エレクトロフィリア　変異のレビュー・感想・評価

落雷に打たれた女性の後遺症と恋の話。

既に落雷から5週間、病院で目覚めるところから始まって、わざわざ時系列を弄ってみせて始まっていく。
聴覚や光への過敏症と痣の様な雷が流れた痕跡はあるけれど、という状態で退院し、ネットで調べたけど後遺症に不安を覚え、落雷被害者のセラピーに参加はわかるけれど…。
過去のこと？とかも差し込まれるけれど良く分からないし。

不安とか、それを共有出来る人とか、知見のある人とか、そんなものを絡めてはいるけれど、結局ちょっとMっ気に目覚めた人のただの恋愛映画ですよね。

寧ろ人間的にここが素敵！とかここに惹かれた！みたいなものがある感じでもないし、自分にはなんだか良くわからなかった。

落雷被害者の会に入会した主人公と医師との絡みでストーリーが進むのですが、途中チョコチョコ出てくる話題を解決されないまま、ダラダラとラストシーンになるので、91分の上映時間でも退屈で、意味不明の内容でした。