劇場公開日 2025年8月22日

蔵のある街のレビュー・感想・評価

全39件中、1~20件目を表示

3.5ご当地映画

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

良かった点
倉敷の風景
ご当地愛溢れるエキストラ多用
若者の青春感

イマイチだった点
自閉症の兄と精神疾患で海外逃亡中の母とアル中の父…ヤングケアラー過ぎて。健気なヒロイン像の為に不幸詰め込みました〜みたいなあからさまな感じがうんざり。親切な地域の人との繋がりがあるならもう少しマシな状況だろ!と、突っ込み所多数。

母は病気で亡くなって、父が仕事頑張ってるから美大行きたいなんて言いづらい……くらいでよかように。

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khs69

4.0倉敷ファンにはお待ちかね。期待通りの概ね良作。

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

 個人的に倉敷は好きな街だ。今年も2月と5月に足を運んだ。5月にJR倉敷駅でこの映画のPRイベントが行われており、以来鑑賞を楽しみにしていた。
 「えっ?倉敷の、あの美観地区で花火の撮影を?」と尋ねるとさすがにそれは無理だったらしく、映画でも本編終了後に字幕でタネは明かされる。挿入されていた本当の花火のシーンは、おそらく同じ倉敷市内でも玉島地区か高梁川河口付近で撮影されたものだろう。詳細を知る人がいたら教えていただきたい。
 映画の舞台となった美観地区は恐らくすべての倉敷市民の誇れる場所だろう。商店街を抜け倉敷公民館。左に進めば鶴形山、右に折れれば突き当りに大原美術館。このあたりはすっかり憶えてしまった。そこを主たる舞台として、平松監督はカメラを回した。

 映画の感想としては細部に少々いい加減な描写がある。が、やはり長年山田洋次組でもまれてきた平松恵美子監督(倉敷市出身)の演出とホンは、「あの日のオルガン」(2019年)もそうだったが一定の手ごたえは担保されている。日曜のお昼、横浜市内唯一の上映場所とあって、お客さんはご年配を主に9割方入っており、クライマックスでは鼻をすする音も聞こえてきた。
 惜しいと思える点は多々あった。が、最後の最後にこの映画の製作の主意が字幕で出た途端、いつ終わるか知れなかったコロナ禍の頃を思い「まぁいいか」と、拙い点はさっぱり忘れることとした。今回だけなw。
 逆に意外とヤルじゃん!と感心したのが同じくご当地組の高橋大輔である。普通にセリフもうまいし視線の移し方もわかっている。映画は初出演ゆえ、彼は今年の新人賞候補に入れてもいいと思う。主演女優の中島瑠菜も美人過ぎず意志の強さを感じさせる表情をしている。いい。ただ、彼女のようなタイプはなかなか大成できない。良い役を射止めて可能性を広げてほしい。

 ご当地映画という、映画ファン的には軽んじられがちな分野ではあるが、倉敷同様に、あの暗い時代に全国各地で打ちあがった花火に、明日の希望を見て、生きる力をもらった人々がいる。そうを思うと胸が熱くなる。僕はさすがに泣きはしなかったけれど(^^;;、この映画を待ち望んでいた数カ月は価値のある時間だったと胸を張れる。また倉敷に行ってみたい。なぜか水鉄には乗ったことがなかったので、今度こそ乗りたいと思っている。
 星は3.5でいいところ、倉敷が好きなので+0.5。倉敷市民の皆さん、お疲れさまでした。

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ひぐまさん

4.0演じる事の凄さThe Power of Acting

2025年9月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

倉敷の街を舞台にした
一夏の出来事。

フィギュアスケーターの高橋大輔さんが
物語のキーになる役で出ていた。

撮影順は分からないけど、
物語の後半に行くにつれ、
だんだん登場人物になっていった。

映画の中にはおそらくエキストラと思われる
街の人も出ていて、
プロとアマチュアが混在していた。

だからこそ、演じるということは凄いな
と観ながら思った。

中でも自閉症の役を演じた
堀家一希さんは凄かった。

若いキャストも、
繊細な表情を見せてくれて、
これも凄かった。

凄かった分、エキストラとの差が
際立つことになったけど
そこよりは、演じられる事の凄さが
個人的には印象に残った。

最後の方で、
高橋大輔さんが、
感情をぶつけ合うシーンがあったけど
そこでは完全に演じる側に回っていた。

演じられるって凄い事だな
と改めて思った。

Set in the town of Kurashiki, the film portrays a fleeting summer episode.
Figure skater Daisuke Takahashi appeared in a key role, and although I don’t know the shooting order, as the story progressed, he gradually became more and more his character.

