あたしの!のレビュー・感想・評価
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色々無理がある
原作は未読。
渡邊さんを久しぶりに観に来た。それだけ。
予告からしてライトなコメディなのだろうなぁと思ってたけど、中身はなかなかに重い。
が…男性側としては「そういうもんなんだね」と受けとめるしかない。女子の友情は紙のように脆いというけれど、なかなかどうして筋金入りじゃないか。
アレが理想なのか現実なのかは置いといて。
作品的には色々しんどい。
主演がJKってのはなんだか無理があるし、もっと単細胞でも良かったように思う。渡邊さんの視線が孕む恋愛IQが根本的に高いように見えてた。
相手役も設定上、超絶イケメンらしいのだが…ほぼほぼピンとこず、やけにヘラヘラしてるスライムみたいな男だなぁと思ってた。
なぜ笑顔なんだと思う台詞がいくつかあるものの、その張り付いた笑顔の説明はしてくれない。だから、ずっと笑ってるヤツって妙な印象だ。
撮り方とか編集とかは好きだったんだけど、流石に空港で「フレーフレー」とやり出した時には笑いを堪えきれなかった…。
さすがに居らんだろ…アレは頭おかしいか、とんでもない勇者かどっちかだよ。
紙面はいいよ。夢を与えるものだから。
人が演じるのは…無理がねえか?
泣きじゃくってる女の子にぶつかってくる通行人とかさ…原作通りの描写なのかもしんないけど、色々ひくわー。
原作を見たわけではないが、わざわざこんな顔の半分くらいあるキュルンキュルンしたキャラしか出てこないような原作をやんなくてもいいのにと思う。
渡邊さんのキャラには合ってんのかもしんないけど、性格には合ってないような気がする。
…実際おいくつかは知らないけれど、元気印一杯の直球弾丸キャラの10代は無理があり過ぎる。
だいぶぽっちゃりだけど、アレは役作りなのだろうか?冒頭にラーメンの汁を飲んで「うんめぇー」なんて言うワンパクJKだから役作りなのかもな。
そんなJKも見た事ないけど。
まさか…原作はJCって事ないよな。
…あり得るのか?
思い返してみたら学内のシーンってあんま無かったような気もするしなぁ…。
校庭に「大スキ」とか書いちゃうし、かなりズレてはいて、キュンもドキドキもほぼ無かったなぁ。
同級生の男子2人がいい味出してたから+⭐︎0.5
主演はめでたいけれど、色々キツかったなぁ…。
コレじゃない感しかない。
そしてサイトの評価がばか高いのに目ん玉が飛び出る程驚いた。この時点で⭐︎4.4とかだ。
…理解し難いのだが、どうやら推し活の延長が大多数のようだ。
重くないタッチで結構深い!
とにかく渡邉美穂ちゃん演じるあこ子が可愛かった!
あんなにド直球なキャラでしかもリアルでナチュラルなJKスタイル!ちょっと暑苦しくなりそうな気がしなくもないのにただただ可愛くて応援してしまってました。
齊藤なぎさちゃんの充希ちゃんはあざとさとピュアさを上手に演じていて、あこ子と対極にあるキャラクターがきちんと描かれてました。
どのシーンも可愛らしく重くなく描かれてるんだけど結構深いところがちゃんと見つめられていて、丁寧に作られてるなあって思いました。
どこから目線ですが💦
主人公のつかみどころがない飄々とした学校の王子様は演じるの難しそうな印象でしたが、今回初主演のINIのリーダー木村柾哉くんが凄く雰囲気あって、登場シーンの掴みどころない張り付いたような笑顔からきちんと人のことを見抜く笑顔、あこ子に心から惹かれてく笑顔を演じ分けられてて最後のシーンは完全に感情移入してしまいました。
山中柔太朗くん演じる成田は重要な役柄で逆にいつもずっと変わらないところがとてもかっこよかったです!
4人がほんとに魅力的で恋に友情に大事なことが詰め込まれてて中高生には特に刺さるのではと思いました💛
友情より恋!?
