「つい最近書き下ろされたかのようなストーリーです」ウィキッド ふたりの魔女 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
つい最近書き下ろされたかのようなストーリーです
ウィキッド ふたりの魔女
2024年11月22日米国公開
素晴らしい!感動しました
プロダクション、衣裳、楽曲、VFX ・・・
いくら激賞しても足らない
あらゆる面で期待を超えてきました
何から何まで恐ろしく高いレベルです
文句のつけようもありません
衰えたりといえど、ハリウッドの底力恐るべしです
ミュージカル好きなら当然マストです
お話は「オズの魔法使い」の外伝です
2003年から現在も公演が続くブロードウェィミュージカルが原作です
なのについ最近書き下ろされたかのようなストーリーなのです
オズの国はアメリカ
オズの魔法使いはトランプ大統領
シズ大学はハーバード大学のことを当て擦っていると感じると思います
しかし物語は、冒頭で西の悪い魔女が死んだとのニュースから始まるのです
魔女を殺せ!と書かれた火炙り台に火を投げ入れるのはグリンダなのです
パート2でどのようにドンデン返しされるのか楽しみで仕方ありません
多様性の国自由と公正の国アメリカの復活がどうなされるのかの物語になるはずです
私達は無限
二人一緒なら何だってできる
二人一緒なら最強のチーム
思い描いた夢
二人で手を携えれば
勝てない戦はない
あなたと私、重力に抗って進む
あなたと私、重力に抗って飛べば
誰にもひきずり落とせない
この歌が現実でも実現されんがことを
アリアナ・グランデはグリンダになりきっており、あざとさを誇張した可笑しみのある演技は賞賛すべきものです
エルファバ役のシンシア・エリヴォの歌唱も素晴らしかった
歌声がビヨンセに似ています