ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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素晴らしい歌声
細かなところは忘れてるけれど劇団四季のミュージカル「ウィキッド」で号泣した記憶の強い身としては、映画始まりの悪い魔女が死んだコールから涙があふれてしまった。
この作品は続編があるのが決まっている1作目。ザックリ言えば強大な魔力を持つ悪い魔女が、闇落ちするまでの青春時代。
闇に落ちるまでが喜びにあふれているほどに闇が深くなるもので、だからこそこの作品でも楽しい期間が描かれる。
けれど案外楽しい日々となるまでの嫌がらせされる期間が結構あるので、仲良くなってからも正直グリンダっていつ裏切るか怪しいもんだなって信用ならない気がしながら観てしまった。
それぞれに心境を歌い上げる歌声は実に素晴らしい。ラストの歌などアナ雪を超えるほどで、文字通り圧巻。歌を聴くために劇場に行ってもいいと勧めたくなる一品。早く続編こないかな。
ミュージカル視聴勢にもおすすめしたい!
ミュージカルが劇団四季もオリジナル
ブロードウェイキャストも大好きでさ
評判聞くまで二の足踏んで遅ればせながら試聴してきました
ミュージカル未視聴勢はとにかく素晴らしいストーリーが待っているので後編をお楽しみに!あと楽曲とメインキャストによる最高の歌曲を楽しんで!後編出てから一気に見てもいいかもね 多分リバイバル上映するとこもあるでしょ 舞台だと前半後半1日で見れるのにpart2は11月かよ感
でミュージカル視聴勢は私ら
コレからどうなるか知ってるじゃない?
じゃあ何を楽しみに見るかって言えば
冒頭のアリアナの歌唱に圧巻!
彼女こんなソプラノの歌い方出来るのね
もともと高音に評価のある彼女だけど出してるとこ違うよね そこまで本気なのよ
そしてシンシア 彼女についてはミュージカル勢には単体で聴いてると好みが出るかも知れないけど低音域にも迫力があってコレはコレで良い
そしてアリアナとシンシアの声が混ざった時はもう魔法です 化学反応起こってます
映画だからこそ拾えるキャストの細かい表情カメラワーク 冒頭の最初の曲の時からグリンダの表情がエルファバとグリンダが友達になるところ
ここら辺の感情の解像度は舞台がスーファミなら映画はPS5くらい舞台版の予定調和以上の本物の感情表現
ストーリーの整合性に合っていてストーリーネタバレ勢にはあっコレ凄い作り込んでるって感じられます
また群衆の歌曲で舞台では出せないダイナミックな合唱 ほらやっぱり劇団は人数限られちゃうじゃない?冒頭のグッドニュースから行こうエメラルドシティーには街の市民総登場で歌ってる迫力が加わりました それにオーケストラの演奏に厚みが出た?劇場の生オケもいいけどね
そして映画オリジナルパートにブロードウェイオリジナルキャストの2人がぁーーーー映画館で叫びたかった!ここも面白いので見て欲しい
それ以外にも舞台セットだけでは描けない
魔法の国オズやシズ大学にエメラルドシティが凄い
部屋の小道具が豪華!!!流石はハリウッド映画です!
んで第一部を締めくくる最後ですか…よかった😍
ここからふたりの魔女が辿るfor goodへの道 11月の公開が待ち切れません!!!
コレは円盤📀買って繰り返し見たくなると思う!
