「子供も大人も楽しめる作品!」怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス) ぺんさんさんの映画レビュー(感想・評価)
子供も大人も楽しめる作品!
怪盗クイーンシリーズ2作目。
原作は20年以上前に発刊された児童書。
しかし、児童書と侮る勿れ。
作者が読者層である子供をいい意味で「子供扱いせず、一読者として尊重している」のが伝わってくる作品、だから、大人も楽しめる作品が原作。
原作は児童書ながら400ページ越えの長編。
その原作を尺のためにアレンジはしているものの、オリジナル展開ではなく、原作と同じゴールに繋がっています。
そのため、非常にテンポ良く見ることができる作品です。
主人公であるクイーンは怠惰なところもありますが、己のもつ「怪盗の美学」に忠実に行動するところは、声優を務める大和さんの演技も合わさり、非常に痺れます。
そして、アクションシーンも見どころ。
迫力ある映像で、クイーンのかっこよさが見受けられます。
また、クイーンのパートナーであるジョーカーくんとイルマ姫の関係性、そして、そこから作者が原作で伝えたかったメッセージも、素敵で、自分自身に当てはめながら見てしまいました。
エンディングのあにぱにの「Queen's illusion 」も「休暇(バカンス)」や「クルージング」、そして、最後のイルマ姫のクルーズの感想にも通ずる映画にあった楽曲でした。
最後の最後まで目が離せなかったです。
原作を読んでない人も、一作目を見てない人もたのしめる作品だと思います。
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