小学生からの親友あこ子と充希が同じ1人の男を好きになっちゃう話。
高2の初日、校内1の人気者男子であこ子自身も憧れてた御共直己が留年で同クラスに、その直己を巡りあこ子と充希の関係性がギクシャクし始める…。
真っ直ぐで即行動なあこ子と、自分の気持ちは押し殺し気味な充希だったけど、あこ子に煽られ友情より恋に走っちゃった充希。
1人の男を巡りながらも、あこ子と充希の学生時代のエピソードと関係性を絡ませながら、恋より友情?友情より恋?と揺れる2人の女子の心情を見せたりと。
とりあえず鑑賞中は直己役の彼が20代前後の小栗旬君にちょっと似てるな~とか余計なことを考えながら観てた。どうなるこの恋なんて思ったけれどラストは納得出来る展開で良かった。
青春時代に戻れる素敵な作品でした。
母娘で観に行きましたが、青春時代を思い出して 思わず涙しました。
女の子同士の友情や、恋愛感情、それに対して男の子の繊細な心情。
キャストさんの雰囲気もとても合っていて感動しました。
また、同世代のお友達と観に行きたいと思います。
美穂・柾哉・なぎさ・柔太朗最高の4人による最高の青春映画!
完成披露試写会・初日4回・2日目の完成記念舞台挨拶と計6回視聴しました。
美穂さん目当てで鑑賞したのですが、柾哉さん・なぎささん・柔太朗さんも本当に素晴らしい方々で大好きになっちゃいました。
①直己役・木村柾哉さん
ノーブルかつミステリアスで男から見ても素敵ですよね!
男性から見ても素直に賞賛できる柾哉さんが美穂さんのお相手で本当に良かったです。
カラオケで二人を守るところとかカッコよすぎて惚れてしまいますよね。
一方ホラー映画を一人無邪気な顔で観ているのも可愛すぎました。
そんな穏やかな直己ですが「そう言ってほしいの?」のシーンのように充希には少し当たりが強いところとか、屋上の階段で充希の額を指でついた時だけ多分「じゃあな」って男っぽく言うところとか「なお×みつ」的にキュンとしましたよ!
もちろん「なお×あこ」の水族館とラストの飛行場でのそれぞれあこ子への想いを伝えるシーンも最高でした。
演技初経験で映画主演の柾哉さんこれからが本当に楽しみな俳優さんになりました。
あとラストのバスケシーン、柾哉さんのシュートが堂に入ってるなと思ったらバスケ経験者でした、納得!美穂さんとバスケ話も弾んだことでしょう。
②充希役・齊藤なぎささん
渡邉美穂さんと同じく元アイドルを感じさせない表現力さすがでした。きゅるんきゅるんのお目目に涙が溜まるのも美しすぎます。
充希のあこ子とは違う遠回りなアプローチとあこ子に対するライバル心を見事に表現してくれました。
「直己君、浮気しませんか?」の前後が特に素晴らしかったですね。
寿司屋での再会を経て最後二人は本当の友人になったんだなあと目頭が熱くなりました。「がんばれー!あこ子!」と自転車で送り出した後の晴れやかな顔が忘れられません。
プライベートでも美穂さんと仲良くしてくれて本当にありがたい!これからもよろしくね!
③成田役・山中柔太朗さん
影のMVPですね。三人に優しく・時に厳しく寄り添うメンターのような存在を飄々と演じておられました。
そんな成田も、ホラー映画が怖くてハンバーガーで顔を隠したり、あこ子に追いかけられてパニックになったりとコメディパートもしっかりこなしてくれました。最後のバスケシーンでの「俺もいるぞ~!」も笑いましたね。
下北沢の階段で「がんばりなんて人それぞれなんだから」とあこ子を導く成田に「成田も幸せになってくれ~!」と思っちゃいました。最後充希に翻弄されてたからある意味幸せかも?
柾哉さんや美穂さんより年下とは思えない存在感さすがでした。
④あこ子役・渡邉美穂さん
原作者にリアルあこ子と言わしめたツインテール美穂さん素晴らしかったです!
それと「おのれサッカー部!」の時のキックが運動神経良かった!
成田を追いかける時に腕をいったん後ろに振りかぶるギャグ的な疾走も良かったな!
充希がオフショル下ろしに怒る顔も劇場で笑いが起きていました。
と、そのような大げさな演技・セリフ・変顔などに目を奪われがちですが、じっくり見ると繊細な演技を行っているのがよくわかります。特に表情が素晴らしくて、カラオケで充希が直己に目がハートになっているのを見た時の驚きの表情から少し悔しそうな表情に遷移するところだとか、ツイスターで充希が直己に当たりが強い時のあこ子の不審そうな表情から自分を無理に納得させようとする表情への変化、そして後でお話しするキス後の表情など、表情演技がデジタルではなくアナログで無段階に変化していくところに彼女の凄さがあります。是非2回目以降注目してみてください。
⑤あこ子の直己へのエール
この前に充希から「間に合わなかったら次の飛行機で追っかけるんだよ!」って言われるくらいですから当然以前のあこ子なら直己を引き留めていたことでしょう。
でもあこ子は直己への想いはそのまま直己をニューヨークに送り出します。「フレーフレー直己」と腕を振るあこ子、美穂さんの迫真の演技にここから涙ダダ洩れです。
もしあこ子が直己の立場を考えず「行かないで」と迫っていたら、はたして直己は足を止めなかったかもしれません。「直己の気持ちが全然わかんない!」と離れていった過去の彼女とあまり変わりません。直己の気持ちに寄り添い、その上で直己への想いを伝える一つ大人になったあこ子を、美穂さんは入神の演技で表現してくれました。ブラボーです!
