劇場公開日 2024年10月18日

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「フィリピンの大き過ぎる愛」ボルテスV レガシー ライブラさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5フィリピンの大き過ぎる愛

2025年2月26日
iPhoneアプリから投稿

数年前からプロモーションでYouTubeに実写ボルテスVの映像が流れていて、フィリピン製のボルテスVとの事で待ち焦がれていました。

フィリピンではボルテスVが放送される前はアメリカ産の「トムとジェリー」くらいしか放送されていなくて、初日本アニメがロボット物、しかも日本では二番煎じになるが、フィリピンでは初めての5体合体ロボ。
ロボットアニメでは初めてになる大河ドラマの様なストーリー。

あれよこれよする内にフィリピンでは57%の視聴率。
暴力的、勉強をしないとの理由で時の独裁大統領マルコスによって放送中止になり、その後エドゥサ革命で残りを放映。
再放送を繰り返して今では殆どのフィリピン人が知っているというフィリピンでは伝説のアニメ。

YouTubeで観たボルトマシーンの合体を大画面で観るだけでも映画館に行く価値あり。
フィリピンでは全90話作られたテレビドラマで、今回はアニメの2話の上映。

スーパーロボ全盛期のツッコミどころ満載だけど、フィリピンの大きい過ぎる愛が伝わって来ました。
作品に必要なのは愛だよね。
ストーリーは兎も角、ボルテスVとビーストファイターとの闘いは良い。

テレビシリーズのプロモーションの様な作品。
続きはテレビで観ます。
日本でないと魂が宿らないといって主題歌、合体シーンの歌は現地の人が日本語で歌っているのもいいです。

ライブラ