アイミタガイのレビュー・感想・評価
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はぁ~、心が あたたかい
なにかに導かれるように、全てが優しく繋がっていくその過程が、
無理なくストンと入ってきて、とても心地良い余韻が広がりました。
初めて耳にした、このアイミタガイとう言葉、ステキです。
この言葉と作品から、私も人を思いやる気持ちや、
ご縁を大切にしたいと改めて思いました。
また、草笛光子さんの凜とした美しさとそのオーラに、
スクリーン越しながら圧倒されましたし、
西田尚美さんの母親役がとても良かったなぁ…。
娘 叶海の不慮の死による悲しみから、
梓から届くLINEのメッセージによって少しずつ前を向いていき、
娘の親友の背中を押す母としての強さや優しさの表情が素晴らしかったです。
その他の演者のみなさんも、派手さはないですが、
どなたも優しい表情で本当に癒されました。
ひとつ、三重県民としては、馴染みのある地名や電車が出てきて嬉しかったのですが、
せめて親世代は三重の方言を話して欲しかったかな…。
風吹ジュンさんだけが、方言を話されていたので、
なんでかしら?と疑問に思ってしまいました。
出来すぎたストーリーではあるものの
主人公を取り巻く人々に起きる悲しい出来事を描きつつ、だからこそ絶妙に絡み合った善意の連鎖が心地よいラストへと繋がって行きます。
完璧すぎる伏線回収の波状攻撃が気持ちいい映画でした。
プロットがとてもしっかり作られたストーリーです。
見終わったあと、とてもスッキリした幸せな気持ちになれたのは確か。
ちょっと心が疲れている人、メンタルのデトックスをしたい人には絶対オススメの映画だと思います。
ただ、観終わって数週間経った今、改めて振り返ってみると、ちょっと話が出来すぎだよな〜という印象に変わって来ているのもまた事実。
つまりストーリーが良く出来すぎていて、リアリティは全くない、と言えなくもないような。おとぎ話的な感じでもありますね。
そういうところも含めてとても好きな映画です
自分に戻って来過ぎです
優しさに溢れた群像劇。
『アイミタガイ』鑑賞。
*主演*
黒木華
*感想*
久々に映画館で鑑賞。前から気になっていた作品でやっと観ることができました。
親友を亡くした女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇。
親友を亡くしたウェディングプランナー
プロポーズになかなか踏み切れず悩む彼氏
娘を失った両親
ある理由でピアノが弾けなくなった婦人
などなど。。
出てくる登場人物達がみんな優しいのでそこが一番良かった。自分の行いが巡りに巡って、誰かを救い、どんどん繋がる感じが凄く良かったですし、「アイミタガイ」の意味がそういう意味だったんだなって途中で分かりました。
キャスト陣の演技が素晴らしく、泣きそうになった所もあり、終盤は思わず泣いてしまいましたが、優しさに溢れた群像劇で心が温かくなりました。
アイミタガイ 素敵な言葉ですね。(^^)
あいみたがいの意味を知る
とても素敵でした。
ゆっくりと、心の中に、お話が溶け込んでくるよなうな感覚でした。とても大切な人をこの世からいなくなるということの現実…受け止めなきれない心の叫びヲ推し殺して凛と振る舞っていてる。主人公の華ちゃん…逆に凛としてそれでいて悲しみがまとわりついてるようで…けどほんとは違うのに。いっぱいいっぱい悲しかったら大声で泣き叫べはいいのに。人はだれでもりひとりぽっちでは生きていけないものなんだ!改めて心に刻む。『縁』てすごいよね!幸せになるためには人の痛みをわかってあげれるようになりたい。そう思えた。
とても感動しました。何度も観たい映画でした。黒木華ちゃん…いい女優さんになられました。ますますすてきでした。周りの人達に、囲まれているからこそ幸せなのだ改めて確信しました!すべての些細な出来事が繋がるのが気持ちいい!黒木華ちゃん---とても素敵でした。
人の繋がりを感じることのできる温かい作品
今年のNO.1では!
