「弱み。」悪い夏 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
弱み。
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市役所生活福祉課に勤める佐々木守が同じ課先輩女性・宮田と訪れた家で出会うシングルマザー愛美との話。
そのシングルマザー愛美に生活保護受給金をネタに「体の関係を強要する」福祉課先輩・高野、その情報を知った福祉課・佐々木と宮田が調査、その高野のしてることをネタにし受給金で儲けようと企む闇組織・金本を絡め見せる。
冒頭の定例訪問宅にいるヘルニアを理由に働けな…働かない竹原ピストルさん演じる胡散臭い山田キャラで掴みはOK!
親の愛情を受けず育ち自分の娘に愛情がない愛美、生活に困りスーパーで万引きする女・古川、受給金をネタに肉体関係を強要する高野、悪いことに頭の回転が速い金本と、出てくるキャラとストーリーと面白い。
福祉課佐々木の真っ直ぐな優しさ、愛美の娘に見せる優しさがシンプルに良かった。…ターゲットは変更でハメようと計画する愛美も佐々木の真っ直ぐさと優しさに心情の変化と。
終盤の愛美アパート宅でハチャメチャな展開には個人的爆笑、悪いことには頭の回転が速い金本、…が山田に“デカイ車持ってい面倒だから全員殺す”展開にも笑えた。
福祉課・宮田の高野への執着は途中から正義ではなく何か察せましたよね。
やさぐれ感、虚ろな目とこの手のキャラやらせたら河合優実さんがハマるな~
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かばこさんのコメント
2025年3月23日
共感をありがとうございます。
暗めの社会派ドラマから急転直下、いきなりなギャグ展開には私も笑ってしまいました。全員が入り乱れて誰が誰に恨みを持っているのか、もはやどうでもよいカオスになっちゃって飛び交うセリフも爆笑ものでしたね。