ミュージカル視聴勢だけど未視聴って人は是非見て
ファンタジー感が貧相
10代、家族向け
物語、歌ともにパーフェクト
歌は上手い
原作は読まない方がいい
劇団四季版を観て、映画を観て、原作を読みました。
原作の感想になっちゃうのかもしれませんが、原作は読まない方がよかったかもしれませんでした。かなりダークでした。
あぁあ、ここはカットされても(改編されも)当然だよね、って。
いわゆるヴィラン映画になるのでしょうか。
「西の悪い魔女」に名前を与えて、ただの悪役から信念を持ったヴィランにしちゃうとは。それだけ元の「オズの魔法使い」がアメリカで馴染みがもたれているのかということなのでしょうか。
「オズの魔法使い」と「ウィキッド」(原作)とは、出版された当時のアメリカの好調不調を表しているなどと書評もあるようですが、映画としても、オズの国は、SDGsを出すまでもなく、多様性のある価値感ではなく、むしろ共通の敵を作り上げることに傾いた(《動物》だったりエルファバだったり)同調的なものですから。
後半が、アメリカで今年の11月(日本だと来年同時期?)なので、劇団四季版と同じ展開になるのでしょうけれど、もう少し早く公開してもらえないかなぁって思います。
正義や善意に傷つけられる人もいる
3時間の映画だけれど圧巻のミュージカルと映像美で退屈せずに観ていられた。
けれど華やかで楽しげに歌い踊られるのは差別的な無許容の歌。悪い魔女の死に「悲しむものは誰もいない」。図書館で本を踏みつけて踊る行為。絢爛さの裏で感じさせる違和感や不快感を意図的に組み込んでいるような演出で、だからこそみんな「悪い魔女」を応援する。こういうのが本当の意味での「ポリコレ」なのじゃないかと思った。
みんなが言っているからという理由で正義や善意を正しいものと疑わないことの何と無神経なことなんだろう。そこから一歩踏み出して、正しさを疑いながらもしっかり自分の判断のもとに責任を持って行動していくことの美しさや尊さを考えさせてくれる映画だった。
極上のファンタジーミュージカル
音楽、美術、映像、ハリウッドの技術の粋を極めた極上のファンタジーミュージカルだ。
たった2千円弱で2時間40分も映像エンタメ体験を過ごせるのだから老若男女が高い満足感を得られるだろう。
各国で上演され続けている名作ミュージカル「ウィキッド」の映画化。2部作の前編で、西の悪い魔女エルファバ(シンシア・エリヴォ)と東の良い魔女グリンダ(アリアナ・グランデ)の出会いを描く。
舞台となるのは動物と人間が共存する国、オズ。生まれた時から緑色の肌を持ち、幼い頃から孤独なエルファバとお嬢様で人気者のグリンダは大学の寮で同じ部屋になる。最初は仲違いをするが次第に心を通わせるようになる。
冒頭のエルファバが妹の付き添いで大学の入学式に来る時のミュージカルシーンがあからさまに差別的であったり、唐突に仲良くなったり別れたりとストーリーや人間描写は正直薄い。そこはあえてファンタジーミュージカルなのでツッコミを入れないのが正しい。
その分最上級の歌と踊り、映像世界に没入すればいい。それも映画の楽しみ方。
とにかく実力派シンシア・エリヴォの歌と踊りは飛び抜けて素晴らしいし、アリアナ・グランデはキュートでコメディシーンもはまっている。
前半は大学内のエピソードでストーリーがあまり動かなくスローテンポだが後半エルファバがエメラルドシティに招かれるあたりからは冒険活劇のように展開し、圧巻はクライマックス。エリヴォが歌い上げる「ディファイング・グラヴィティ」と疾走感あふれる映像で高揚感に包まれる。
前編の最後、後編への期待感を高める演出でここまで感動的な映画はなかったのではないか。歌と映像で感情が高まり涙が出た。
良し悪しがハッキリ分かれている作品
まず世界観の描写が素晴らしく、国の風景や可愛い衣装などかなり作り込んでいるのが良かったです。
ミュージカルもかなり多めで、短いものから長いものまで歌声も曲も良いので好きな人は全編楽しめる作りになっていると思いました。
逆にストーリー自体は単純でキャラの心理描写も浅めな印象。
特に恋の描写は中途半端なので、ない方が良かったと思いましたね。
心理描写はミュージカルの割を食っていると言うか、ミュージカルで押し切ってる感じがしました。
主人公の正義感が少し幼稚っぽく見えてしまったのもストーリーの単純さ、バックグラウンドの描写(例えば動物側の描写など)の少なさを感じました。
キャラの魅力はグリンダのキャラに大分助けられていた感じがしましたね。
ミュージカルに入りきれず失敗したかなと思いましたが、やはりラスト20分は見ごたえがあって少し持ち直しました。
