「「重力に逆らって」で突き抜けた!」ウィキッド ふたりの魔女 sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
「重力に逆らって」で突き抜けた!
95年の原作、03年のブロードウェイミュージカルの映画化ということですが、今日的メッセージも含まれてますね。ルッキズム、不貞と非嫡出子、スクールカースト、正義とテロ、直近のDEI排除やフェイク情報の拡散など。
冒頭の魔女の人形を焼くシーンはウィキだけに、「ウィッカーマン」のラストを、エルファバ誕生のシーンは「イレイザー・ヘッド」を想起しましたが、穿ち過ぎでしょうか?
グ(ガ)リンダは自信家で自己中心的な鼻持ちならないお嬢様ですが、アリアナ・グランデの可愛さと悪意が表に出ないあざとさゆえに、完全にヒールという感じではないですね。エルファバとの友情が芽生えてはいますが、まだどっちつかずの立ち位置に感じます。後編ではその辺り大きな展開を見せるのではと期待しています。
エルファバ役のシンシア・エリヴォのラストの歌唱には
圧倒されました。これは後編を見ない訳にはいかない!公開は半年以上先らしいので、ストーリー忘れないようにしないと。
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