「登場人物、全てカス‼」悪い夏 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物、全てカス‼
本年度のアカデミー賞で、横浜流星が主演男優賞を受賞した『正体』と同じ、染井為人の原作のサスペンスを、城定秀夫監督が映画化。原作も既読だが、ほぼ同じような内容で、一言でいうなら、後味の悪いイヤミスな物語。出てくる登場人物全てが、常軌を逸し、心を蝕まれた、カス人間ばかり。哀れなのは、そんな大人の醜い世界に翻弄された子供たちだった。
もちろん中には、運にも見放され、シングルマザーとなった者や、信じた人の裏切りの果てに、悪に染まった者もいるが、その後、堕ちる所まで堕ちたのは、身から出た錆。全く同情する余地はなく、特にラストは、悪の巣窟に引き寄せられたカスども達によるテンヤワンヤの修羅場劇場。しかし、失笑してしまう様な、コミカルなシーンでもあった。
主人公は、生活保護の福祉課職員で気が弱く、至って真面目な佐々木守。同僚の気の強い女性職員・宮田から「先輩職員の高野が、担当の生活保護者の若いシングルマザー・林野愛美に、肉体関係を強要している」と告げられる。そして、高野の行動を調査を始める佐々木は、林野の所を家庭訪問し、高野の悪事を聞き出すうちに、次第に林野への同情と共に、彼女の魅力に惹かれていく。
しかし、林野のバックには、裏社会に生きる金の亡者の金本の存在があった。高野の悪事を林野から知った金本は、高野を呼びたし恐喝して、市からの生活保護不正受給を企むが…。生活保護の不正受給者や裏社会に幅を利かせる男とその女、貧困のシングルマザー等が絡み合い、真面目だった佐々木が、いつしか裏社会へと足を踏み入れ、奈落の底へと突き落とされていく。
実際には、こうした登場人物の様な貧困と暴力の日々に身を縮め、社会の底辺を這いずっている哀れな者もいるのだろう。しかし、それも結局は、易きに流れた自分の選んだ人生であり、登場人物の誰にも同情も、共感できず、「アホか!?」と言いたくなる。
キャストは、主人公の佐々木守には、普段はカッコいい役の多い、北村匠海が務め、珍しく汚れ役の男を演じていた。佐々木が心惹かれるシングルマザーの林野には、先日のアカデミー賞で主演女優賞を獲得した河合優実が務めている。河合は、『あんのこと』『ナミビアの砂漠』そして本作と、どれも心が荒んで、社会の底辺を蠢くような女性役が続く。そして、窪田正孝が裏社会のボス金本を演じ、痩せ面の中に秘めた、金への執着や目の奥底に漂う狂気とも言える怖さが伝わってきた。
bunmei21さま、初めまして。
自分でレビューアップしていない作品に共感すると、相手の方が困ると思って、なるべく遠慮しているのですが…😅
本日フォロー通知があった「謎のアカウント」、身に覚えが無くてスルーしようと思ったら、「自己紹介」を見てびっくりです😓
現在、631人フォロー/31人フォロワーですが、皆さん、無関心領域なんでしょうか…😒
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「PhatHuy2003」
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