「Mother」ボルテスV レガシー ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Mother
オリジナルの序盤を鑑賞してからの今作。
愛は国境を越えるんだという事をフィリピンからお伝えしてくれただけでも嬉しかったです。
特典は超電磁ペーパークラフトボルテスVでした。大きいのでバッグは必須です。
愛情はしっかりと伝わってきました。
ただ内容のアレンジが悪い方向に行ってしまい、TVで放送されたものの総集編というのもあって映像面のクオリティはあまり高くなく、総じて首を傾げながらの鑑賞になってしまいました。
初っ端からエイリアンがバンバン街を破壊する映像から始まっていき、映像はチープですが物量で攻めてきてくれるのでB級映画好きとしては最高のスタートを切ったと思います。
そこからのメンバー紹介も謎映像ありでしたがまぁ良かったです。
いざ出撃するぞとなったらエグいレベルで映像がブレだすのでスクリーンの戦闘シーンにいまいちのめり込めないですし、展開的にもなんだか都合がいい感じに進んでいくので物足りないですし、なんだか勢いそのまま戦ってるだけなシーンばかりで胃もたれしてしまいました。
ボルテスVが合体するところはやっぱり興奮しました。ロボットがガッチャンコして動き出すところに嬉しくなる感じはいつ思い出しても最高ですし、変身バンクもシンプルなものでしたがこのくらいササっとやってくれるのも良いよなとなりました。
クライマックスがひたすらお母さーんと叫び続けていた事しか頭に入って来ず、お母さんが特攻してからはうぉんうぉん泣くアームストロング兄弟が延々と映されたかと思いきや突然スンッとなって決意を固めて俺たちの戦いはこれからだ展開になるのでいくらなんでも端折りすぎだろ〜となりました。
主題歌は日本版をそのまま起用していたり、エンドロールも凝ってるあたりやはり大好きなんだなと伝わってくるのに内容のせいでモヤモヤするのが本当に惜しかったです。
やっぱロボットアニメの実写化って難しいんだなぁ、そこのマイケルのベイの監督さん、興味ありませんか?
鑑賞日 10/21
鑑賞時間 13:30〜15:20
座席 J-14