劇場版ドクターXのレビュー・感想・評価
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大門未知子の良さを映画では出せず
10年以上の歴史ある人気作のため、ファン向け・ファイナルの立ち位置。キャラクターへの愛着とイメージありきで、過去の深堀ならばなぜ映画館でやるのか疑問が残る。特に大門未知子の凄さは全く表現できておらず、最後含みを持たせていたがもし次作があるならばこの作品の評価はさらに下がる。
これぞFinal
ドクターXの経緯、大門先生、晶さんの過去など今までドクターXを見てきた人は絶対見るべき作品!! 個人的には映画だからか普段のドラマより手術シーンの血や傷口がリアルだなと思いました、、、 最後の方は涙要素もあったのでハンカチは念の為持っていた方がいいと思います、、! ワンクールドラマ以上の見応えで大満足です! ずっと大好きだったドクターXが最後というのは未だに実感が湧きません🥲素敵な作品に出会えて良かったです♡
さようなら大門未知子、そしておかえりなさい米倉涼子!
製作にも名を連ねる米倉涼子は徹底した役づくりをしていて手術のシーンもすべて自ら行い、普通の手術なら医師と同じようにできてしまうほどの技術があるらしい。 それなのに、あゝそれなのに、とても大人向けに書かれたとは思えない脚本に演出。ま、そこがファンにはたまらなく、ドクターXの魅力なんでしょう。 晶さんは都合よくああいう状態になるためにあのタイミングでああなったのは?なんてつっこんではダメなんです。 シリーズが終わってしまうのは大門未知子ファンには残念だけど、米倉涼子ファンだったらこれからいろんな米倉涼子、もっともっと魅力的な米倉涼子にスクリーンで会えることを期待できるから楽しみ。(水谷豊や沢口靖子がキャリアのほとんどをテレビシリーズの一キャラクターで埋めてしまってるのが残念でならない、と常々思ってます。天海祐希はあんな形だったけどキントリ終わってよかった) 完結編なんて謳わずに一年に一回くらい二時間スペシャルでやってくれてもいいのに。(今作も別に劇場版でなく二時間スペシャルで充分だったような) 映画の感想は、米倉涼子と内田有紀と今田美桜のおっきな目が見られただけで満足でした。 ⭐️は御祝儀と餞別を込めて。 ていうかこれで本当に完結するのかな。
へのへのもへじ
ラストは最高でした。
あそこで、
へのへのもへじ、が出てくるか!
しかも、
人工心臓がここで使われるとは想像を超えてます。
さらに、
晶さんが蘇生し、
私、失敗しないの…を立証し、
生命の大切さを最期まで全うしたのは見事だった。
そして、
晶さんと大門さんの違うところが、
大門さんはあの施術請求金額三万円と言うところが、
医は算術ではなく、医は仁術と示すところが、
また恐れ入るファイナルでした。
実に、お見事な筋立てでした。
ところで、
晶さんは稼いだ大金をどこに使っていたのだろう…
(*☻-☻*)
劇場版ドクターX
2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送された米倉涼子主演の医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。
フリーランスの天才外科医・大門未知子は、某国大統領の命を救うため日本を離れていた。
その頃、東帝大学病院では凄腕の外科医・神津比呂人が新病院長に就任。
彼は政財界にも顔が利き、双子の弟・多可人は医療機器メーカーのCEOで資金のバックアップもある。
比呂人は徹底的な合理化を進め、医師や看護師を次々と辞職させていく。
かつての同僚・森本に呼び戻された未知子は比呂人と意気投合するが、未知子の師匠・神原晶と会った比呂人は顔色を変える。
一方、森本は未知子の過去を探るため広島・呉へ向かう。
キャストには主演の米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、西田敏行らおなじみのメンバーが再結集。
