劇場公開日 2025年3月20日

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「オッサンの使った箸が触れた麺は子役に食べさせられないぜ」悪い夏 Lhowonさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0オッサンの使った箸が触れた麺は子役に食べさせられないぜ

2025年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

城定監督作ははずれない。ちょっと長い気もするけど、無駄シーンがない。
原作が良いのかも知れないが、貧困ビジネスを扱ったものとして良いさじ加減と思った。
生保認定の排除体質と不正時給と両方が並べられているが、それに評価を付けず、感動作としないことによって、見る側に考えさせるようになっている。感動を押し付けたり、社会派作品にすると引いてしまう層が居るからね。

北村匠海の演技はもとより、人相が変わっていく様が見事です。

窪田正孝の悪役ぶりは最高です。

箭内夢菜はもうゆるキャン△にはでれません。

伊藤万理華はこんな役もできるんだな。

さて、河合優実ですが。あんのこと→ナミビア→本作と同一人物ではないかと、疑っています(ベランダからは出奔)。あまりのさやぐれ具合がうま過ぎるので、もはや演技ではなく、こういった人を連れてきておいてあるようです。もちろんほめているが、ちょっと同じようなことを続けてみるのに飽きてしまった。キムタクがキムタクで出演しているみたい。これからも期待してます。

Lhowon