冒頭でドン引き、でも終盤20分が超良かった
本当にストーリー何も知らず見た。
冒頭のウィキッド討伐の祝いのシーンで「私たちは善とは何か知っている」って歌詞が字幕に出て、自分の善に自信満々なのも超怖いし、彼らにとっての悪役の偶像を火炙りにして遊んでるのが野蛮すぎてドン引きするところから始まった。鳥肌止まらん。
元々ミュージカルあんまハマらない勢でもあり、時間潰せるようにLサイズのポップコーン持ち込んだくらい期待してなかったので、そっから終盤まで上手な歌を聞きながらボーッとしてた。
「結局エルファバも権力主義で偉い人に重用されたいだけなのかあ」とか、「王子様役が白人か黒人で、アジア人の前例がほぼないのって根深い人種差別だよなあ」とか、「王子(女側より富名声権力あるキャラ)に存在を認められたい何も持ってない女って昭和な価値観だよなあ」とか。
終盤、ウィザード(字幕なんて書いてあったか忘れた)の部屋の前の警護してる猿の表情が光栄な職っぽいのにも関わらず超不服そうだったのと、キモいデカいキッチュすぎる悪趣味なしゃべる顔面が登場したところから、「もしかして、冒頭から続く何とも言えない、視野狭くて偽善っぽいこのキモさ達をぶっ壊してくれるかも!!!」ってテンション爆上がりして、そっから終了までがクソ楽しかった。
ミュージカル映画が苦手な人に対しても配慮の行き届いた一作
同名の原作ミュージカルはすでに名作の評価も確立しているし、その映画化作品である本作も、興行収入、観客の評価ともに非常に好評とのことで、良い映画を観たい!という期待に応えてくれる作品であろうことは事前に予想ができます。
実際観てみると、「二部作の前半だから、後半観るまでは評価決まらないかもー」という斜に構えた思い込みを恥じ入るほど、単体作品としても素晴らしい映画でした。
ただミュージカル映画という独自の様式を伴った映画ジャンルが苦手な人もいれば、約2時間40分という上映時間に躊躇する人もいるはず。そういう人も楽しめるのかな?と問われれば、全く問題ない、とは断言できないものの、ジョン・M・チュウ監督の作劇は、それらの懸念に対してかなり演出面で配慮をしていますよ、と言うことはできそうです。
例えばドラマ部分とミュージカル部分の移行のさりげなさは、映画を鑑賞している意識のままミュージカルの世界に誘ってくれるし、グリンダ役のアリアナ・グランデのセルフパロディも交えた演技は、この二つの場面の良い橋渡しになっています。グランデは映画初主演とは思えないほどグリンダ像を活き活きと演じていることに加えて、まさにポップアイコンそのものである彼女じゃないと白けてしまうような仕草をちょいちょい入れ込んで、完全に「グランデのグリンダ」を確立していました。
本作では抑えた演技の多いエルファバ役のシンシア・エリボは、大きく二つある本作の山場で、静と動のエルファバ像を見事に使い分け、そのすごみを発揮しています。特に終盤のクライマックスの演技、配信されているメイキングを見たら驚愕の一言です。
主にシズ大学で展開するドラマは、目まぐるしさを感じさせるぎりぎりのラインで踏みとどまっており、人物関係を理解する余地を残しつつ、様々な場面転換で退屈させないという、非常に締まった作劇となっています。ここは贅をこらした映像と緩みのないドラマを両立させる、というチュウ監督の独壇場でした。唯一、グリンダの友人たちの、まさに取り巻きとしか言いようのない軽薄さを除けば…。
ミュージカルの『ウィキッド』は未見でも全く問題ないとは思うけど、本編の『オズの魔法使い』に触れたことのない人は、これを機会にあらすじだけでも頭に入れておくといいかも!
ミュージカルが苦手だからキツイのか?
久しぶりのミュージカル映画
公開からずいぶんと経ってしまいましたが観てきました。
オズの魔法使いも昔に読んでうろ覚えだしミュージカルもちょっと苦手だしということで二の足を踏んでいたが、シネコンの上映回数の半分以上がコナン映画という異常事態の中、ランキング上位をキープしているのは見所があるんだろうなという思いで。
見た目も性格もまったく違う2人が対立から始まり次第に友情を深めていく。
この2人の行動、言動を見る限りどちらも悪には見えない。
この2人が後に西の悪い魔女、北の善い魔女になるということだが、善い悪いって結局は権力者の都合によるんだよなということよく分かる。
part2では更に闇の部分が描かれそうな気がするが観てみたいとは思う。
まほー
女の子が好きな魔女映画
すいません ミュージカル苦手なのに見てしまいました
あれ?
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