『シカゴ』以来、見放されている。でも、主演の一人は何時かは "Triple Crown of Acting" を獲得するのは間違いがないかも!?
『オズの魔法使い』が子供向けとするなら、その副産物でスピンオフ『ウィキッド ふたりの魔女』の次の言葉が、象徴するように決して子供向けとは個人的には思わないし、事実、大人向けとなっている。(※Common Sense Mediaによると10才からの視聴を推奨)
"ANIMALS SHOULD BE SEEN AND NOT HEARD"
そんなこんなで、皆さんにはどうでもいいけど
あたしには、3本ほどトラウマとなっている作品がある。個人的な事でどうも...
予めトリガー警告で暗示し知らせることもなくグロテスクで不快で見たくもないシーンを垂れ流す事を平気でしている。(自分が知らないのが悪いってか? ところで人間の五感による知覚の割合は、視覚が約8割だそうで)
『マタンゴ』... ラヴクラフトも注目をしていたホジスンが原作者で翻案者
に星新一の名前も。
『椿三十郎』... 『用心棒』の続編。彼には珍しく続編を製作している。
そして、そして、またそして...
『The Wizard of Oz(1939)』
あるスポーツ紙の見出しより、なんちゃって『小津のアホウ使い』なんてね? 冗談はこれぐらいにしておいてと
でもって、個人的な想いを載せるので失礼します。
映画『The Wizard of Oz(1939)』は『風と共に去りぬ』の監督さんで、製作者には娯楽作品を作らせれば右に出るものがいない方だったし、何と言っても極めつけは総天然色だったこと。カラー映画の革命とも称賛されている。
実は、この映画のドロシー役は、当初ジュディ・ガーランドではなかった。拝金主義の元祖"ディズニー" 社に買収されて "20th Century Fox" 社のタイトルロゴからFoxが今はなくなってしまったけど... 世界恐慌の余韻がまだ冷めやらない時に屋台骨が傾きかけたFox社を一人の少女が "V字回復" したのに...
その『細腕繁盛記』を地で行く彼女はホボホボ、ドロシー役が決まっていた。でも『雨で歌えば』で知られる敏腕プロデューサーであり、変〇でもあるユダ〇人アー〇ー・フリードが#MeToo運動の引き金になった "the Casting Couch" をその当時にやらかしていた。彼のその祖〇ンを12才の少女の前で御開帳したのだ。だから表向きはMGMとFoxとの物別れにしている。このことはフリードが死んでからやんわりと朗らかに彼のそれを見て「クスクス」と笑ったとされる彼女の自伝に載っている。コカコーラや自由の女神と並ぶアメリカの三種の神器と例えられ、また「アメリカン・イノセンス」と呼ばれている方。
ある意味、スターってどう転ぶかが、ジュディ・ガーランドと彼女とでは分水嶺のように分かれてしまう。
一方のガーランドは13才からフリードと性的関係を持ち、しかもMGMから太ってもいないのに瘦せる為としてアンフェタミンを与えられ、昼は覚〇い剤を夜は睡眠薬で昼夜逆転を維持する人工的 "ON" "OFF" 人間となってしまっている。(※ただし、アンフェタミンを含んだ薬物は日本では戦前戦中戦後と薬局で売られ、その依存性の高さを徹○の部屋で三人姉妹の漫才師の長姉が吐露している...話は変わるけどある関西の小型車の現場でweedを吸っていた。)
何故?『The Wizard of Oz(1939)』がトラウマになったかって?
前にも言ったように人の知覚は80%が視覚からで、それを前提に...
始まりはドロシーがオズの魔法の国に着いた時、大勢のマンチキン達がウジャウジャと一斉に登場するシーンにあった。どうしても生理的に合わなかった。決して差別的でないことを言い訳に...
"カラー映画の革命" なんて呼ばれているけど、その高価な"スリー・ストリップテクニカラー"によるヴィヴィット観が反って毒々しく見えてより一層気分を悪くする原因ともなっていた。
ほかには、本作『ウィキッド ふたりの魔女』を観た時、まず違和感を感じたのは「小さな、むしゃむしゃと食べる者」から来ているマンチキンの身長が明らかに1939年の『オズの魔法使い』とは食い違い背が高かった。原作のマンチキン達の身長は10才の少女ドロシーと同じであったけどドロシーを演じたジュディ・ガーランドが当時16才だったので、キャラクターの年齢を引き上げる必要があり12才とした。マンチキンは10~12才くらいの女の子と同じ身長であるはずなんだけど、そのはずが映画ではガーランドよりもかなり低い。そんなことがどうでも良くなることが、このマンチキンを演じた奴らは、自分たちの体の醜さよりも最もグロテスクで醜悪な心がガーランドに対して性的嫌がらせを繰り返し行っていた。
本作『ウィキッド ふたりの魔女』に戻ると...
