ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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前知識なし、招待状があるようなので某呼ばれない魔女みたいな話と似た...
前知識なし、招待状があるようなので某呼ばれない魔女みたいな話と似た内容かと思って見に行きました。
結構思ってた内容と違って、アメリカ映画やドラマによくあるスクールカースト上位のいけすかない金髪美女と緑の肌に生まれてきてしまった孤独な女の子の話だった。金髪美女が会心するのってありがちだよね、王子みたいな人が出てくるのもあるあると思って見てた。
苦しいシーンが多くて、合わない人は合わないだろうなって思うけどエルファバ幸せになってーーーって応援したくなる。エルファバに投影する人も多そう。
パーティーは泣いた。え?と思う部分もあったけどシンプルに泣いた。最後の展開もだいたい読めたけど、三時間なんてあっという間だった!!!続きが気になりすぎるから日本公開早く!!
前提がわからないと普通に面白いくらい?
悪いとは思わなかったけど、オズの魔法使いのストーリーもほとんど頭になく、ウィキッドを一度も観たことないと、話に出てくる固有名詞もわからないし、伏線回収への期待もどうしていいのかわからなかった、というのが正直。
それでも退屈ではなかった、というのはミュージカル映画の強みですかね。これはブロードウェイの原作があるので好みの問題なんでしょうが、私はラ・ラ・ランドやグレイテスト・ショーマンの方が音楽は好きだったなあ。
あと、3時間でパート1というのは、内容からみても長すぎないかと個人的には。
文句無しの5点満点!
ミュージカル映画ちょい苦手だけど楽しかった
ミュージカル映画、苦手やけど大丈夫やろか。と思いつつ、2部作の1作目。と分かったうえでIMAXレーザー字幕で鑑賞。字幕にして大正解。
主演二人の歌声が美しくて、力強くて素晴らしい!歌が良くて印象深いシーンがいくつもある。さすがアカデミー賞で衣装・美術で賞を取っただけあって、次々変わる衣装がどれも素敵。背景のオズの国も舞台となるシズ大学の建物や内装や小物まで。あと、ネッサの車椅子もカッコイイ。
ヤギ教授や、熊の乳母やフィエロの馬もオシャレだよね。フィエロの馬はもっと活躍見たかったなぁ。ミュージカル風に舞台からさっと消えていく様にはけていくキャストがちょっと面白いw
ストーリーは、メインにあるのは二人の友情だけど、原作が差別についてかなり強く描いているようで、当然差別の問題をずっと突き付けてくる。誰もが自分より下の人間がいる、区別すべき対象がいることに安心して、互いに争うことが無いように距離と節度を保ってる…嫌な世界だよね。そして人気者の一言で手の平を返すんだわ。
オズの魔法使いは子供のころ読んだり映画見たけど、オズの魔法使いが出てきた瞬間「そうやお前このペテン師め!」って色々思い出したw2作目までに原作や映画も見返したいな。
友情に関しては二人の表情から読み取る感情が多くて、舞台ではできない演出だなって思う。二人の距離がぐっと縮まるあのシーンも、来るわけないと思ってたのに来ちゃった上に自分のせいで傷付いているってびっくりしたように気が付くんだね。あれで悪気ないんだ本当にwいい人であろうと目指してるんだものね。
グリンダはクルクルの髪をフリフリ、人の期待に応えるためにブロンドのおバカちゃんを演じてる部分もあるけど、ひたすら前向いて頑張ってる子なんだなぁ。ちょっと泣いちゃった。
エルファバのキャラクターは、ひたすら気の毒。でもそのギフトに振り回されることなく自分を律してたり、緑で避けられる自分のことよりも、不当な扱いを受ける動物を心配するその優しさの芯を見失わないところはグリンダと似てるのかもしれない。そんなところが二人を親友にしていくのかも。
あー!あと!あとあと!ミシェル・ヨーの演技も良い。戦わない彼女を久しぶりに見たけどw表情一つで立ち位置が変わるのとても良かったです。
善い魔女と西の魔女がこうなるって、これは良い二次創作だわ!続編も絶対IMAXの字幕で観る!
うんうん
登場人物たちがもっと好きになった!
