「生活保護は現物支給で良いと思う件」悪い夏 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
生活保護は現物支給で良いと思う件
暖かい、絶好調!! (;´・ω・)??
急に寒くなって サクラが咲きません~
提灯が吊られているけど 風に揺られて ぷらんぷらん
人の思いって 天気と同じで 読めないネ。
本日の作品は「悪い夏」でーす。
春本番も未だなのに、イキなり夏って言われても・・・
しかも”悪い”って付いてるが。
今作、生活保護、貧困ビジネスがテーマな作品。
コレね、お金渡すからこうなるのよね。
全部ね現物支給で良いのよ。
それをね 配送支援とか本人がセンタ-へ取りに行けばいいのよ。
※ネット発注配送とか使うのよ。
オ-ル管理しまくって、1円も本人に握らせちゃダメと感じるな。
そう思う人多そう。
ちょっと、その話は置いといて。
今作の流れは、役所の担当者と受給者の関係性。
問われる保護レベルとか認定の在り方。
本当に保護が要る人と、そうでない人の判断基準。
この辺りが、結構いい加減なんだなと 映画乍ら再認識しますね。
中々展開は楽しかったですよ。
しかし イチイチ同情したらキリが有りませんし、
結局助けられるのは ”美ある”者 だけって事ですかね。
---MC----
佐々木守(生活福祉課):北村匠海さん
高野洋司(佐々木の同僚、宮田の浮気相手):毎熊克哉さん
宮田有子(佐々木の同僚、高野と不倫):伊藤万理華さん
林野愛美(生活保護受給者、高野から性的搾取):河合優実さん
金本龍也(風俗経営):窪田正孝さん
山田吉男(佐々木が担当する受給者):竹原ピストルさん
古川佳澄(貧困なシンママ):木南晴夏さん
----------------
観ていてコミカルに描く 生活保護をネタにした
貧乏どもって感じが漂ってます。
どの受給者も実は問題ある貧困者で決して楽してるとは思えない。
性的搾取されるって話が一番問題ですが、
古川の様に該当されるべき家族が担当者の偏見で辛辣な対応を受けるのは
マジ許せないものを感じます。
結局、役所生活福祉課の男の弱みを使って
貧困ビジネスをしようって企みの話展開。
林野親子が佐々木に対して、 ”だったら助けてよ~”
本気のサインが 愛に代わるって流れね。
でもこれ 林野だからそうだけど、古川だったらそうなれる?
佐々木は結局のところ 女を見下しているんだと思うね。
こんなのは愛じゃない。
だから 隠し撮りされた時、 ”どこにも行かないで” いわれた言葉の
真意すら分からず 騙されたと思い込む。
愛が有るなら 騙されても良かったぐらいで構えないとね。
そう思うんだが、最後は色々あって 元のサヤ?に元通りに。
・終盤の アパ-トに全員集合的 場面が頂けないかな。
なんで こんな風な展開にしちゃったのか。
いままでいい流れだったのにね。
ラスト場面で コメディチックなドタバタ喜劇に急になっちゃって
そこが メッチャ残念でしょう。
あんな事 有り得ないし、脚本投げてるとしか思えないですね。
あと、 ”あんのこと”で 躍進した河合優実さんですが、
同様な役柄はそろそろ この辺までとした方がイイでしょうか。
この先も同様役柄は彼女の為には成らないと感じします。
今作、窪田正孝さんと竹原ピストルさんだけが
メッチャ楽しんで役をやってた気がします。そこは良かったかな。
気になる方は
劇場へどうぞ!