「衝撃的な隠し事と本心」本心 豊川内角さんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃的な隠し事と本心
衝撃的な隠し事が強烈すぎて、それに続くお母さんの本心があまりに個人的で普通すぎて霞んでしまい感動はできない。
映画として面白いかというと最初の段階から引き込まれて、思っていた内容と違うぞと引き込まれてしまう。
よく出来ていると思う反面、近未来として現在とは違う世界線の未来なのだと感じてしまう。
コロナ禍がなく、ZOOMなどの画像会議がない世界線なら、ここまでVRが発達した世界が生まれていたかもしれないと考えてしまう。
世界線が違う近未来として、スマホ並みに発達しているVRの中でのいじめや憤りに自分の生きている世界線と重ね合わせてしまう。
どうやってお母さんを作るのかという疑問で観に行った映画だったので、chatGPTをたまに使うので、データがあり個人レベルなら作れてしまうだろうと、未来感としてよく出来ている。
主人公もお母さんもピュアで、その周りの大人や子供も汚れて見えて、人は多面的だから、その一面からは判断出来ないがよくいる現代的な利己的な大人や子供に思えてしまう。
ヒントとして猫の視点で見ているシーンがあるので気をつけて観るといい。
コメントする