⑥キスシーン
合計3回あって、1回目はあこ子の部屋でお母さんの呼びかけで中断するシーン
2回目は雨の中での充希が強引に直己の唇を奪うシーン(これは本当にしていないでしょうね)
そして3回目で空港の出発ロビーでキス
とろけるように甘い直己のセリフから、無音でスローでのキス、そして唇がぷるんと離れた後のあこ子の、最初何が起こったかわからない表情から、ようやくキスがあったと理解してきてだんだん微笑になっていくシーンが本当にリアルで美しくて。
まさかこんなにしっかり見せてくれるとは!横堀監督の覚悟と、美穂さんと柾哉さんの俳優としての決意を感じることができました。
もしこれがおざなりのキスシーンでお茶を濁すようだったらがっかりでしたが、ちゃんと向き合ってくれて、恋愛映画の歴史に残るキスシーンだったと断言します。
⑦素晴らしいMINIのみなさん
今回映画館に何回も足を運びましたが、ほとんどMINIさんだったように思います。直己と美穂さんのキスシーンでは声も漏れていました。
最初、試写会でキスシーンを見た時は女性の多いMINIさんから美穂さんが嫉妬されたり攻撃されたりしないか多少不安でした。美穂さんはアイドル卒業していますが、柾哉さんは現役ですからね。反発もあっても仕方がないと思っていました。
でもそんな不安は杞憂でした。
「美穂ちゃんがすごく可愛かった」「柾哉君の相手が美穂ちゃんで良かった」と沢山の方が褒めてくれていました。本当に暖かい方ばかりで柾哉さんやINIのイメージも自分の中ですごくアップしました。
MINIさんがリアルと演技の違いをきちんと理解していただいており、柾哉さんの映画に対する決意と覚悟を尊重していることがよくわかりました。美穂さんのファンも見習います!
⑧最後に
まだまだ書きたいことは沢山ありますが、それはまた別の機会に完全版を書きたいと思います!
推しが出ていることを差し引いても本当に面白い映画でしたし、横堀監督の映像表現、素晴らしい主題歌と挿入歌、脇を固めるみなさんの熱演のおかげで素晴らしい作品に仕上がっていたと思います。
恋愛映画はちょっと……という男性にもおすすめですよ!
映画『あたしの!』大好評おめでとうございます!
「これは面白そうだ!」と思って行ったら、やっぱり面白かったです!そして、あんなに映画館で泣いたのは生まれて初めてです
観に行って本当に良かったわー
序盤はとにかく面白くて、映画館なのに声をあげて笑いました
その後のことはネタバレになるので言及を避けますが、面白くて泣ける映画をお探しの方には何がなんでも観ていただきたい映画です
私がチケットを買って皆さんにお配りしたいほど素晴らしい映画でした
もうキャスト陣がなにしろ適材適所、そして主演の渡邉美穂さんの演技が「演技」を超えて本当にナチュラル
私はこう見えて「おひさま(=日向坂46ファン)」で、渡邉美穂さんはじめ日向坂46出演のドラマ『DASADA』を観ていました
その感想は
「日向坂46の中では渡邉美穂さん・小坂菜緒さん(先日大河ドラマに出演)・丹生明里さん(映画『踊る』シリーズのスピンオフに出演)が演技面で頭抜けているな」
というものでした
しかしそれはあくまで
「アイドルにしては演技が上手い」
という認識でした
しかし本作を観て、渡邉美穂さんは「進化」していることに気づかされました
元アイドルという肩書きと関係なく、完全に一人の主演俳優に変身していました
途中元アイドルの経験が活きたシーンも少しありましたが
そして渡邉美穂さんは日向坂46の小坂菜緒さん・正源司陽子さん・小西夏菜実さんと同様に映画館にある大画面のアップでも鑑賞に耐えられる、
「画(え)が持つ俳優さん」
だなとひいき目なしに思いました(※丹生明里さん出演の映画はまだ観れておりません)
これは女性の俳優さんでも限られた人しかいない、稀有な才能の持ち主なんだろうなと私は思います
渡邉美穂さんはこれからいったいどんな看板俳優になっていくのか、末恐ろしい『大器』だなと私は感じました
おひさまとしてもOGの彼女の活躍は誇らしいですし、希望の星だなと思います
編集が可愛い!