The film also featured what seemed to be local townspeople as extras, creating a mixture of professionals and amateurs. Watching this, I couldn’t help but feel how extraordinary the act of performing truly is.

Among the cast, Kazuki Horiike’s performance as a character with autism was remarkable. The young actors also conveyed delicate expressions, which was equally impressive. Precisely because of this, the contrast with the extras became more apparent, but what stayed with me was the sheer wonder of being able to perform.

Toward the end, there was a scene where Daisuke Takahashi clashed with raw emotions, and in that moment, he had fully stepped into the realm of an actor.
It made me realize once again how incredible it is to be able to act.

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新米エヴァンゲリスト

4.5「奇跡」

2025年9月16日
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幸せ

今年280本目。

シネスイッチ銀座で。
奇跡が起こる映画。クライマックスのシーンは子供の時家族で行ったなあと。最高の思い出。それを思い出すいい作品。きょんちゃん迫真の演技。

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ヨッシー

3.0全てのネタが浅いかな…

2025年9月15日
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自閉症の事、家出した母の事、父の心情、花火大会を開催するまでの苦難、とかとか全てのネタが深追いされなくて半端感が残念。特に父母の話は要だと思うんだけどいきなり夫婦喧嘩見せられてもなー、と思う。エンディングのコロナ映像も不要な気がする。倉敷の街並みは綺麗だったなー。

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peanuts

4.0花火大会の開催に向けて奮闘する高校生の姿を描いたというだけでは無く、バラバラになった家族が花火大会を通じて再び絆を作り上げるまでを描いた家族再生のお話でもありました。秀作です。

2025年9月9日
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もりのいぶき

3.5倉敷に行きたくなる映画

2025年9月6日
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泣ける

癒される

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まさのた

2.5ファンタジー?

2025年9月6日
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ファンタジーとしては良作の範疇ながら、映画としては微妙。
倉敷という街を舞台に、コロナ禍に耐える街を応援するために、日本各地の約300の街で開催された「サプライズ花火」という実話を基に、高校生たちが好きな娘との約束と、街を活気づけようと花火大会を企画したというエピソードを乗っけていたんですけれども。

まず一番微妙に思ったのがリアリティライン。
絵本ほど拙くはないが……
様々な部分が常識外れかつ、ふわっと曖昧に「お気もち」重視な感情のみで事態が進むのが、なんかこう……
喩えるなら、ラノベどころか、「なろう系ラブコメ」の、全然もてない童貞男子高校生が、急に美少女に囲まれてハーレムになるくらいのリアリティのなさ。

そもそも倉敷の美観・景観地区は、白壁で有名な木造の蔵が立ち並び、町並保存のために国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますから、当然、火災の危険がある打ち上げ花火なんか不可能。
それを、情熱だけで実現した!
という美談仕立てに「実現できました」って映画にして、最後にテロップで「実際は花火の打ち上げはできません」「映画の中だけの夢です」っておい!

それに、こういう実際の街をモデルにしているのであれば、大きな嘘をつくために、細かい部分には真実(リアリティ)を乗せなければ、嘘くささが強すぎて入り込めず、感情がついて行かないのが常。
最後まで、予算がいくらか、誰がどこがそのお金を負担するのか?
などの説明もすっぽ抜け。

だからラノベ以下のリアリティと評したわけで。

もう一つ言えば、企画の発端である「サプライズ花火」の要素が、ドラマ上に一切ないんですよ。
倉敷にはコロナ禍がなかったような世界に描かれていて。

だから、エンドロールで急に「サプライズ花火」と結び付けようとしていたのが、「何の関係があるんですか?」と違和感を感じまくったと。
観ていて「ファンタジーかなこれ?」みたいな印象しか残りませんでした。

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コージィ日本犬

5.0蔵のある街を観に行きました

2025年9月5日
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泣ける

笑える

興奮

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ひーちゃん

4.0高橋さんガンバったで賞(拍手)

2025年9月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

倉敷出身者がチョイチョイ配役され、倉敷LOVEを全面に、倉敷の良さを伝えるとともに、青春謳歌、多様性も踏まえた佳作でした。何にも増して、なんだかんだ言われるかもしれませんが、フィギュアスケートの高橋さんはホント、ガンバっていたと思います。俳優でもないのにあれだけのセリフで重要な役回り、本当に大変だったと思います。私的には大いに評価して良いと思いました。「みんなで作り上げていく感」が心地よく、地域をフューチャーしたシネマに今後も期待です。旅に出たくなっちゃいますね。