新病院長・神津比呂人と双子の弟・多可人を染谷将太が1人2役で演じ、研修医・東村練役で西畑大吾(なにわ男子)、未知子の過去を知る呉の開業医・河野明彦役で綾野剛、医学生時代の未知子役で八木莉可子が新たに参加。
さらに、伊東四朗演じる毒島隆之介がドラマ第3シリーズ以来久々に登場し、ドラマ全シリーズのナレーションを務めた田口トモロヲが多可人の主治医・進藤悠介役で劇中に初出演。
劇場版ドクターX
劇場公開日:2024年12月6日 128分
手術の超絶技巧(技法)がオカルト的神技にまで進化
このドラマはまったく見たことが無かったので、Netflixでシーズン4まで予習してから鑑賞。 テレビシリーズは「権威に擦り寄らないことでの一貫性」と「超絶技法」のバランスがとても良いのですが、映画では超絶技法を更に飛び越えた「オカルト的神技」にまで進化! そのためか、権威との闘いとかガラスの権威の馬鹿馬鹿しさへの映画的言及は、もうほとんどギャグの世界での滑稽さだけに終始。 若き新病院長もあれだけ頭と腕の切れる人にしては、30年前の手術で起きたことへの検証が、単なる心象のみでの決め付けなのもなんだか安易過ぎる。 〝腐った権威〟については今さら劇場版で息苦しさの象徴として描くほどのことでもなく、もうみんな分かっている!?根拠なく肩書きだけで威張り散らかしている人は、もう世間的にも絶滅危惧種と言えるほど減少してる????? 結局、〝不可能を可能にする神の手〟を強調するための2時間なので、ヒューマンドラマとしての深みを期待してしまうと肩透かしを喰らうことになる。 決めゼリフでカタルシスを得る、かつての定番時代劇の代替として見るならばとても良い映画だと思います。
シリーズもの初参戦でしたが、十分に楽しめたつもりです ストーリーも...
シリーズもの初参戦でしたが、十分に楽しめたつもりです ストーリーも、 ところどころちょこっと挟む小ネタの笑いも、 キャスティングも、 みんな良かった ヒットしているシリーズものにありがちな、 いい意味での砕けさも出てて、 それも楽しかった
渾身の手術だったーー!!
テレビシリーズはほとんど見ていたので、ファンミーティングも(オンラインの鑑賞ですが)参加し、劇場公開日を楽しみにしていました!
蛭間院長が画面の中ではお元気でいらっしゃる。。(涙)
そして海老名先生の相変わらずの駄目駄目っぷりがもうもはや可愛い。その椅子に座れたの短かったな〜安定の、いつメンの皆様の演技が良き、でした!若い先生が「御意」ってどういう意味ですか?って分からないのも面白い。
そしてそして。。大門先生はどんな手術するんだろうと思ってましたが、単に難しい症例というだけじゃない、究極の判断力が求められる手術。覚悟も精神力も必要。
ここまでの術式になるとは全く予想出来ず、手術に至る展開、術式の変化は見事な脚本でした!!
(ごく細かいことを言えばいくら一卵性の双子でも流石に2年も社長の仕事含めて秘書以外の社員らに全くバレずに身代わりは無理だろうとか、
綾野剛さんの出番あんなに少ないならあの役は綾野剛である必要あったのか?とか(綾野剛さんもっと見たかった)
子ども時代は理科の解剖が苦手であってもあり得るけど、さすがに研修医で解剖の授業で倒れてる人がそれから数年ぐらい?であそこまでの外科医になれるのはあまりにも無理あり過ぎじゃないか?とか
海外でヘリからゴムボートとともに海に落とされて偶然日本の千葉に流れ着くのはゴムボートの流れ早すぎるんじゃないか?とか多少のツッコミどころはありますが。。)
すっっっっっごい手術をする大門未知子が映画館で見れたのでOKです!この時点で☆5なんですが。。。
最後の最後、エンディングの歌が全然このドラマの雰囲気に合ってなくてガチャガチャうるさくて。。とても残念でした。なんで変に新曲を充てたんだろうか。最後のよく分からないエンディング曲で少しマイナスしました。
兎にも角にも蛭間院長、お疲れさまでした!!!!
口笛に始まり口笛に終わる。素晴らしいラストでした!