従来のいわゆる「この枠」と比べた場合理解難易度は高めか
今年406本目(合計1,497本目/今月(2024年11月度)12本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
いわゆる「ちぎら君」みたいな枠であり、毎年まぁある枠といえばそうですね。展開が似たり寄ったりになるのもお約束。
ただこの映画はそうした前提(お約束展開がどうだの何だのといったこと)は堅持しつつ、高校2年(だったか3年だったか)の軸と別に、幼稚園の頃の軸の話との感情の交差を扱っている部分があるので、「その限りにおいて」「この手のよくある映画枠」の観点では難易度が高めかな、といったところです。
ただそれとて「この手の映画枠で見た場合」という話であって、全体的にはいわゆる「ちぎら君」みたいな展開になるのはそうそう変わらないし、そこはまぁ誤差範囲内かなと思います。とはいえ逆に言えばそうした「子供のときの経験と中高、特に大人に準じる高校2年になった当事者の当時の思い出の交差」という論点は他のこの手の映画にはなかった論点で、「この限りにおいては」考えるところもあってよかったかなといったところです。
展開自体は「ちぎら君」みたいなお約束展開テンプレパターンで、余りこう変わるものではないですが、やや表現が(それらの枠の中で考えるとして)子供向けかなと思ったり、逆に上記の関係で大人向けと思ったりとバラバラなところがありますね。この点はいろいろあるでしょうね。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/身分行為と心裡留保)
身分行為に心裡留保の適用はありません(第三者が保護されるとかされないとかという話ではない)
(減点0.2/一般の法律行為と心裡留保)
(通常の)心裡留保は善意無過失の相手方、および善意の第三者に対抗できません。
(減点0.2/表見代理の考察が雑)
カラオケ店だったかにいくシーンで「何でもおごっていいって店長にいわれているから」というのは実際そうか不明で(ただ、常識論として見て未成年のアルバイトにそこまでの権限を与えることは考えにくい)、一種の権限踰越の表見代理のように見えるシーンがあります(ここは解釈が微妙)。ただ第三者は通常保護はされるので問題はないですが、通常のバイト相場からしては考えにくいので(上限金額を設定する等が考えられます)、やや雑かな(相場からして明らかに変に思える)といったところです。
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笑って泣ける素敵な作品
原作も俳優さんも知らない彼氏を連れて鑑賞してきました。
ラブコメ要素ありつつ、人間関係の難しさも描かれていて笑って泣ける素敵な作品でした。
感情がこちらに伝わってくる俳優さんたちの表情がよかったと彼氏も鑑賞後に話していました。
映画はもちろんですが、主題歌のINIの「Break of Dawn」もとても素敵でした。
次は友人と観に行きたいと思います。
とにかく観て欲しい
とにかく話の内容が素晴らしかった。
ただあと少し恋に発展するまでの心情を観たかった気もする。
しかし、4人全員の演技が本当に上手で見ていて
心が締め付けられたり、感情が揺さぶられたのが凄く良かった。
なおみくんが本当に王子様のようだった。
1回もINIの木村柾哉さんだと思わなかった。
なおみくんそのものだった。最後のシーンが特に良く、気づいたら涙が出てきた。きっと仕事も忙しい中の撮影だったと思う。そんな中 沢山努力して沢山悩んでいたからこそ、なおみくんが演じられたのだと思う。彼がなおみくんで良かったと心からそう思った。そして、あここがとても良かった。とにかく真っ直ぐで、表情の演技が特に良かった。ああいった真っ直ぐ女子を実写でするとなると、重ったるくなることもあると思うが、そういったことが全く一瞬も無かった。ずっと可愛くて、あここのことが大好きになった。演技がひたすらお上手だった。また、みつきと成田くんが居てくれてこそのこの作品だと思う。あこことみつき、なおみくんと成田くんの友情の描き方がとにかく良いから、年齢・性別問わずひいき目無しに本当に多くの人に見て欲しい作品。この作品が、1人でも多くの人に届くことを心より願っています。
【”恋愛と友情はどっちも私の宝物!”真っ直ぐに自分の気持ちを伝える女子高生とその親友の恋愛競争の姿が眩しくて面白い少女漫画実写映画の逸品。今作はとても爽やかな恋愛映画だと私は思います。】
