「ヴェノムとエディの友情の絆」ヴェノム ザ・ラストダンス bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヴェノムとエディの友情の絆

2024年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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元々はスパイダーマンの悪役として登場したヴェノム。スパイダーマンから独立して、相棒のエディーと共に、マーベルのダーク・ヒーローとして、活躍を描いた3作目。そして、いよいよ物語のクライマックスを迎える。強敵カーネイジとの壮絶な闘いの末に勝ち残ったヴェノムとエディ。本作では、いよいよシンビオートの創造主であり、ラスボスの邪神『ヌル』が登場し、ヌルの命令で送りこまれたエイリアンと、命を賭けた激しい闘いを繰り広げる。

ヴェノムの激しい性分とも次第に馴染み、友情さえ芽生えてきたエディだが、メキシコで酒浸りの生活を送っていた。そこに、エリア51で密かに進められたエイリアン調査隊が乗り込み、エディを拉致しヴェノムと切り離して、ヴェノムの元となる『シンビオート』を確保する。

そんな折、ヴェノムを狙う殺しても殺しても再生する恐ろしいエイリアンが、『ヌル』によってに送り込まれ、エリア51はエイリアンによって壊滅的な攻撃を受ける。そして、絶体絶命のその時に、これまでエリア51で保管していた『シンビオート』が、エリア51の職員に次々と乗り移り、ヴェノム軍団の仲間となって窮地を救おうと、エイリアンに立ち向かっていく。

本作では、ヴェノムとエディの友情と絆がメインテーマとなっている。凸凹コンビの掛け合いは、相変わらずウィットに富んで楽しませてくれるが、ラストには、感動的なシーンも用意されていた。また、本作のアクセントになっているのが、宇宙人の存在を信じ、未知との遭遇を願って、エリア51を訪れる風変りな家族。その父親の活躍と息子との約束もまた、クライマックスを盛り上げるシーンの一つだ。

ただ、クライマックスの激しい戦闘シーンは、感動的なシーンも含めて楽しめたが、途中、その家族とエリア51にまで辿り着くまでは中弛みで、眠気との闘いだった。主演のトム・ハーディーもちょっと中年太り。ヴェノムとの掛け合いは面白いが、激しいアクションは、なかなか難しく感じた。

bunmei21
bunmei21さんのコメント
2024年11月5日

トミーさん(^^)トムは、この役を考えたら、これでいいのかとも思いますが、やはりピークの姿を知ってると、痛々しいですね。

bunmei21
トミーさんのコメント
2024年11月5日

共感ありがとうございます。
トムハーディ問題は、自分にはヴェノム以前から深刻に思えてます。マックスを演った時も誰? このデブと最後迄受け付けなかったので。今作はくたびれ加減がマッチしてましたが・・日常鍛えてる様子が無いキャラですよね。

トミー