アイミタガイのレビュー・感想・評価
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禿げたオッさんとアイミタガイ
映画『アイミタガイ』を鑑賞してきました。
ーー『アイミタガイ』(=「相身互い」)は、事故で大切な友人を失った主人公(黒木華)や、様々な背景から立ち止まっている登場人物たちが、周りの人々とのほんの小さなつながりや想いに支えられ、それぞれが前を向いていく姿を描いた物語ーー
邦画は映画館ではあまり観ないのですが、映画.comでの皆さんの評価が高かったので観に行ってきました。
主役の大好きな黒木華さんが可愛かったのはもちろんで、それは良かったのですが、映画的にはTOHOシネマズのギフトカードをもらっていなかったらわざわざ観に行かなかったかも。良作ではありますが・・・。
皆さんの感想では、涙が出たとか、何度も目頭が熱くなったとかありましたが、うーん、それほどでもなく・・・。私はココロが汚れてるのかなぁ・・・。
金曜日の19時30分からの上映で
観客は私ともうひとりだけ。
3つか4つ前の席に禿げたオッさん。
これもアイミタガイになるのかな?
あっ、そうそう。
エンディングロールの黒木華さんの歌がすごくよかった。彼女、歌も上手いんだなぁ。で、星半分追加。
書(本・書きもの) ⇒ 映画化は上手く行ってないかなぁ
私の評は表題の通り残念ながら高くはならない。
原作未読ですが、調べると5話オムニバス形式とのこと。なるほど。
きっと本で読んだら、時間軸や、人の心の動きを、ジグソーパズルを仕上げるように、自分自身の取り込みたい手順と速度で取り入れられ面白かったと思う。
本作(映画)は、なんというのか「映画という四角い箱に、物語(書)を小さく正方形に切りそろえて、キッチリ整えて収納した」という感じで、感情が揺さぶられない。
うまく言えないが、私としては整いすぎて趣しろさが半減したのかなと。
ここで言う「整いすぎ」というのは、脚本だけではなく、画の作り方も手伝ってのこと。なんというのか画づくりは教科書的というのか・・・。
整えるなら、小さく正方形ではなく・・・万華鏡を覗いたように華やかで繊細で美しく整えて欲しかった。
映像 ★★ 教科書的でつまらない、監督の個性・拘りが全く伝わらない
音 ★★★ 可もなく不可もなく
物語 ★★ 原作ではなく脚本化が上手く行っていない
役者 ★★★+0.5 中村蒼の空気感が良かった、
編集 ★★ 小さく正方形に切って、小さい箱に詰めないで
粗さ ★★ もともとが出来過ぎ物語、でもそれを上手く包んで欲しい
総合 ★★★ 個別評価は低いが総合では次第点かな
本作において、準主役の中村蒼は良かった。演技なのか素なのかは?
演技が上手いというよりも、何故か、この映画にうまくハマっており、彼が画に映り言葉を発することで、不思議と調和を生んでいたと思う。
そうだ、最後のシーンは好き!
ホッコリ
心温まるホッコリした映画でした
最近歳のせいか、映画館が暗くなると睡魔に襲われ寝ちゃう事が有るのですが
この映画では襲われることなく
エンドロールで流れる曲が
あれーなんか知ってるなーと思い途中から口ずさんじゃったりして エンドロールの中、曲名探して
あ〜 っと思いました。
何十年ぶりかに聴いたけど良い曲だねー
丁寧な日常の積み重ね大切にしたい
友人の遺志が、偶然の小さな連鎖を導き、縁を紡ぐことで、
それぞれが次の一歩を踏み出すまでを描いている。
過度にセリフで説明せず、気持ちの多くを画に託し、
日常的な会話や食事のシーンなどを積み重ねて
関係性を徐々に深めていく様を丁寧に辿っていく。
さらに主役の黒木華さんや、恋人役の中村蒼さんを始めとした俳優陣の
印象的で素敵な表情を捉えたクローズアップが効果的に挟まれて
自然に映画の世界に引き込まれていくので、
普段なら一歩引いて冷静にみてしまう偶然の連鎖もしっかり心に響き、
幸せな涙に思わず目頭が熱くなりました。
素敵な作品
泣くけど悲しい涙ではない、みたいなレビューを見てましたがその通りでした。心が温まる、そして伏線がたくさん描かれている映画でした。繋がりが人の心を前向きにしてくれます。時間も短めで見やすいです。
見終わった後の幸せ感、半端ないっ💚
見終わった後の幸せ感、半端ないっ💚
ストーリーも秀逸だけど、実力派揃いの役者さん達の掛け合いが素晴らしいっ。
こうゆう感動に出会えるから…やっぱ映画大好きです❣️
人生って本当にアイミタガイだなぁ☺️
中村蒼さん演じる澄人の存在がステキでした
主人公「秋村梓」の恋人「小山澄人」の人としての魅力と柔らかな存在感がむちゃくちゃ良かった。セリフの言い方や梓に向ける眼差しや表情が穏やかで思いやりがあって心に沁みました。
「普通」な人としてのあんばいがとても良くて..。気づかれないけどいつもどんな時もちょうど良い優しさで存在してくれている人。決して派手には笑わない小さな微笑み、伝えようとすることばや行動は、梓にとって必要な人としての説得力がありました。
タイミング悪いけどチャーミングな男を演じた中村蒼さん最高!他の出演作品も探して鑑賞します!
