劇場公開日 2024年8月9日

「ボレロとラヴェルを知る」ボレロ 永遠の旋律 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ボレロとラヴェルを知る

2024年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

1928年のフランス・パリで、作曲家モーリス・ラヴェルは、バレエダンサーのイダから新しいバレエ曲を依頼された。その頃のラヴェルは曲が書けずスランプだったが、試行錯誤の末、ついに、ボレロを完成させた。しかしすべてを注ぎ込んで作り上げたこの曲だが、彼の意図した情景と全く違い、イダが振り付けたのは娼婦のようなバレエであり、落ち込んだが、観客からは絶賛された。そんな話。

ボレロはもちろん聞いたことあるが、作曲家がラヴェルだという事も、フランス人だという事も知らずに鑑賞した。
ローマ賞に何度も挑戦し、落ち続けたことや、曲が書けないと悩んでる時期があったりで、天才肌では無かったのだろうと思った。
友人の姉のミシアを好きだったのだろうが、彼女は金持ちと結婚したため一生独身を貫いたようだ。
ボレロ発表の頃から記憶障害になり、寂しい晩年を過ごしたみたい。
そんはボレロとラヴェルを知ることのできる作品。

りあの
オプンチアさんのコメント
2024年9月18日

ラヴェル、サンサーンス、チャイコフスキー、ガーシュウィン、バーンスタイン……皆さんゲイで映画にもなっている

オプンチア