ドラマでのお馴染みの良さを残しつつ、映画としてのスケールアップやラストに相応しい作品でした。米倉さんの大門未知子としての演技に涙しました。 テレビ放送のドラマではなく、映画であるべき作品。集大成にふさわい作品でした。
球体的発想じゃない!?
序盤はコミカルにスタートか、 中盤まではエンディングどういう展開でおさまるのか、、、 それと、隠されてきた、語られなかったというべきか、神原晶さんと大門未知子との関係と過去、たたきあげのスキルとは、何があったのかが明かされる時が来てしまった。 終盤の展開は、大門先生の対応見たくなかった姿からの、ありとあらゆる方向からの可能性とコンプライアンスクリアなのか、球体的視点(言い過ぎ?) これFAINAL?ずーっと見ていたい「失敗しないので」セリフ聞きたいなー! 蛭間病院長:西田敏行さんのご冥福をお祈り申し上げます。
壮絶でした…
未知子らしさ、ドクターXらしさ爆裂! 最期を飾るにふさわしいストーリーでした。 お決まり?のちょこっと荒唐無稽なシーンも(もうマヒしているのか無きゃ無いで寂しいし)ちゃんとあり、これで終わるなんて寂しい限りだけど、しっかり完結!!でした。 クライマックスは画面の中のキャラ達と一緒に涙ボロボロ… エンドロールも楽しめます。 「そうだ、こんな人達出てたっけ…!」 テレ朝で『相◯』の代わりに夕方再放送しないかな〜
さらばドクターX
前半ちょっと眠いところあったので減点一 ですが最後はやっぱりいつものドクターX笑 えっ!未知子逮捕!! バッドエンドじゃん、と思ったが、やっぱ大団円。 拒絶反応大丈夫⁇ まっいいか笑 続編観たいけど西田さんいなくては魅力大幅減だから無理よね。 ドクターXファンは観て損なし、満足してお家に帰れます。
感慨深し (byドラマファン)
大門未知子、強さ優しさ美しさ、かっこよさ健在。内田有紀さんとの美しきナイスコンビの安心感。ドラマシリーズからのファンでしたので感慨深かったです。 2012年のシーズン1からもう12年なんですね。 私自身の人生(子育てピーク時期)と重なり、強く逞しい大門未知子から元気や覚悟を貰いながら共に成長できたような大好きな作品でした。 ツッコミどころはありましたが、安定の展開と、おなじみのセリフ、軸となる「私、失敗しないので」の安心感と「どんな人でも救う」胸熱ストーリーに引き込まれ、時折の笑えるシーンにも癒され、マイナス面は気にならず最後まで楽しめました。キャストも満足です。面白かった! 冒頭から出演された西田敏行さんの勇姿を拝見し切なくなりました。昭和から数々の作品、特に釣りバカ日誌は大好きでした。天国で今日の公開を見守ってくださっていると思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。(エンドロール最後しみじみでした) テレビの2時間スペシャルでもよかったかなぁ、とも感じましたが、ファイナルでしたしスクリーンで観てよかったです!1〜2年後?にテレビで地上波初放送されたらまた観ます♪ とりあえず今晩テレ朝20時〜のスペシャル特別編も観ます♪ (2016年vsビートたけし編、懐かしい!) また数年後にでも帰ってきた大門未知子、的なスペシャルやってほしいなぁ。 ありがとうございました!