いままでいい人間しかでてこない小説なんて噓くさいと思ってたんです。でも今は、それを信じたい。
ベタなキャスティングから想像できる話のスジも、流れてくる音楽が誘う方向性も、だいたい想定内に進んでいく。それを退屈ととるか、安定ととるか。演出が過剰であると感じるものの、その先を説明したら野暮だよってところまでは踏み込まず、最後のおいしいとこはちゃんと客に委ねてくれている気はした。ベタと言いつつも、やはりそれぞれの登場人物が、そのそれぞれの役者の得意演技だけに、例えばテレビドラマに勧善懲悪ストーリーを求める層には、心置きなく泣けて、満足して帰れる映画なのだろう。俺は?俺は天邪鬼なので、いい話すぎて物足りないが。
ちょっと気持ちが揺れたのは、エンディングを黒木華が歌っていることに気づいた時かな。ストーリーと何の脈絡も感じない流行歌手が突然のように最後の最後に歌い出すよりも、主人公が歌うことのほうが全然いいし、余韻にもなる。
こんなものかな
黒木華さんの歌が素敵
レビュー4.0で伺いました。
抑揚ないゆっくり流れる感じが好きな人は楽しめると思います。AIの時代に心と心、人と人の奥深い絆やつながりみたいな話のストーリー。なんかむず痒い感じもありました。歩きながら会話するシーンとかも映画撮影みたいな風に感じてしまう。片手に携帯触りながら歩く日常に溢れてるからか?ぶつかりそうになって、舌打ちされる世の中だからか?昔はこういうシーンが違和感なく普通に観れてたのになぁとストーリーとかけ離れて物思いにふける瞬間があったりしました。1番は、黒木華ちゃんの歌に癒されました。歌も素敵なのでまた歌聴きたいです。黒木華ちゃん大好き
黒木華の作品としては合格点
相互いが、相手を想う事が大切ですね。
まったくの興味が無かった作品ですが、映画・COMの評価が良いので、鑑賞しました。
不覚にも「アイミタガイ」の意味を知らなかったので、勉強になりました。
人と人のやり取りは、打算的に"貸し借り"ではなく、損得でもなく
もっと おおらかに"関わり続ける"事が大切だと実感しました。
僕は、フェイスブックにおいて、友人の誕生日には、幼馴染みや リアル友人そして FBFにも、友好度とは関係なく
全員一律に、同じ誕生日カード(JPG)を贈っていますが、
亡くなられた方すべてに対しては
メッセージコメントを毎年贈るようにしているので、主人公の気持ちが よく理解できます。
写真家の友人が、ガサツで、男なら盗撮で逮捕されます。
子供の頃聴いた「夜明けのマイウェイ」を、"声量がまるで無い!黒木華さんが歌うと、素人のようでリアルで良い演出でした
知らないうちに多くの人々との関わりにより生きている
グラディエーターⅡとどちらを観るかで迷った挙句、こちらを選択、成功でした。観る人の心を温かくする素晴らしい作品でしたね。
主演:黒木華さんお見事です。脇を固めるキャストの皆さんも、このメンバーで外れるわけがないという安心感のある方々ばかりですね。
舞台になっている桑名の町の景色が綺麗で、キャストの皆さんの微妙な心の動きをとても引き立てていて、このような繊細で情緒ある作品は日本でしか作れないと感じました。
とにかく、物語のいたる所に伏線が散りばめられていて、ラストに向け丁寧に回収してゆくストーリーは拍手ですね、特にタイトルの意味が回収される辺りは感動です。
決して大ヒットするようなエンタメ作品ではないですが、日本人にしか作れない人の心を大きく動かす観て後悔しない感動作品でした。
たとえ会えなくても
最近、LINEの「既読」が苦手です。
送られてきたら、早めに読んであげなきゃと気を遣ったり、送るときには、早く読んでと催促しているように思わせたりしていないかと気になったり。なかなか「既読」にならなくても、「既読」になってからなかなか返信が届かなくても、何かモヤモヤするものを感じたり。
目に見えるつながりを感じさせてくれる一方、何か物足りなさ、寂しさを感じます。
※なので、最近はミュート送信を汎用しています。
SNSでつながっていなくても、「既読」にならなくも、どこかで何かでつながっている人がいて、何かで支えられているんだと改めて感じさせてもらえました。そして、そういうつながりの方が確かなものなのかなとも思わせてもらいました。
原作の良さもあったのかもしれませんが、場面やセリフのつながりが見事で心地よく鑑賞しました。
このアプリのレビューを読みながら鑑賞を決めましたが、やっぱり、たまには「良い人ばっかり出てくる作品」も良いなーと思いました。
草笛さんのピアノ演奏のあとには、私も大きな拍手を贈りたくなりました。
潔さと爽やかさ
あまり響かなかった
レビューが良かったので期待しましたが、私には特段響かなかったです。
多感な時期だったりお疲れの時に見たらまた感想が違うのかもしれませんが、私は元気満々で鑑賞したのでw、得るものが少なかったのかもしれません。
偶然が重なりすぎてるのはまぁ、そういうお話なので理解できます。
最大の違和感は、私から見て梓(黒木華)にあまり魅力を感じなかった点。
優しい人たちでまわるお話だと思っていたけれど、梓→澄人への優しさはあまり感じられなかった。澄人は梓のナニに惹かれてそんなに健気なの??
梓が澄人に放つセリフを男女逆転して澄人が梓に発したとしたらイラッとしそう、と思うシーンがちらほらあって、優しさはめぐるというのがテーマならまずは一番近くにいる人に優しくしようよ、と梓に語りかけたくなりました。
子を亡くす親の心境は、切ないです。
ただ、いじわるな見方で語るなら「その設定を使えばそりゃ切ないさ」と分かっているから、安易に使わないでいただきたいなとも思う。
私は【人の死】に寄りかからないで、それでも心に染み入る物語が好きです。
草笛光子さんの矍鑠としたお姿には拍手喝采です。
一部、ご自分でピアノをひかれていましたね。
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