「走るにはまだ早過ぎる」代々木ジョニーの憂鬱な放課後 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
走るにはまだ早過ぎる
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木村聡志監督のオフビートな会話劇が好きで鑑賞。
やたら女性キャストが多いと思ったら、今回は『さよならエリュマントス』と同じ企画なのね。
グラドルがメインなので、会話のテンポや間による面白さは落ちるだろうと覚悟していた。
しかし今回、会話の内容自体が過去作より刺さらず。
そのせいもあり、ダラダラ感自体はいつも通りながら、ややしつこく感じた。
話としては、主人公である代ジョニの部活にバイトに恋に友情という、青春フルコース。
幼なじみパート(自動的に名波の存在も)とボタン君の登場が丸々いらない。
最後の大学生部分も、スカッシュやるでも出雲さんと再会するでもなく意味不明。
女の子を出す企画とも合致してないし。
色々と枝葉は伸びるものの、どれもオチ直前で止まるようなモヤモヤ感も。
焚き火の件などもまったく活きない。
お馴染みのスターシステム的な出演も、本当にオマケ程度でちょっと残念でした。
教室でのバタコはお嬢様というよりただの乙女で、熱子は別れたんだか別れてないんだか。
出雲さんが一番好みだったのでヒロイン枠で嬉しかった反面、次に可愛かった神楽の扱いは不満。
やはり登場人物を増やしすぎると難しいんだなぁ。
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