大門未知子の生き様
ドラマをずっと見続けて、ついに終わりが 救える命があるならば、あきらめない 毎度おなじみ御意のメンバーや、あきらさんとヒロミさんとの絆が本当に素晴らしかった! 蛯名先生はやはり蛭間院長にイジられて生かされる エンドロールのAdoさんの楽曲にのせて、出演された歴代の俳優さんを振り返り感慨深かったです 西田敏行さんの御冥福を 憎みきれない蛭間院長を演じて下さり感謝です 米倉涼子さん、大門未知子を演じてくれてありがとう
医師の心情の偉大さ
ドラマのファンでぜんぶ観てからの鑑賞です。 ドクターX誕生とアキラさんとの関係性… 何事も才能とセンスと努力なんだなと改めて思いました。 「私、失敗しないので」の意味… 医師でもなんでもなく凡人の私も何かに挑戦する時や窮地の時は言霊にしようと思いました! 染谷将太さん…1人でタイプの違う2役されてましたが相変わらずの演技でお上手なのは知ってますが改めてびっくりしました(笑) 展開も「えっ??」ってなる展開で目が離せませんでした。 映画で時間が短いから仕方ないのですが、2週連続SPドラマくらいにして頂けたら細かいとこも理解出来たかなーと思いました。 西田敏行さんがもう観れないのかと思うと淋しいです。 まだまだドラマも続いて欲しかったです。 笑いあり涙あり尊敬あり…是非たくさんの人に鑑賞して頂きたいですね! 日々進化している医療に期待出来る描写もありとても素敵な映画でした!
本当に最後なんです
正に集大成。 正にファイナルでした。 「私、失敗しないので」 これは目の前の大切な命は絶対に見捨てない。この命を必ず守ると言う決意を自分に向けて言っていた覚悟の言葉だったのですね。 未知子は最初から比呂人と晶さんの2人共助けようとしていたのです。 公開前に亡くなった西田敏行さん演じた蛭間院長も未知子のピンチを見て見ぬ振りで最後は守ってくれました 晶さんが未知子に諭すように話していた言葉はドラマのシリーズ初期でオペに臨む未知子が独り言のように言っていた言葉。 「外科医の手術力は最初のトレーニングで決まる。どれほどの熱意を持って手術を学ぶか。どれほどうまい外科医の手術を見るか。 川の水が流れるように基本手技を反復し、美しい最終術野を作る。 それが・・・理想の手術。 そして 一番大事なのは、どんなに厳しいオペでも決して患者を見捨てないこと。 私の・・・大事な師匠が教えてくれた。」 ひ弱だった若き未知子は師匠の言葉をただひたすら実践し、お金の事など無頓着に目の前の患者が誰であろうとその命は絶対に見捨てないと言う最高の外科医に成長したのです。 「未知子は私の誇りよ」 そう言ってくれた晶さんのへのへのもへじが笑う時はきっと来ますね。だって大門未知子がいますから。 ファイナルでもう神原名医紹介所の3人の物語の続きが見れないのは残念ですが、作品に関わった演者さん始め全ての人に感謝です。 西田敏行さん忘れません。 爆破事件の捜査はどうなったのですかね? いい映画を見ました
最終編を飾る作品としてはいまいちか。
今年427本目(合計1,518本目/今月(2024年12月度)6本目)。 ※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。 原作は見ていないほうです。 ただ、最初に主人公や登場人物紹介や過去作品のさくっとした復習シーンはあるので、観ていない人お断りにはなっていない点はよかったかなといったところです。 映画内で描かれている事情についても、実際に法律上できるかどうかは微妙としても実際の病院(特に大病院)ではありうる展開を扱っているのであり、その限りにおいては良かったかなといったところです。 また、この手のシリーズは何かと「何とかファイナル」とか「何とか最終編」とかとうたって「実は続きがありました」という「ずるずる伸ばし」(?)がまま見られますが(もちろん映画の放映による収入を考えればそれとて一概にそれをズルとは言えない)、本映画に限ってはもう「終わりですよ」ということは明確になっていますし、最後まで「まだ続きがあるんでしょう」みたいな終わり方になっていなかった点は良かったところです。 ところで映画内でなぜか、ご当地の広島県(の呉市が…)。この点、原作がそうなのかなと思いましたが、実は「病院がテーマ」の映画においては「広島県呉市」は病院とのつながりが強いところがあり、ここは法律系資格持ちとして知りうるところは情報を書いておきます。 