■あここ(渡邉美穂)と、みつき(齊藤なぎさ)は小学生からの親友。きっかけは、小学三年になっても、自転車に乗れないみつきを苛める子たちをあここが、蹴散らしたからである。
そして、時は流れ二人は高校2年生。関係性は変わらない。
だが、二人の前に学校一の人気男子の直己(木村柾哉)が、留年して彼女たちのクラスにやって来る。
◆感想
・幸田もも子先生の漫画の実写化では、「センセイ君主」を良く覚えている。今を時めく、浜辺美波さんが先生(竹内涼真)に真っ直ぐに且つコミカルに思いを伝えるコメディエンヌの才もある事を見事に示した作品で、とても面白かったモノである。
今作でも、あここと、みつきが直己を巡って恋愛競争する姿を、脳内で戦国武将みたいな兜を被って表したクスクス笑えるコメディ要素が、良かったな。
・あこことみつきが、正反対と言っても良い性格なのに、相手を想う仲の良さも良く描けていて、特にドストレートに直己に告白するあここの姿を見ながら、内気なみつきが、あここの事を気にしながら自分の気持ちを直己に告げる雨中のシーンなども良かったな。
みつきを演じた齊藤なぎささんは、今夏公開された「恋を知らない僕たちは」で知ったのだが、とても素敵な女優さんで、この人は更にビッグになるんじゃないかなとオジサンは思ったよ。
・チャーリーパピコを頑張って刺繍で作るあここの想いや、彼女の行動(”大好き”と机で校庭に書いたところに、サッカーボールが転がって来て”犬好き”になるシーンは可笑しかったな。)に大笑いする直己の気持ちがドンドンあここに惹かれて行く姿を切ない表情で見るみつきが、雨中での行為をキチンと直己に謝って、キチンと振られる所もナカナカであったよ。
■今作で、直己の親友である成田(山中柔太朗)の役割は重要で、要所要所であこことみつきに的確なアドバイスをしてあげる所も良かったな。今作の陰のMVPであろう。
あとは、"LINDBERG"の”今すぐ Kiss Me"が、カラオケ屋で歌われるシーンもオジサン的には嬉しかったな。(今でも人気なのかな?)
<仮面夫婦だった直己の両親(それ故に、直己は自分の気持ちに素直になれない。)が離婚し、母に付いてニューヨークに旅立つ直前の直己の所に駆け付けて、号泣しながら想いを告げるシーンもとても良かったな。
ラストも、とても爽やかに終わる今作は、眩しくて面白い少女漫画実写映画の逸品であると、私は思います。キッパリ!>
■満点レビュー多数ですが、ホントに面白かったんだよ!
恋か友情か、その揺れ動きを楽しめる作品
爽やか
恋愛×友情=あたしの宝物!
大ヒット同名コミックを映画化した青春ラブコメディ。正反対の性格を持つ女子高生二人が学校イチの王子様を争い奮闘する王道のストーリー。
幼少期の友情から描いたストーリーは非常に分かり易くて主人公に徐々に共感して感情移入していく展開が絶妙です。恋愛の行く末にドキドキしながら最後は幸福な気分になりました。
2024-189
渡邉美穂、明るく可愛いくて良かった
思いたったら即行動、正義感強くて嘘をつけない女子高生のあこ子は、高校2年の新学期初日、学校イチの人気者・直己が、留年してあこ子と同学年で同じクラスになった事を知った。直己に会ってすぐ一目ぼれしたあこ子は、早速彼に告白したが、今彼女をつくる気はない、と言われふられてしまった。直己の親友・成田から直己が以前彼女に振られてから女性不信になった事を知り、直己と付き合えないでも彼を好きでいようと思った。一方、あこ子と小学校以来の親友の充希も、直己の事を好きになり・・・さてどうなる、という話。
ラブコメなんだろうけど、湿っぽくないし、落ち込みも酷くないから明るくて面白かった。
あこ子みたいな性格の子好きだなぁ。演じてた元日向坂46の渡邉美穂はちょい太めだったけど、健康的で明るくてかわいかった。ツインテールが似合ってたし、自転車を立ちこぎしてた時のミニスカからの太めの太ももが魅力的だった。
渡邉美穂って藤田ニコルに似てるなぁ、って観てたら、本物の藤田ニコルが出てきて驚いた。
充希役の齊藤なぎさも演技は良かったけど、個人的には好きじゃないタイプ。
直己は小栗旬に似てる俳優だなぁ、って観てた。
あと、成田くんもみんなの話を聴き、気配りができて良かったなぁ。
あたしの!って題何?って思ってたが、あたしの直己、って事なんだろうね。
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