ディズニー以外でミュージカル映画界、初となる1億ドル越えってか!?
The original Broadway actress of Glinda, the higher Glinda sings,
the less sincere she is. During 'No One Mourns the Wicked.'
ミシェル・ヨーの歌いっぷりの良さに感動する暇もなく、ポップ カルチャーの歴史においてブロードウェイで20年以上上演されている『オズの魔法使い』をガールズパワーでリブートされた作品が、多くの少女を中心として大人の人達も、初めてスクリーンに登場したキャラクターで西の悪い魔女となってしまう複雑な生い立ちのエルファバの『オズの魔法使い』のバックストーリーに本作は焦点を当てている。彼女による単なる "ショーチューン" への自己憐憫や自己否定ではなく、本当の内面の痛みのようなものを表現している。付け加えると彼女の未熟さや部外者であることの永続的で振り払う事の出来ない状態、そして過小評価され外見だけで誤解されて愛されていないことへの苛立ちに対して贖罪という相容れない彼女の思い入れによってあなたの憐みの心から自ずと同情をしてしまう。
"Three times" in reference to the "no place like home" phrase
from "The Wizard of Oz" means clicking your heels together
three times while saying "There's no place like home"
そして、何よりもこれより...
シズ大学では話す動物として権威主義の象徴であるディラモンド教授が残酷に黙らさせられる邪悪な企みのもとに、その一方、次の瞬間には恵まれた裕福な娘で、アメリカが誇る美しさの典型であるグリンダがブロンドの髪を大げさに後ろになびかせて笑いを誘うコメディなところは奇妙で不穏な組み合わせで、彼女が人々をゴミのように扱うことで、本当の姿が『オズの魔法使い』の真の悪役であるという肝心要なトーンの変化をうまく表現がされていないところかもしれない?
何と言っても彼女には、この役に求められる舞台となる学校での熱狂的で情熱的でもあり、その反面モロサもある性格が微妙にズレており、だからポップスターが楽しんで経歴を広げている様子を見ているという感覚が、決して消えさることはない。いわゆるミスキャストと呼べる。
建物やエメラルド シティのリアル感を再現するために 900 万本の本物のチューリップを植えたと聞く。しかし、この映画には AI による不気味な感じが、不自然で無機質な生き物の造形とおぞましい空飛ぶ猿などによって、CGI のセットや背景にはなかなか馴染めないでいた。さらに本作には刺激的で攻撃的色彩が豊か過ぎて、あたかも普通の人の感覚と違ってもいいという製作者側の自己主張と自己満足によるあまりにも行き過ぎた無駄な行為が、ただ単に観客を魅了する前に圧倒だけしてしまう。
あまりにも本作『ウィキッド ふたりの魔女』に対して悪口を載せたのでここで一発、贖罪として言い訳の一言ってか?
2003年のミュージカル『Wicked』は2004年のトニー賞で3部門を獲得している。その一つ、ミュージカル主演女優賞をイディナ・メンゼルが受賞をしているんだけれども、そのトニー賞を彼女が受賞し、多くのオーディエンスの前で ♪Defying Gravity (今年、最高のミュージカル音楽とされる)を歌い、優れたパーフォーマンスを見た時に、何故か知らないけれどもあたしのとうに枯れ果てたと思っていた涙腺から、自分でも驚くほどの涙が出ていたことに後で気が付いてしまっていた。だから、この映画の優れたエンタテナーには悪いけど、彼女と比べると色あせて見えるし、暴力的にも若干見えてしまう。(※トニー賞はエンタテナーとして誰一人も何の部門でも日本人と呼ばれる人は受賞はしていない。ただ一人プロデューサーとして受賞)
実のところ...!
確かに『オズの魔法使い』がトラウマになっているけど、それよりもあたしが以前に持っていたA3サイズのハードカバー『Platinum Paradise』によるとその中でも頭の片隅のその隅には彼女が亡くなる数週間前の横顔のポートレイトが未だに思い出される。夭折した彼女は47才だった。それが夭折したとはいえ、彼女の若さとは裏腹にどう見ても60才後半から70才以上にしか見えなかった。失礼、女性の年齢に対して...
娘のライザ・ミネリがこんな事を語っていた。
"She was kind of a normal mother in an extraordinarily
talented body."
皆さんは、あたしがガーランドの悪口を載せたと思っているかもしれないけど自分では彼女の事を好きでも嫌いでもないし、エンタテナーとして別の角度から尊敬しての賛辞です。
彼女は『スター誕生』で主演女優賞を獲るはずだった。はずだったのに今回でも分かるように安直でくだらない人たちが妄信する映画の祭典がただの "クダラナイDEショー" に成り下がっているのが分かるし、遅刻魔の彼女が実際に製作に多大な損失を出したことや「フィルムを縦に切れ!」と言わしめるほど利益にこだわるワーナーはフィルムをズタズタに切り刻んだ。だからワーナーは、わざと横やりを入れてガーランドに獲らせないようにしたと言われている。(※葬儀の時、スタッフから「これで奴も遅刻はしないな!」と陰口されている)
そんなくだらないDE賞レースに巻き込まれないことを思い皮肉ったまで!