やや全般的に専門用語(看護師や看護学校の学生さんでないと厳しい語が出てくる?もちろん行政書士は医学の専門家などではないので何もできない)を飛ばしてくる傾向はありますが、何となく外科手術としているんだろうということはわかるし、その病名がわからないとストーリーに支障をきたすということはないので(いわゆる「病名トリック」とでもいうべきか)、ここは安心です。 採点に関しては以下まで考慮しています。 --------------------------------------------------------------- (減点0.2/心裡留保と第三者の対抗関係) 心裡留保は善意の第三者に対抗できません。 (減点0.2/事務管理と無権代理) 事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではないので、第三者と契約を結んでも表見代理の条件を満たさない限り無権代理にしかなりません(←判例/表見代理を、「条件のかけた有権代理」とみる学説と、「条件がある程度揃っている無権代理」とみる学説があります。ここでは前者をとっています)。 (減点0.1/広島弁についてある程度の理解が求められる) 「(主人公に)「そないに」言うたらいけんよ」…の「そないな(に)」は広島弁(関西でも使うらしい?が、私は使わない)ですが、「そのように」「そんなふうに」の意味です(ここは言い換えがあっても良かったかも)。 (減点0.1/麻雀シーンがマニアック) この映画において麻雀シーンが2回出て「いやぁ、また役満あがっちゃったよ」というところですが、一つ目が清老頭、二つ目が国士無双です。麻雀のルールについて詳しく求められるわけではないこの映画でいきなり麻雀の役満ネタ(特に清老頭を4人麻雀で(鳴きひとつで)あがったことがある方はネット麻雀が当たり前になった今日におても少ないのでは?)はちょっと厳しいかなというところです。 --------------------------------------------------------------- (減点なし/参考/呉市と病院の発展のかかわり) 呉市は人口19万人ほどの人口流出の激しい(→広島市に流れる)中核市ですが、そのような20万人に達しないこの市には「独立行政法人国立病院機構 呉医療センター」があります。 もともと日清・日露戦争を経た日本では軍港が置かれた呉市はその当時、広島市をしのぐほどの活気を浴びて一大都市となりました。しかし、第二次世界大戦では広島市に原爆が投下されますが、距離が相当離れていた呉市は被害がほぼありませんでした。 一方、日本が降伏したあとGHQがやってきましたが、GHQ(アメリカ)が日本のすべての都市を管轄したのではなく、関西圏よりも西側、つまり西日本は主にイギリスが占領し戦後の占領政策を担うことになりますが、イギリスと関係にあるオーストラリアが呉市の管轄を握りました。 しかし、当時の呉市は上記の原爆投下で逃げてきた人で人が溢れかえり状態であり病院(診療所)はまるで機能せず、一方で貧困からくる病気やなじみのないオーストラリア人の占領が重なったこともあり(日本では通常流行しない病気が流行したり、英語を解する人がほとんどいないのに当該軍人が病院にきたりと意思疎通が混乱した)、病院(診療所)はパニックに陥りました。 (※) この「呉市とオーストラリア人のかかわり」は特殊なところで(広島市などはイギリス人占領)、現在でも記念碑や当時の建物(のレプリカ)等が残っています。 そのような事情(および、広島市が原爆投下からの立ち直りで事実上機能しなくなったため)から、呉市は当時は一般市であったにも関わらず、昭和23年に「保健所政令市」として保健所の設置にのみ特例が与えられ戦後の広島県(の中央部)の復興を、広島市以上に担うことになります。この指定により病院・診療所の混乱を呉市単独の権限である程度何とかできるようになったからですね。 (※) 呉市では「保健所政令市」の指定が上記のような特殊な戦後の混乱期を脱するためのものでしたが、高度成長期時代にはいわゆる大気汚染等が深刻になった地域で個別に指定されるように役割が変わっていきました(ただし、これらもそうした工場に対する規制が厳しくなった現在ではいくつかの市に形式的にのこるだけ)。 そのあと、呉市は特例市(当時。現在は廃止。