コール・ミー・ダンサーのレビュー・感想・評価

インド人の男性バレエダンサーが、紆余曲折を経てアメリカでダンサーとしてのチャンスを掴むサクセス・ストーリー。
割りと期待して観に行きました。
そこそこ面白かったけれど、期待していた程ではなかったかな。

前から気が付いてはいたのだけれど、私は、ドキュメンタリー映画は、少し苦手なんだなのかも。

個人的にダンスにあまり興味が湧かないというのもある。

自分としては、物語から得られたものはあまり無かった。

ドキュメンタリーでしたので、あまり起伏は少ない映画でした。
出会いや別れ、怪我など、他の映画であれば、じっくり描かれそうな箇所もさくさくいくので、ちょっと感情移入の難しさはありました。
せめてラストのソリストとしての講演は、もう少し見せてほしかったです。主人公の目標が叶った、一番の見せ場なのにとは思います。
それでも、ダンスの美しさ、実力があってもそれが中々報われない主人公が、諦めず前へと進み続ける姿には感動しました。