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あたらしかずとし

3.5面白かったし、泣いたけど

2025年9月3日
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橋爪さんが謎の存在過ぎる
肖像画がチラッと映ったから実在した?する?人物なのだろうけど
”絵の神様”的な描写もなくてモヤモヤ
ちょいちょい素人っぽい台詞回しの方がいたけど、地元の方だったりしたのかな?
その辺のネタばらしもなくて残念

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みのまる

3.5直球勝負、

2025年9月1日
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泣ける

悲しい

カワイイ

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トミー

2.5倉敷の街並みが美しい

2025年8月31日
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単純

倉敷にまた行きたくなった。

みんなで力を合わせて頑張って良かったねって言う幼馴染の友情と家族の絆の話。
一昔前の演出なのかな?
演技がオーバーだったり、
ありふれすぎる展開だったり。

市役所に集団抗議で個人的な関係待ち出すあたりカスハラ感とか。
シニアにはウケるのかも。

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いちごのチョコレート

3.0映画の質

Mさん
2025年8月31日
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多分、この映画で一番大切な役柄はお兄ちゃんだと思うのだが、残念ながら、それらしく演技している俳優さんにしか見えなかった。役者さんのせいというよりは、監督の演出の仕方なのかもしれない。
今日、たまたま2つの高校生が関係する映画を見たのだが、その差を歴然として感じることとなった。
ご当地映画で、よく地元の人と思われるような素人の人を使うことがあるが、使うなら使うで、きちんとお金を取る映画として恥ずかしくないシーンにして欲しい。
もっとも、物語の魅力を魅せる映画ではなくて、美観地区の魅力を魅せる映画だと割りきっているのならば、この映画は成功しているように思う。
見ていてもう一度倉敷に行きたくなった。

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M

5.0色々な想いが込められた花火。とても良かった。

2025年8月30日
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泣ける

楽しい

幸せ

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すけちゃん

3.0風につつまれて

2025年8月29日
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ブレミンガー

2.5約束

2025年8月29日
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単純

幸せ

倉敷市の美観地区で花火大会を開こうとする高校生たちの話。
「サプライズ花火」は知らなかったけど。

ちょっと複雑な家庭環境の同級生の女の子の兄ちゃんが、家族が仲良かった頃を思い出し、神社の木に登って花火を脳内再生という状況下、木から降ろす為に口八丁で花火をみせると約束してしまい巻き起こっていくストーリー。

ASDの兄ちゃんに、出来もしないことを約束したことを咎められ落ち込むポンコツコンビが、町のちょっと有名人古城さんの協力を得るため奮闘する流れだけれど、大人100人の署名とかならまだしも、高校生でも良いなら100人は楽勝じゃね?マッチョにだって逃げないでお願いすれば良いのに…まあ、本気じゃなかったってことですよね。

そしてなんとか協力を得られることになったけど、ポンコツコンビも古城さんもまさかのノープラン?市役所の対応もそんなアホな。

良い話しだし面白くはあったけれど、ドラマのつくりが安っぽくてご都合主義というより最早茶番が過ぎて、ちょっと勿体なかったかな。

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Bacchus

4.0街への愛を感じました

2025年8月28日
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まず、蔵のある街の風景が本当に美しくて、
日本って良いなぁ⋯と、しみじみと感じました。

倉敷出身の監督とのことで、故郷への深き愛と慈しみを感じました。
自分の地元が舞台だったら、ものすごく嬉しいと思うし、
このような日本の地方愛にあふれる作品は、とても心が和みます。

倉敷市の美観地区が舞台の
青春、友情、淡い恋、家族の問題、ヤングケアラー、
大人も子どもも関係なく、人としての成長物語などなど、
いろいろなことが盛り込まれているのだけれど、
スッキリとまとまった脚本で、
少しクスッとしたり、ウルっとしたりの良い作品でした!!

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hkr21

4.0よくまとまっていたと思います

2025年8月28日
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倉敷の街並みが懐かしい。一昨年、30年ぶりに行ってみたら、とてもキレイに整備されていて、おしゃれで趣のあるいい街並みになっていました。
ストーリーは単純かもしれませんが、よくまとまっていたと思います。
そして出演者の演技がよかったです。高橋大輔さんもちょい役かと思っていましたが、結構重要な役で。初めての演技だと思いますが、よかったんじゃないでしょうか。
主演の女優さんがとても気になりました。どこにでもいそうだけど、何か特別なものを持っているような。
燃えカスが残らない花火が開発されたら、街中でも花火大会ができるかもしれませんね。

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koji

2.0いろんな突っ込み

2025年8月26日
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カツラギ