「これほんとにドキュメンタリー!?」コール・ミー・ダンサー ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
これほんとにドキュメンタリー!?
2024年劇場鑑賞318本目。
予告の時点でドキュメンタリーだけどドキュメンタリーっぽくないな、と思っていたダンサーを目指す青年マニーシュを数年追ったドキュメンタリー。
これフィクションのバレエ映画よりストーリーが面白いぞ・・・!
飛び抜けた才能を持っているがダンスを始めたのが遅すぎてイバラの道を歩むことになるマニーシュ。若い天才ライバル、生涯の師との出会い、安定した収入が約束される栄光の道と自分のやりたい事との選択、その他にも色々な事が起きるのですが、マニーシュのダンサーになりたい、という誠実さで問題が一つ一つクリアされていくのがまるで池井戸潤の小説を読んでいるかのような爽快感を与えてくれます。
特に師弟愛が見られる所では感動で泣いてしまいました。今年一番の作品かもしれないです。
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