「不思議な映画」ポライト・ソサエティ ルイさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議な映画
本筋のストーリーは至ってシンプルで王道パターン。しかしなぜか新しい感じがする映画。テーマが家父長制度に疑問を投げかける作りになっているが、さりげなくだが大胆に盛り込んでいて、説教臭くないところがそう思わせると感じる。ハリウッド映画っぽくはあるが、ポップに仕上げていて良い。音楽の選曲が良く物語に入り込める。
ラストは人生どっちが良かったのか投げかける作りになっていて、現代に生きる若者には響くのではないか。さりげなくだがテーマがズレていて、現代の考え方も古い考え方も良いことろはあると気づかせてくれる映画。
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