登場人物に共感できない
前提として主演2人の歌声やアクション、映像やCGはとても素晴らしかった。
しかし、それ以外で疑問に思うことが多すぎて映画に没入できなかった。まず登場人物の心情の変化や友情の芽生えに対して、全く丁寧に描かれていない。いくらミュージカル映画といっても、こんなにも長い映画なのだから、もう少し丁寧に登場人物の感情の機微を描いて欲しいと思った。グリンダは正直最後まで何を考えているのか分からないと感じてしまった。また、第1部ということもあり展開もかなり遅く、見どころであるはずの歌が鬱陶しく感じてしまい勿体無い。もう少し歌にレパートリーがあると良かったのかもと個人的な感想。ちょくちょく違う場面なのに、同じような曲調に感じてしまった。
逆にここからどのように展開して、問題を解決するのかが気になるため第2部も観てみたい。
「オズの魔法使い」は最低限のリテラシーです。
低評価の人に目立つのですが、ジュディ・ガーランドの「オズの魔法使い」すら観ていない方がいらっしゃるようで、ある意味ビックリしております。
原作ミュージカルも見ておいた方が良いとは思うのですが、「オズの魔法使い」も見ずに「ウィキッド」に挑むと言うのは相当なチャレンジャーですよ。無免許で高速を飛ばすのと同レベルの無謀行為だから絶対事故ると思う。
「マンチキン」とか「Yellow Brick Road」とか「エメラルドシティ」といった「オズ」用語が、説明なく当然のように出てきますが、「オズの魔法使い」を知らないと混乱するのではないでしょうか? これ、日本では「桃太郎」とか「のび太」とか「マスオさん」といった人名が説明不要なのと同じで、アメリカの映画を観る以上「オズの魔法使い」は最低限のリテラシーなんですよ。
例えば、デビット・リンチの「Wild at Heart」のモチーフ自体や、ティム・バートン版「バットマン」でジャック・ニコルソンのジョーカーが水をかけられて「I'm melting」と言ったり、映画「ツイスター」の竜巻観測システムの名前が「ドロシー」だったりと、「オズ」からの引用は枚挙に暇がありません。(ややこしくなるからダイアナ・ロスの"The Wiz"は外してます)
とは言え、原作ミュージカルの副題が「誰も知らないもう一つのオズの物語」だったのに映画の「ウィキッド」はポスターにもオズのオの字も書いていないんですね。配給側の責任も大きいと思う。昔の東宝東和みたいだなぁ。
因みに「ウィキッド」ってどんな話なの?と聞かれた場合、私は「『アンネの日記』のアンネが逆ギレする話」と答えています。(グリンダの場合は「悪気はなかったのにゲッペルスになっちゃいましたの件」)
"Dancing through life"のシーンで「本の扱いが雑で無神経」と非難している方もいらっしゃいますが、あれは全体主義国家形成過程(ワイマール共和国末期とか)における反知性主義の象徴としてわざとやっているんです(実はPart2の伏線だったりするかも)。原作ミュージカルは確か屋外シーンだったと思うのですが、わざわざ図書館に変更したのも映画製作者の意図を感じられます。(なので原作ミュージカルも観ておくことをおススメします)
蛇足ですが、この映画の登場人物はみんな表層と深層に乖離を抱えています。元から深層が表層に表れていたのがエルファバ、早々に露見してしまうのがミシェル・ヨーのマダム・モリブルですね。グリンダを「お花畑のお嬢様」と評している方もいらっしゃいますが、あの「お婆様の三角帽子」を見ただけで、彼女が代々魔女の家柄で、立派な魔女として家業を継ぐプレッシャーを背負っていることが分かります。「エルファバとグリンダが急に仲良くなるのが唐突」との意見もありますが、あのダンスホールに現れ嘲笑の的となったステレオタイプ的な魔女装束のエルファバは、本来グリンダ自身のあるべき姿だったんですよ。そこで今まで異物でしか無かったエルファバが自分自身と重なって急にシンパシーを覚えたんじゃないかと思ってます。プラス軽い気持ちのいたずらの結果が酷いことになって申し訳ないという気持ちも重なったんでしょうね。
元が舞台のミュージカルなので舞台芸術特有の抽象性が残っている部分は私も感じてます。これも若干の判りにくさの一因かもしれません。ダンスホールでエルファバが謎ダンスを始めるとグリンダが謎ながら模倣を試みて行くうちにシンクロして行くシークエンスは私には能の様にも見えましたが、あれはバレエの文法を取り入れてますよね。
Part1でも一部出てきていますが、Part2は「ウィキッド」と「オズの魔法使い」の登場人物の関係・由来が次々と明らかになるところが見せ場になるはずです。先ほど指摘したように、それは心の深層が露見することによる何らかのインシデントという形で現れるかもしれません。
なので、Part2に備える意味でも「オズの魔法使い」は見ておきましょう。
なお、私はApple Storeが映画の販売を始めた時(調べたら2006年みたい)真っ先に「オズの魔法使い」を購入したから、以来「オズの魔法使い」は常時携行しています。
魔法使いの素敵なストーリー
まさかの To be continued
えっ?
高評価されてる方の気持ちが全く分からない。
最初から、緑の容姿で生まれ、苦労してきた女の子を誰一人理解しようともしない世界に吐き気を覚え、のー天気なお嬢様を称える人間が当たり前で、それを称えて歌って踊るミュージカルを皆さん高評価、更に二部構成と知らず、最後、このペースで結末が迎えられるのかと心配してたら、続きはまた次回で、頭真っ白になりました。
緑の女の子が、悪に染まるのは、必然ですね最強の魔術を得て馬鹿にしてきた奴らをみんなかたずけてやるのが普通の感性を持った人間です。
本当の母親が淫乱だったのが、始まりで、実の父親も容姿だけで判断する最悪な男、妹も、優しい姉を邪険にする糞娘。
悪の魔女になって、力を得たのにまだ優しさを残している緑の女の子が、物凄く良い人間に思える自分はおかしいんですか?