ところでライザ・ミネリが「母親はハリウッドに殺された。」と言ってるけど「はたから見れば悲惨な人生でも彼女なりに楽しく暮らしていた。」とも語っている。(死後、彼女には負債だけが残り、娘のライザ・ミネリが中心に返済しています。※関西の笑い芸人でもお金の使いっぷりが)
ただこれだけは...!
性的マイノリティや性的倒錯者にとっては、ジュディ・ガーランドと言う方は、"アイコン" であり "女神" でもあります。それと本作の西の魔女は『オズの魔法使い』に出てくる魔女が『妖婆 死棺の呪い』と同じレベルと仮にするなら... エルファバは比べることのできないほど異次元的にすごく素敵で可愛らしい方した。そんなの比べるのがおかしいってか?
「本当にいい刀はさやに入っている。」(三船さん)
アイシャドウに口紅... 男根のようなキノコをほおずりしながらムシャムシャと召し上がるシーンはエロ過ぎですマス。
エヘッ(´∀`💕)
※追記なし
舞台の強化版
劇団四季でミュージカル版を観ってから映画版も観たくなってきました。
童話のOZに登場した「悪い」魔女の裏の話という、ストーリーは結構面白いと思うが、舞台版には短い時間の中で色んな内容を詰めなければならないから、展開はかなり飛躍的で背景も説明足りない部分があるという印象でした。
映画にはそういう不足の部分を補足してくれて、おかげでより深く理解できるようになったと思います。例えば魔女の子供時代のシーンは映画オリジナルですが、そのシーンの中で彼女と妹さんと動物たちが仲良く過ごす姿があったので、後ほど彼女はどうしてそこまで動物たちのことを庇うか分かるようになっできました。舞台にはそういう背景がなかったから、その後の戦いはちょっと唐突な展開だと感じました。映画オリジナル補足の部分以外は基本舞台とそっくりと思います。
最初映画一本で全部終わると思ったが、2時間経ってもまだまだ舞台前半の内容しかないと気づき、まさか、、、と思ったら「to be continued」が出ました。舞台は休憩時間含め全部で3時間しかない一方、映画は一幕の内容だけでもほぼ3時間だから、たっぷり背景まで語る時間があります。それは凄くいいです。でも二幕のほうからやっとOZの話との繋がりが見えてきた、展開も面白くなってくるから、舞台を観たことない人、またはOZの話が知らない人が前半だけを観て、どれぐらい面白く感じるかちょっと分からないですね。
自分には結構満足できました、後は続編を楽しみにします!
次回 エルファバ死す!!
主役が悪で、最後死ぬ。
て、壮大なネタバレで始まる変な映画w
ても俺ら日本人に取っちゃまあまあよく見るストーリーだった。
本国アメリカじゃ大ヒット大入満礼らしい。
歴史も浅いアメリカじゃ、オズの魔法使いは国産一作目くらいのメジャー作品だし、教科書にも載ってる。俺ら日本人の感覚で言うと桃太郎や浦島太郎くらいな国民作なんだろう。
そりゃ米国民全員見ますわな、噂に相応しく大予算ビッグバジェットな豪華な絵の連続でしたよ。
エメラルド特急の美しさに、図書館ギミックのワクワク感よ。
てもね、俺ら日本人からすると王道、まあまあよく見るシナリオ展開、悪を背負う側には、共感大きく得るような致し方ない事情があるんだ!!って作り。
ああ、スピンオフのラオウとかジャギとか、雨宮ハカイダーで見たわーw「お前が正義なら俺は悪だ!」
ゴメン俺その話知ってんのよねー。て映画だったわ。
別に、新しく無い=つまんない。とは言わないし、差別問題に踏み込む脚本は買うけどちょい期待大き過ぎたかもね。
やっぱ日本のジャンプ作品っぽいシナリオに、眠ってた才能が無いと主役じゃ無いんだね、普通や凡才じゃモブって感じ?
才能開花の為にイジメが描かれてた大人の都合脚本に見えちゃうよ、こんなのジャンプで千作くらい読んでるわ、せめて努力と執念でチカラ得てよ、ワンパンマンは死ぬレベルで腕立て腹筋したんだぞ。
ま、一応パート2も見に行くつもりだけど、ドロシーの近づく足の絵に、死の匂いがするラストカット、グリンダの表情ポンでエンドロールと予測w
ま、次も見ますよ。して、メガネ映画としても良かったなーw
あれ欲しい!どっかで売ってw
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