「あら、3人とも実在人物だったんだ」ゆきてかへらぬ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
あら、3人とも実在人物だったんだ
この作品、予告編を観てなかったが、広瀬すず推しの自分なので、そこそこ期待しながら着席。すず演じる20歳の長谷川泰子は女優だが、主役級ではなかったね。監督にも怒られてるしな。木戸大聖演じる詩人の中原中也はまだ17歳、高校生かなって思ったが大正時代だと社会人が多かったのかな?
泰子が寝ていた部屋にやってきた中也、どっちの家なのか疑問だったが、一緒に暮らしてんだ。でも仲良しには見えなかったな。ところが2人で東京へ引っ越し。中也の気持ちは分かるが泰子は蒲田で女優、意外。それから出会った、岡田将生演じる小林秀雄は天才批評家だった。それから始まる三角関係。泰子、小林と暮らすの?意外な展開でした。ずっとオチを想像してたんだが、実際には超意外なラストで、ちょっとウルッ!ずっと3人のやり取り、すずなのにどなりまくる泰子のキャラはあまり好きじゃなかった。好きなのか嫌いなのかよく分からない複雑な中也の気持ち。もっと分からなかったかっこいい小林、岡田君見事でした。ストーリー的にはちょっと退屈でしたが、そこそこ楽しめました。
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