人口20万人以上で指定され、少しだけ権限が都道府県から委任される)に昇格し、平成28年には中核市(相当な権限が与えられる。保健所設置も含む)にも昇格しました(中核市は人口30万人が目安ですが、特例市制度の廃止に伴い、当時の特例市は人口が足りなくても中核市になれる制度があり、これを利用した形。中核市指定により保健所政令市の指定は解除。中核市は当然に保健所を設置できるため)。 このような事情から呉市には病院・診療所が(人口比率で考えると、広島市以上に)かなり多く、最初に述べた通りの国立の病院まであるわけです。 (※) ただし、同じように軍港として栄えた舞鶴においても、軍港特有の事情(工場がうるさいだの、もちろん舞鶴も戦後は連合国の支配下にあった)があり、舞鶴にも「独立行政法人 国立病院機構 舞鶴医療センター」があります。 ------------------------------------------ (減点なし/参考/「某国大統領の命を救うため」の「某国」ってどこ?) ある程度外国語の聞き取りができればわかりますが、スペイン語系の国であることはすぐわかり、国の性質から南米であろう(南米はブラジル以外はスペイン語)こともわかります(実際にはエンディングロールで「協力」で流れるように、キューバ)。 この中で「申し訳なく思う」という表現が lo siento になっていますが、ここからでも実はわかります(ラテン語語源の単語 sentir は「味覚などを感じる」「相手などの感情を察する」など「感じる」の意味が共通してありますが、スペイン語ではこの意味と別に「残念に思う(申し訳なく思う)」という独特な意味の分岐を持つにいたった事情があるため)。
「ドクターX 2時間スペシャル」でも良かったかも
このテレビシリーズ好きでずっと観てたんだけど… 映画版だと、どうしても期待も大きくなるよね。 まあ、そのせいもあるかもしれないけど、これってテレビの「ドクターX 2時間スペシャル」で良かったんじゃないの?って気持ち。 起こる出来事の必然性があまりピンと来ないし、その手術も無茶だし。 あっ!それでもこのシリーズは好きよ。 こんな事書くのもアレだけど… 上映前に書き込まれるレビューは、あまり信用するなって事を心に刻んだよ。
大門未知子の力技(チカラワザ)に捻じ伏せられた(笑)
近未来の医療とまでは行かないけれど、ほんの少し荒唐無稽だから、
SFっぽいですね(^.^)
もうスタートから、中東の大統領の大手術!!
それを請け負う大門未知子は、機関銃で脅されているし、
肝臓バイパス手術かなんかをした大統領が、
5時間後には、バルコニーで演説してるんだもん。
楽しいかったです、最高に。
岸部一徳、八面六臂の大活躍。
大門未知子&岸部一徳、ダブル主演ですよー。
それだけ神原晶の存在は、大きかった。
岸部さんの笑えるシーン満載、
名刺「名医紹介所」
銭湯の麻雀卓、
請求書には「メロン」を添える、
アタッシュケースの【札束】とスキップ、
ドテラ姿とスーツ姿のギャップ、
お茶目でカワイイ!!
笑えるとこだらけです。
今回のファイナルでは大門未知子のルーツを森本光(田中圭)が、
生まれ故郷の広島・呉まで出かけて、
大門未知子の生い立ちを追います。
何故大門未知子は
「手術に絶対に“失敗しない“医師」として誕生したのか?
そこには“神原晶の教え“が、根底にあった。
「命を見捨てないこと」
それがたとえテロリストの命であろうと。
この教えはラストの《大手術の大技》でも、
未知子の心に刻まれて
ブレることはなかった。
たとえ悪人であっても、命のあるものは、“全力で救う“
染谷将太も双生児の設定やコストカット新院長役、
とてもインパクトあり良い働きをしてました。
手術にも大きく絡むしね、ラストの。
憎々しさ、新鮮な双子の演じ分け、
やはり染谷将太は上手い役者!!
米倉涼子は本当にドクターX、最高の当たり役ですね。
手術室で帽子とマスク。
目しか出てないのに、その瞳の大きさと美しさ、
メジカラノ強さ・・・本当にデキル医者そのもの。
美しくて格好いいです。
寂しくなりますね。
そして蛭間院長役の西田敏行さん。
本当に寂し過ぎます。
お仕事をしっかり終えられての急死、
責任感の強い西田敏行さん、お見事ですね、
さようなら、
本当にありがとうございました。
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