「それほど面白くないのに面白い…カリスマ的な面白さとでも言うべきか」ビートルジュース ビートルジュース いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
それほど面白くないのに面白い…カリスマ的な面白さとでも言うべきか
前作の「ビートルジュース」が特別好きだったというわけでもないのだが、ティム・バートン監督作品ということと35年ぶりの続編というノスタルジックさに惹かれて鑑賞。
劇場では観逃してしまい配信で観たけれど、全体を通してまあテレビでも特にいいかなというレベルではあるが、本作は面白い面白くないなんて全くもって関係ない気がする。もはや伝統芸的なカリスマすら感じるとでも言うべきか。
マイケル・キートンのブッ飛び演技も冴えていたし、ウィノナ・ライダーを中心とした母娘孫のドタバタトリオも魅力的に映る。個人的にモニカ・ベルッチ推しということもあるがドロレスの復活シーンなんかは繰返し観たくなるほどハマった。その他ちょこちょこ飛び出す大技小技が全体を通して絶妙に効いている。
本当に何が良いのかよくわからない面白さが本作の魅力とも言えるのだろう。
褒めているのかけなしているのかわからないレビューになってしまったが…さすがはティム・バートン監督、エンターテイメントを知り尽くしている、ということで収めましょう。
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