「概ね優しい映画でしたが。。」アイミタガイ リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
概ね優しい映画でしたが。。
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予告編を見た時はあまり興味は沸かなかったのですが、レビューが良さそうだったので鑑賞してみました。
色々な出来事が繋がっている、という優しい映画でそれなりに良かったですが、
冒頭、主人公の友達(カメラマンの女の子)がレストランの他のお客さんの親子をいきなり勝手に撮影していたのがすぐ気になってしまい。。
いくら撮影を生業としているカメラマンだとしても、雰囲気の良さそうな親子がレストランの店内にいるな〜と思ったとしても。。なんだかいきなり盗撮していたのでちょっと幻滅しました。
(この友達の行動に何も言わない主人公にも違和感。)
学生時代の「主人公を助けるためにイジメの現場を即座に撮影した」というのは理解出来ますが、冒頭の親子へ突然撮影してしまった場面が私にはマイナス点でした。
(もし自分が勝手に被写体にされたら不愉快です。。この映画の唯一残念な所。)
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ただ草笛光子さんのピアニスト姿、靴に合わせてドレスも、と新調して90歳を超えても背筋を伸ばして颯爽と1人でステージを歩く姿はとても良かったです。
こういう、高齢者になっても颯爽とした佇まいでいよう、とお手本になりました。
人が繋がりあって生きている、というテーマそのものは良い作品だったと思います。
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