「素晴らしいシーン」ウィキッド ふたりの魔女 えーじさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしいシーン
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思った程ミュージカルミュージカルしていない。ブロードウェイミュージカルの映画化と聞いてちょっと身構えていたがそこ迄では無かった。。ちゃんと確りとしたストーリーとなっていた。また美術や衣装の細かな所迄作り込まれており美しい映像となっている。VFXも音楽もダンスも見事で一流のエンタメであった。こう言う物を作らせたらハリウッドに敵う者は居ない。超一級品であった。
「西の悪い魔女」誕生秘話である。しかし主人公のエルファバは決して"悪い魔女"では無く他者(ここでは動物達)を愛しむ事が出来る賢者であった。むしろマダム・モリブルの方が"悪い魔女"であった。
ラストの塔の窓際に立ち、箒を持ち黒いマントを翻す姿は圧巻であった。まさしく"魔女"に成った瞬間であった。それはそれは素晴らしいシーンだった。このシーンを観る為だけに映画を観る価値があると言える。
【追記】
エンドロール後は何もないので劇場を出て大丈夫です。
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