本当の悪は、のー天気なお嬢様とその周りにいる人間どもだと思います。
後編で、この胸糞悪さがスカッと晴れる事を願います。
まさかのpart 1
どちらが主役かわからないようなアリアナ・グランデさんの演技。クセがあるけど、芯は素直そうな役を見事に演じてました。
ところが、最後になって、私が主役よと言わんばかりのシンシアさんの歌唱には圧倒されてしまいました。あの歌だけでもこの映画を見た甲斐がありました。
とはいえ、まさかの続きもの。多少騙された感も。
歌がめちゃくちゃいい
良い魔女の定義とは、、
ポップコーンムービーと思ったら大間違い
あぁ…幸せ
と、作品が終わってから思わず呟いてしまったほどのエンタメ100点映画。
ブロードウェイで20年にもわたるロングラン上演されているミュージカルを原作にしたミュージカル・ファンタジー映画。
今回は二部作の前半。ちなみにタイトルにPart 1とあるのを見て、初めて一話完結じゃないのを知ったぐらい予備知識を持たずに鑑賞スタート。
物語は有名な童話、オズの魔法使いをベースにしていて、ドロシー達が旅立つ前の世界が描かれているんだけど、オズの魔法使いの中では脇役として出てくる悪い魔女と良い魔女、二人の魔女の誕生の物語になっている。
ミュージカルの映画化だから、序盤から歌唱パートはふんだんに入ってくる。その一つ一つのレベルが激しく高い、しかもダンスもバッチリ入ってくる。
主人公エルファバを演じるシンシア・エリヴォは俳優としても歌手としても何度も賞を取っている超実力派、良い魔女グリンダを演じるのはアリアナ・グランデ。もう説明不要の歌姫だけど、スクリーンスターとしてのキャリアはまだ浅い。
この二人だから、エルファバ=シンシアに圧倒されるのかと思いきや、アリアナも流石の存在感、流石の歌唱力。
自意識過剰、自己顕示欲が強いお嬢さまのグリンダを、ウザさギリギリのところでチャーミングに演じている。
その二人ががっぷり四つに組んでのミュージカルシーンは圧巻だった。
もちろん主役のシンシアはもう序盤のシズ大学のシーンからその歌声だけでもう涙腺を刺激してくる圧巻の歌唱力。
この人無くしてこの作品は成り立たなかったと思う。
脇を固める俳優陣も一癖ある実力派揃い。
ミシェル・ヨーは凛とした佇まいがいかにも魔女、な感じだし、オズの魔法使いのジェフ・ゴールドブラムはもう出てくるだけで怪しい。しかし、お二人とも歌もお上手だった。
それに加えて、どのシーンも手抜きのない世界観の造り込みで目を楽しませてくれる。
冒頭のマンチキンの花畑からの街並み、シズ大学の外観や内装、エメラルドシティのキラキラした街並み、そのエメラルドシティに向かう電車の造型などなど。
実際のミュージカルでは味わえない映画ならではの楽しさがあっていい。
そこでミュージカルばりの歌とダンスが絶え間なく繰り広げられるので、もう目と耳が同時に幸せになる。
あ、これは全くの蛇足だけど、映画を観る前でも観た後でもいいけど、ぜひオズの魔法使いの物語をもう一度復習すると、この作品の背景がより鮮明に分かって面白い。
また、それぞれの登場人物がオズの魔法使いではどういう役割になっているのか、それぞれの関係性がウィキッドの世界からどんな過程を経てオズの魔法使いの世界で描かれていくのか、その間のストーリーに想いを馳せるのも楽しい。
ともかく、本作をもう一度楽しむために復習してみることをお勧めしたい。
エンタメってこういう映画の事よね。
2時間半を越える尺を全く感じさせない、あっという間にエンディングを迎える。
ここ暫く鑑賞した映画の中ではダントツのエンタメ度、つまり観る価値あり!
今年ベストに違いない
ジュディガーランドの『オズの魔法使』は何十回も観ていますが、ウィキッドに関しては完全初見でした。
鑑賞中、5回は泣きました。完璧です。満点ではないのは邦題では原題にある『パート1』の表記がないことと、後編が少なくとも一年近くは観れないことによる減点です。
完璧な『女性神話(みにくいアヒルの子)』系統のシナリオでした。
無二の親友を手に入れた主人公が、それを手放す選択をし、悪い魔女の衣装を身につけるシーンは涙が止まりませんでした。
必ず2度目を劇場に行きますし、今後、オズの魔法使い同様何度も繰り返し視聴することになる映画だと確信しています。
エルファバに共感して泣き、
グリンダの可愛さに恋に落ちる、
そんな映画でした。
パート1ってもっと大きく書かないと。
「エレファントマン」や「ノートルダムの鐘」などを思い出す場面があり、胸糞でした。
あれだけあざけ笑っておいて手のひら返す学生たちもひどいけど受け入れる主人公の気持ちが理解できない。
今まで散々な思いをしてたのに?
登場人物全員の心情が理解できなかった。
あと個人的に許せないのが本を踏んづけて踊る場面が非常に不快でした。本が好きなので。
テンポ良く、退屈はしなかったし映像はきれいでした。
でもたぶん2は観ません。
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