劇場公開日 2024年11月22日

「触らぬ天パに縮れなし」銀魂オンシアター2D 金魂篇 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0触らぬ天パに縮れなし

2024年12月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

これぞ銀魂!銀魂ってどんなアニメ?と聞かれたら、これを見せれば間違いなし。そのくらい、作品の良さがこのエピソードに詰まっている。
坂田銀時とは一体何者なのか。金時というニセモノの登場で明らかになる、銀ちゃんの人柄。どこを切り取っても銀魂らしさ全開なもんだから、オンシアター3本の中ではダントツで笑ったし、不覚にも胸が熱くなってしまった。

前後のつながりがあるため初見ではなかなか厳しかったバラガキ編、一国傾城編と比べると、単体でも十分楽しめる親切な回だから、このオンシアターにピッタリなエピソードだったと思う。なんならここからアニメ追いかけてもヨシ。
序盤はマジでふざけまくってるけど、徐々に変化していくシリアスな雰囲気にぐさり。でも、無論随所に笑いを入れてくれるから銀魂であることを忘れさせない。DVD60本分をやたら強調する銀さんと、銀さんの天パを弄りまくる一同に大笑い。この天丼が楽しいのです。

やたらメタ発言が多いこのエピソード。自分たちがアニメの中の存在であることを認めていいの?と思っちゃうけど、これこそこのアニメの真骨頂。実写版の「〜掟は破るためにこそある」が懐かしい。あれもワーナーブラザーズやらノーモア映画泥棒やら凄かったもんなぁ。源外のじじい、そういやムロツヨシがやってたよなぁ。
好きなキャラがチョイ役でも沢山出てるからこの回は好き。新撰組は全く出てこないけど、銀さんを何だかんだで愛する人達が勢揃い。たまとの会話に思わずうるっと来ちゃう自分。新八と神楽より出番多いもんで、感情移入しまくっちゃう。うぅ、あのじじい最高のロボット作ってくれるなぁ。

いやはや、映画館で見る銀魂は相も変わらずいいですなぁ。下ネタエグいけど、思わず感動。これが良さですね。今後とも何卒よろしくお願いします。もう全部やってくれ。あれ、そういや銀八先生はどうなりました??笑

サプライズ