傷ついた過去があっても前を向き生きるチカラや優しい善人たちだけの物語(世界)を信じる時間があっても良いなって思える映画でした。観て良かった。
話す澄人に向ける梓の表情や視線だけでも気持ちや言わんとすることは伝わったんじゃないかな(..黒木華さんの演技だし!)と感じたセリフほんの少し気になった。
愛の世代の前に味わっておこう
同じ時を生きた心友に、生きる希望を与えられる女性
主人公を中心に相身互い(あいみたがい)な関係にホッコリさせられた
恋人の中村蒼くん 存在だけで嬉しい素朴ぶり これからこの分野でダントツになってほしいな
三重県のロケ地巡りも行きたいです
素晴らしいインスピレーションありがとう
ほんのちょっとの社交性と勇気
平日朝イチの回。
観客は9割女性。
あまり話題になっていない割にお客さんは入ってる印象かな。
「ひとの『ご縁』って、繋がってるよね」
という話。
ここでは分かりやすく小さい輪の中で繋がりが描かれているけど、現実には当事者には知覚できないレペルでもっと大きな輪が繋がっていたりするんだろう。
メッセージとしては「人は、ほんのちょっとの社交性と、ほんのちょっとの勇気で、みんな幸せになれる。」っことなのかな。
出てきたみんな、ちょっとだけ一歩を踏み出して、他者とつながってる。
現実にはその「加減」が難しいんだけどね。
このお話で言えば、カメラマンの女性の生前の交遊関係や社交性が大きなトリガーで、彼女の存在がなかったら成立しないワケで。
おいおい、勇気も社交性もない私は幸せになれないって話か?
…なんて悪びれてみるが、いやいや、わかってますよ。
だからこそ、この話は胸に来るのかもね。
そう。彼女がいなかったら、この「ご縁」がすべて繋がることはなかった。
今、私たちの目の前にあるものが小さいながらも幸せなのに、あなたはもういない。
「善良な人」しか出てこない話で、個人的には鼻白む感じもあるけど、役者さんがしっかりしてるので、ちゃんと飲み込める。
草笛光子さんって、(年齢のこと言うのは失礼だけど)今91歳なんだって!
すごいよ。シャンとしてて「艶」もちゃんとある。
私が草笛光子という女優を知ったのって「熱中時代」辺りだから、ホントに長く現役で頑張っていらっしゃって、頭が下がる。この前も主演映画あったよね。
群像劇に近いので、主役の黒木華さんがメインにはなってはないけど、あのふんわりとした、でも確実な存在感で全体を締めてる。
エンドロールの歌(これも黒木華さんでしょ?)もすごくいい。
相身互い
こころ洗われる感涙の秀作。ゆったりとした流れの中で、人としてのかかわり合いの素晴らしさをえがいている。すべてが全てが、まあ~るく繋がっていき、最後まで、ホッコリした気分に浸らせてくれる安心、安全のストーリー展開にアッパレ!エンディング曲の、華さんの歌声が、更なる「いやし」になる。
ありふれてる
様で、実は今ではありふれてない幸せ(主に結婚、家族とか)についてのお話。
黒木華さんはさっぱりし過ぎで、ちょっと苦手ですがエンディングの歌、キュートでした。藤間爽子さん、もっと観たかった。しかしトモロヲさん体調大丈夫ですか?心底心配。
いい映画でした
出演している役者さん達の演技がとても良かったです。奇跡的な人と人との繋がりにビックリすると共に伏線は全て回収出来て泣けます。とても良く出来たストーリーだと思います。沢山の人に観てもらいたい映画です。観終わって早速女房に絶対観た方が良いと薦めました。
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